29 お供え

神道では神棚にお供えをします。
献饌(けんせん)と言います。
献饌はお供え物を皿に載せさらに、三方に載せての台の上に載せていきます。
その載せ方にある法則があります。調饌と言います。
天理教を例にとります。 

      以下 天理教「おつとめ及び祭儀式」24頁より。

献 饌 作 法
 調饌に就いての注意
   魚類の中で、海魚は腹を神前に、川魚は背を神前に向け、共に頭は神様に向って右にし
   て供える。
   野菜類は根を神様に向って、左にして供える。
   鳥類は頭を神様に向つて右にして、背を上に、足をなるべく腹下にして供える。
   果物は概ね竜頭を上にして供える。しかし柿のようなものは便宜上竜頭を下にして供える。


天理教のお供え
栗は数が多いので揃えていません。かぼちゃの左側の物は方向が間違っています。逆です。柿は概ね正しい方向に積んであります。


それぞれ、の品を手に取ってOリングテストをします。
野菜は生えてた方向に持つとOリングが締まる。果物は生っていた方向に持つと締まる。

神様のお供えは「気」の流れを揃えるようにしてあります。
加えて、三方も上方に「気」が流れるような構造をしています。
深い意味がありそうですね。
なぜか?・・・・・・・・
でも、今、誰もそれを説明できる人はいません





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