おふでさき 17号 56 から 神の残念  
     
 
けふまでハとんなみちやらしれなんだ
          これからさきハみちをしらする  (17-56)

このみちハどふゆう事にをもうかな
          月日ざんねんいちじよの事    (17-57)

このざねんなにの事やとをもうかな
          かんろふ大が一のざんねん   (17-58)

このざねん一寸の事でハないほどに
          どんなかやしを月日するやら   (17-59)

どのよふな事がありてもうらみなよ
          みなめゑ/\にしてをいたのや (17-60)

このさきハせかへぢううハとこまでも
          高山にてもたにそこまでも     (17-61)

これからハせかい一れつたん/\と
          むねのそふちをするとをもへよ   (17-62)

このそふぢなんとをもうぞみなのもの
          神の心をたれもしろまい        (17-63)

月日にハどんなざねんがあるとても
          いまゝでぢいとみゆるしていた    (17-64)

さあけふハ日もぢうふんにつんできた
          なんてもかやしせずにいられん   (17-65)

このかやしなにの事やとをもている
          神のさんねんばかりなるぞや    (17-66)

このざねん一寸の事とハをもうなよ
          つもりかさなりゆへの事やで    (17-67)

月日にハせかいぢううハみなハが子
          かハいゝばいをもていれども    (17-68)

それしらすみな一れつハめへ/\に
          ほこりばかりをしやんしている    (17-69)

この心神のざんねんをもてくれ
          どふむなんともゆうにゆハれん   (17-70)

いまゝでのよふなる事ハゆハんでな
          これからさきハさとりばかりや    (17-71)

このさきハなにをゆうやらしれんでな
          どふぞしかりしやんしてくれ     (17-72)

さと/\たをと/\びよさま/\            (17-73)

このはなしあいづたてやいてたならば
          なにゝついてもみなこのとふり   (17-74)

これをはな一れつ心しやんたのむで         (17-75)
 
 
 注:17-73
 さと(ミキの実家)たをと(長男の内縁関係の家)びよさま(長男の正妻の実家) : ミキ 教えに反した行動が多かった。それに対してミキの戒めの言葉が17-74
 
 

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