8 炎

8-1  炎とOリングテスト

 火は私たちの生活に無くてはならないものです。
 さて、火をOリングテストにかけてみましょう。
 と言っても、熱くて炎を持つわけにはいかないので、ろうそくに火をつけます。その点火のやり
方を変えて見ます。一つは虫眼鏡を使って、太陽から紙に点火しそれをろうそくに移します。も
う一つは、マッチで火をつけます。
 そして、Oリングテスト、なんとなく想像が付きますが、太陽光から採火したろうそくはOリング
が反応します。驚いたことに、その火を次々継いでもOリングはそれをはっきり判定します。た
めしに蚊取り線香に付けても明らかにマッチ点火と、太陽光採火と判定することができます。 
 炎が太陽から採火さてたことを覚えていて、Oリングはそれに反応するのでしょうか。炎その
ものが違うのでしょうか。
 写真、見た目では、全くその違いを判別できません。

 
 どちらがマッチか見て分かりますか?
 オリンピックの聖火リレーの火は、採火された時の記憶?を持っている。と言うことが分かり
ます。聖火リレーの意義がなんとなく分かったような気がします。

 出雲大社では、出雲国造が亡くなると「神火の相続」=「火継式」が行われます。国造家に伝
わる火燧臼と火燧杵で熊野大社の鑚火殿において神火を鑚り出し、その火で調理した物を食
べることで国造が引き継がれます。国造は終生その火で調理したものを食べ、家族と言えども
それを口にすることはできないそうです。この火は現国造が亡くなるまで守られ消えることはあ
りません。
 古代の人たちは火=炎に対して現代人とは違った見方をしていたのではないでしょうか。
 また、炎には私たちには見えない何かが隠れているのではないでしょうか。


8-2  炎と方位

 日の光よって点火したろうそくの炎の写真を用意します。L判ぐらいが良いでしょう。その写真
を左手に乗せどの方向に向いた時にOリングが反応するかやって見ましょう。



 炎の本(ろうそくの芯の側)が北を向いた時、炎の先端は南向きの時に反応します。
 何故でしょうか。
 空中の『気』の流れに関係があるようです。炎の流れが『気』の流れに沿った時にOリングが
反応するようです。何もない普通の場所では『気』は北から南に向かって流れていると考えられ
ます。ただ、これは私の移動できる範囲内で確認したことです。あなたの所では違う方向を向く
かもしれません。更なる検証が必要です。
 地磁気も北の磁極から南の磁極に流れている様ですが、地磁気に炎の写真が反応している
のでしょうか。いったいどのような理由でそうなるかは分かりませんが、炎の写真で『気』の流
れの方向を知ることが出来ます。

 御幣の柄の部分から『気』が出ているようですが、その方向をこの方法で確かめることが出
来ます。



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