NPO法人 無料塾ひこざ |
子どもの居場所「みんなの広場」(新開)をよろしく!
新開第一自治会の岡崎と申します。今回「ひこざ便」をお借りして、当自治会が取り組んでいる子どもの居場所作りについてご紹介させていただきます。
新開はJR 西浦和駅の北西方向、新大宮バイパスと志木街道、荒川土手に囲まれた地域で域内に新開小学校があります。昨年1 月から毎月1 回「みんなの広場」という名称で、子どもの居場所を自治会で運営しています。企画段階で無料塾を見学させていただいたのが、ひこざさんとのご縁でした。自治会の集会所を開放し、1 階は遊び中心、2 階は勉強の場として午後4 時から7 時まで、毎月30 名前後の小学生が参加しています。地域住民、近隣の福祉施設や公共施設・保育園などの職員さん、「ひこざらす」の埼大生さんなど、老若男女、多様な大人がボランティアとして支えてくださっています。
遊びについては、子供たちが自分で何かを作ったり、季節を感じられるテーマを毎回決めて、全員参加で取り組む時間を設けています。先月は松ぼっくりでクリスマスツリーを作りました。今のところ居場所に困っている子どもは見受けられませんが、子どもたちの健全な成長の一助になればとの思いで、これからも続けていきたいと思います。ボランティアは随時募集しておりますので、ご興味をお持ちの方は当方までご連絡ください。よろしくお願いいたします。
新開第一自治会 副会長 岡崎徹
コ-プみらい財団理事長兼コ-プみらい副理事長小林新治様のご訪問 3 月15 日午後4時頃、奥野事務局員も含め2名の訪問を角田代表と石塚でお受けした。 ②この4月に高等学校・高等専門に入学する1年生 ③奨学金:月額1万円/3年間無償給 付。 ④募集人数100 名。 ⑤2019 年4月10 日必着との事(詳細はコープ未来財団のホームペ ージhttps://www.coopmirai-zaidan.or.jp/scholarship/bosyu/ご参照ください)。
因みに昨年第1回の実績は100 人に対し390 人の募集があり、家庭の収入を重視しながら成績(学業に励んでもらう為)の2つの規準で選考されたとの事。サポ-トする組合員は1万人以上で一口100 円から。平均3~4口で年間約4000 万で運営されているとの事であった。昨今の経済的に困難なひとり親家庭の状況を反映していると痛感させられる一方でそれを支援していこうとする一般組合員の方がたにも頭が下がった。
スタッフ 石塚理一
さて、1 月といえば私の好きな文豪の夢野久作さんの誕生月でした。1 月4 日が誕生日である夢野さんの作品は、淡々としていながら人間のエゴから生まれるひそやかな狂気を繊細にそして時に大胆に日常の中に描き出しており、まるでついゴシップ記事を読むために週刊誌を手に取ってしまう時のような気持ちにさせられ、僅かな緊張と多大な好奇心から続きが読みたくなる強い魅力を持っています。 ちなみに私のおススメは『少女地獄』という短編集です。ミステリー調の作品が三作収録されています。いずれもとても面白く、ドキドキする内容になっています。この機会にぜひ読んでみてくださいね。 教育学部小学校コース1 年 手塚 教える難しさを感じています 私は昨年の4月、埼玉大学に入学して2週間ほど経った時期にひこざに入りました。元々ボランティアに興味があり、何か面白そうな活動はないかと探しているときにここひこざを紹介していただき、体験を経て入ることを決めました。それからは毎回子どもたちと楽しく関わらせていただき、とても充実した活動をさせていただいています。私自身、アルバイトや大学のサークルで子どもたちと関わる機会は多いですが、そのほとんどが小学生の子どもたちで、主に中学生の子どもたちと関わることができるひこざは私にとってとても貴重な場となっています。 今まで活動してきた中で感じたことは、子どもたちの学習をお手伝いすることの難しさです。初めは見るのは小中学生の問題だから簡単だろうと思っていましたが、実際に子どもたちと一緒に勉強してみると、どうしてここがわからないのか、どうすればわかるようになるのかなど考えさせられる場面が毎回のようにあり、簡単ではないことを日々実感しています。 まだまだ未熟な部分も多く、本当に子どもたちの力になれているかどうか不安に思うときもありますが、少しでも頑張っている子どもたちの役に立てるよう尽力していきたいと考えています。よろしくお願いします。 「ひこざらす。」阿部記 居場所があるのは救いです
「経済的な問題などを抱える子どもが学べる塾「ひこざ」。これは医療生協の中で「子供の居場所」が子供の成長に役立つという考えと同じと思います。 こうして学べる場所があると良いなと思っていたなか、孫の不登校を知り、これからもっといろいろな学習をするのに基礎学力がついていないと心配していました。 このとても大変な仕事を角田理事長さんたちが始めてくれたのです。小さな手助けでもできれば協力をしたいと思います。大久保領家 井澤美佐子 記
小6男子生徒の社会を臨時に担当して 内容は聖徳太子(574~628)という事で、教科書2ページの中には、仏教の布教、法隆寺、憲法十七条、中臣鎌足と中大兄皇子による蘇我入鹿の謀殺、大化改新がありました。時間があったので、次の2ページで平城京を勉強しました。太極殿、朱雀門の載った地図、貴族と一般の人の食事例の写真、租・調・庸・雑徭などの税の種類、木簡の意味についてです。 当時の日本は、蘇我氏、中臣氏、物部氏、大伴氏など豪族がそれぞれの地域を支配していたが、それが大和政権によって一つの統一国家に形成されていったのが聖徳太子、平城京の時代だと説明しました。 聖徳太子のページの前に応神天皇陵の写真があったので、古墳の意味、古墳の大きさの変化を説明しました。埼玉県内には、行田市のさきたま古墳群(5~7世紀)、吉見町には200基以上横穴式石室からなる吉見百穴(6~7世紀)があります。 何よりも桜区内には塚本白鍬古墳群、大宮区三橋には側ヶ谷戸古墳群(6~7世紀)があります。もし生徒と見学できたら勉強のモチベーションも高まるのではと思いました。 たった4ページの中にたくさんの項目があって、これを一通りの講義で理解するのは大変だと思いました。学習塾の募集チラシに「+20点 成績保証制度」「得点力重視」「成績向上保証制度」とありました。特別の学習方法があるのでしょうか。単なるテストの点数だけではなく、勉強することが楽しく、生活の目標となるようになるように考えたいと思います。 理事 石川 巌 |