第5チェックポイント:三河国分尼寺
豊川市


東三河ウルトラで初めて訪れる第6チェックポイント「三河国分尼寺」

三河国分尼寺は一部復元され、立派な朱塗りの門が完成。
その前に車を止めると、管理棟から係の人が出てきて、注意されるのかな?と思いきや、
親切に案内をかってでてくれ、
復元のためにウン億円かかったという門の話をしてくれました。
そんな立派に復元された三河国分尼寺の中門前で行うクイズは「○×サドンデスクイズ」

原則として、1問正解1ポイントの10問限定の○×クイズで、10問終えた時点でポイント下位2名が落っこちるというクイズ。8人中勝ち抜けるのは6人!

ただし「サドンデス」ルールがあり、もし途中、8人中6人正解2人不正解となった場合、それまでの得点にかかわらず、その2人が即敗退となる。
厳しい〜とはいえ挑戦者8人それぞれは同条件。正解し続ければいいのだ(笑)

こんな恐ろしいルールの餌食となる挑戦者がいるのかどうかは神・・・いや国分尼寺ということで・・・仏様のみぞ知る・・・。




○×サドンデスクイズ
83
アメリカの映画賞・アカデミー賞。
受賞しても賞金はない?






○×サドンデスクイズ 結果

上の問題を見れば、わかる通り、たったの1問で決定しました!

まさに「サドンデス」。突然死は突然訪れるわけですが、予想外の結末。


どれだけ正解しても、たった一度まちがえたときが2人だったら即失格という
厳しいルールの恐怖感。絶対に正解してやる!という気合と、
もし間違えても3人以上(もしくは自分だけ(笑))でありますようにという祈りが
挑戦者の顔ににじみ出ている。不安げな8人の挑戦者たち。


問題を出して、「・・・ホールドアップ!」の掛声とともに○×パネルをあげた挑戦者8名。

6対2にわかれた!

6人組は「正解でありますように!」
2人組は「不正解じゃありませんように!」

どちらも自分たちの『正解』を祈る願いながら、こうも意味合いの違いが出るものなのか!?
と思わずにはいられないほどの気持ちが伝わってくる。

そして非情な正解発表。

歓喜に沸く6人の勝者とがっくりと肩を落とす2人の敗者。

明暗くっきりわかれた挑戦者たち。

突然生まれた一体感で喜びを分かち合う6人の勝者と、
突然訪れた敗退の現実に呆然とする2人の敗者。

ここで豊城、山森の歴代決勝進出者2名が脱落。

三河国分尼寺にて・・・・・・・合掌。

 8→6×豊城謙太郎・山森啓司
次は楽しい「赤塚山公園」




<屋根裏部屋からののぞき見予想>
○×クイズだから敗者予想難しいなぁと思って、屋根裏に隠れていたけど、○×クイズは怖いっすね〜。前回は、その前の大会の準優勝者・準決勝進出者を失格させ、今回は過去の大会の優勝者・準優勝者2名が失格!もし予想してても外してたね、こりゃ。別に早押しが強い人を落とすために存在する○×クイズじゃないのに、○×クイズで負けるのは早押しが強い人ってことが多くて、鬼門っすね。○×クイズは知ってりゃ100%!知らなくても50%という確率は誰も一緒なのに・・・。
今回8人の勝者で、過去に決勝にコマを進めたことがあるのは半分の4人。その4人の中の2人が負けてしまいました。今回は本当に予想の難しい回だこと・・・。


<裏話>
@三河国分尼寺は以前東三河ウルトラの下見ツアードライブで、三河国分寺に寄るついでに通ったのですが、そのときはまだ工事中で、今回訪れた際にはあまりの変貌ぶりにびっくりしました。
もちろん前日下見に行ったんですけどね。ぜひここは行かねば!と思い、チェックポイントに組み込みました。今回の東三河ウルトラの本が出たら、きっと表紙を飾ることになるだろう立派な門でした。ただ、前日下見のときに、一人で門の前に行ってみたら、(やっぱり)管理棟からおじさんが出てきました。怪しまれたのかな?と思いつつ、門以外は特に何もないなぁということを確認したところでとっとと後にしたのですが、翌日訪問してクイズやろうとしたら止められるかも・・・と思って不安でした。だから早押し台のいらない○×クイズになったわけです。

Aというわけで、長くても10問・・・そして生まれたのがサドンデスルールでした。まさか1問で終わるとは俺も予想してなかったけど、長くならず、数問で終わる=注意されることなく終わることを期待したのです。「クイズ?じゃぁ、見せてもらおうか」と管理人の方もおっしゃられたくらいで、結局杞憂に終わったわけですが、逆にあっという間に終わってしまい、管理人の方もよくわからなかったかも(^_^;)あれだけ好意的に接してくれたので、次に訪れる際は早押し台並べちゃおうかな(笑)

Bというわけで、前日下見のときに、ここでは長い時間をかけられないなということで、その下見のときに思いついたサドンデスルールの犠牲者となった二人の敗者。大会前日に思いついたルールだっただけに、当日1問目で6対2になって、実は即決定!していることに、すぐ気がつかなかったのです(苦笑)。ルール説明して、始まったばかりなのに、すっかり忘れてました。
挑戦者のざわついた反応を見て、ようやく気が付きました。あわてて正解発表しなくてよかった。
2人だけ×を出していた挑戦者の気持ちはただならぬものだったと思います。○×クイズは多数決じゃない!けど、やっぱり不正解。
正解が○でも×でも盛り上がった瞬間でした。それにしても1問で終わるとはなぁ。

Cサドンデスルールを設定したからには、サドンデスルールで決まって欲しいなという気持ちが8割ありました。(=悪魔)
残りの2割は、サドンデスで負けた人が実はそれまで上位だったときに非情なルールだなと思ったという天使な部分。
サドンデスルールが適用されるには、5問限定では少な過ぎ、7問限定でも不安だったので、10問限定ということにしたのです。10問出せば、一度くらいは6対2にわかれるかな?と。
基本、正解し続ければ、サドンデスで負けることはないのですが、なにせ○×クイズですからね。それまで全問正解でもたった1問間違えたときが2人のときになってしまったら・・・という恐怖。
短い時間だったけど味わえたかな?←始まって1問目のパネルを上げるまで・・・そしてその後正解が発表されるまでの間の豊城と啓司の不安げな顔はサドンデスルールの犠牲者にふさわしいものでした(^_^;)
逆にそのときの6人側にいるときの安心感と言ったらないですね。たとえそれが不正解でもサドンデスになることはないんだし。


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