茎崎町は、2002年11月、隣接のつくば市に合併されてしまったが、地味ながらなかなか見どころのある町だ。茎崎といえばゴボウの産地。農産物も豊富だ。行き方は、国道6号線を牛久の先で左折。10〜15分くらいかな。
一番有名なのが「つくば牡丹園」。細長い園内には、牡丹はもちろん、しゃくやく、ゆりなどがたくさん見られる。時期によって見られる花が違うが、やはり、5月が一番だろう。残念ながら私が行った時は、牡丹は終わっていて、シャクヤクが咲いていた。でも、これまた、とてもきれいだった。
しかし、何といってもお気に入りは「高崎自然の森」だ。
高崎自然の森は、つくば牡丹園より牛久寄りにあるが、入り口が分かりにくいので、たいていの人は通りすぎてしまうだろう。とにかくヘンなところにあるのだ。駐車場は、ご覧の通り、仕切りのないフリースペース状態。何度か行ったのだが、駐車している車はいつも2〜3台だった。当然、園内を歩く人もほとんど見かけない。考え様によっては寂しくて怖いともいえる。しかし、園内は結構広くて、緑や花がきれいで、気持ちが休まる。遊具などは何もないが、そこがいいのだ。唯一の欠点は送電線が通っていることかな。(右上の写真)
私が行ったのは、2002年の3月末。ご覧のように八重桜が満開だった。(人はほとんどいなかったけど)つくば市になってから行っていないので何とも言えないが、近くに自販機や売店などがないという状況は多分変わっていないと思う。ハッキリ言って何もないところだが、「穴場」である。