12 注連縄

 御幣の次は注連縄です。
 神社には注連縄があります。なぜか?
 神域と俗域を分けるために張ると言われる縄です。これをOリングにより検討してみましょう。
 一般的な注連縄の構造は横一本の縄、それに複数の紙垂と〆の子が付けてあります。
 御幣と同じように神社や地方によって縄の綯い方、紙垂と〆の子の数や方向に色々なパタ
ーンがあります。


金屋子神社の注連縄

 どんな風に検討するのかと言うと、至極簡単です。一人が紙垂の下に立ち、もう一人が〆の
子の下に立ってOリングテスト。すると、〆の子の下にいる人のOリングは開きません。
〆の子の下にいる人はパワーアップしています。

 紙垂・御幣の項で触れていますが、紙垂には空中から『気』を吸い寄せる、あるいは『気』を
発生させる、何れにしても『気』が出てくるようです。それを縄が増幅伝達し〆の子から放出し
ているようです。 下の模式図を参照下さい。赤の矢印が『気』の流れです。



 もしその放出されている『気』が見えるとすれば、注連縄は神域の前に格子あるいは柱のよう
に見えるのではないでしょうか。その格子・柱により、神域と俗域が分けられていると考えるこ
とが出来ます。

 日本の神様は、『気』の格子・柱に守られている。逆に『気』の格子・柱に封印さえられてい
る。と考えることも出来ます。(古事記:天の石屋戸 尻くめ縄)その『気』に反応し通ることが出
来ないものとは何でしょう。興味は尽きないですね。

 検証実験
 ホームセンターから綿ロープを1M買ってきます。90円/Mです。


 紙垂を作ります。


 庭から草を採ってきます。


 注連縄を作ります。紙垂と草はロープの撚りを戻して挟み込むだけです。
 

 はい!  完成

これを使って

上記の実験をやって見て下さい。
草の先端を掌につけてOリングテストを行うと。

ビックリされることでしょう。

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