Hikoより
読者の皆さん ここまで読んでいただいて
ありがとうございます。
さて題名の「Violet Girl」とはどんな意味なのでしょうか
直訳すれば、『紫の少女』ですが、その紫ですが、夕日や朝日の紫です。
ですから「夕日の中の少女」あるいは「朝日の中の少女」ということになります。
紫が青と赤が交じり合って中間色であるように
夕日や朝日が昼と夜の境目であるように
主人公達の精神と肉体が 大人と子供の間で微妙に揺れ動く少女
というイメージを感じて欲しいと想っています。
これまでの粗筋
「出会いの広場」での待ち合わせ、そして映画を見た帰りに、誰も居なくなった その場所で、瞳は武に嫌われることを覚悟で 記憶喪失が原因で父親が異常に男女交際を制限していることを告げるのです。 そんな障壁を乗り越えて、武は瞳とバンド活動をする事を約束するのですが。
バンドの練習が原因で、瞳の父に二人の交際がみつかりますが、なぜか呼び出しはなく クラスメイトから父親のことが原因でいじめを受け始めたひとみは やがて 武ともに『普通の女子高校生の生活』を取り戻していくのでした。
瞳はバンド活動の中でダンスユニット・スキップビートと合同クリスマスパーティーを開く事になり メンバーの真由美と友達になります。 後からバンドに加入した勇輝の恋人の玲奈は顔見知りの真由美に近づき レモンスカッシューのメンバーの中に瞳とそっくりの洋子という女が加入したことを教えます。
翌日の夜、心配していた洋子を安心させる為に「洋子」に二回目の電話を掛けます。 その日を境に、次々と説明できないようなアクシデントが武達を苦しめようにります。・・・ |
・・・これがここまでの粗筋です。
では いよいよ物語りは瞳と洋子の謎絡ませて動き出します。
ご期待ください。