| 決 勝:蔵王山 早押しクイズ 結果 |
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| 254 | 明治17年、父・高野貞吉が56歳のときに生まれたことから命名された、大日本帝国海軍大将といったら誰? | ||
| 「山本五十六」!という答えの後、「蔵王山」標高250mで鳴り響く正解チャイムの音。 第12回東三河横断ウルトラクイズが終わった瞬間でした。 決勝戦が終わったあと、聞いてみた。 「緊張しなかったかい?」 「なんか変な感じでした。なんで2人しかいないんだろうって思いました。」 そんな答えが返ってきた。 18人で始まった第12回東三河ウルトラも、いろんなところでクイズをやって、気がつくとたったの2人。あまりこういう舞台に立ったことのない2人。ふわふわした感じというか、まさかここまで残るとは・・・という感じなのか。 準決勝までは「誰か」が落ちるという感じだったのが、決勝では「どちらか」が負ける勝負。 準決勝までのチェックポイントで「誰か」にならないための緊張感はあっただろうけど、決勝での「どちらか」・・・というのは実感が沸かなかったのかも知れない。もっとクイズを、クイズの旅を楽しんでいたいという気持ちの現われだったのかも知れない。決勝戦で相手に勝つとか負けるとかではなく、第12回東三河ウルトラというクイズがこれで終わってしまうんだ・・・と。 今回のクイズの旅を他の誰よりも楽しんできた2人だからこその感想ではないだろうか。 逃げる立花、追う末永。最後は9対9というこれ以上ない大接戦となった決勝戦。 舟渡緑地の「税関クイズ」から11チェックポイント、9時間に及ぶ東三河横断ウルトラクイズの旅もこの問題で終わりを告げることとなった。 劇的な幕切れで、第12回東三河横断ウルトラクイズの優勝者が決定した。 |
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5年生末永慎が、第12回東三河横断ウルトラクイズの優勝者に決まった。 初の栄冠に、両手を天に掲げて喜びを全身で表現する。 これまで東三河ウルトラでは本土上陸すら果たせなかった想い、今回長くて熱い一日を振り返り、ここまで来て、優勝という偉業を達成した想い、とにかく嬉しさが溢れていた。現役生の3年ぶり5回目の優勝! 「決勝を終えての率直な感想は・・・?」 「9ポイント取られて、もう終わったと思いましたが、優勝できて嬉しいです。」と末永。一方立花は「自分が何ポイント取ってるか見てなかったです。」と。 立花は最大のチャンスを逃したものの、冷静さを失っていたわけではなく、無心で純粋に2人での早押しクイズを楽しんでいた証なんだと思う。 1年生のときから地力があって、同期の中でも抜群の強さを誇っていた慎も、学年が進むに連れて同期ライバルがどんどんと強くなっていき、後藤・市川が東三河ウルトラで好成績を残すなか、慎は東三河ウルトラではなかなかいいところを見せる・・・いや見せ場すらなかった。しかし今回初めて本土上陸を果たし、負けず嫌いの慎のことだから、優勝を狙っていたというよりも負けたくないという気持ちで決勝まで来たんじゃないかな。そして今回、慎の持つ地力を遺憾なく発揮して、優勝という結果に現れた。おめでとう! 最大最高のチャンスを逃した立花。「まさかここまで残るとは・・・。」と、ここまで無欲の勝利で決勝まで勝ち進み、最後はその無欲さが敗因となってしまったのかな。ほんの少しだけ欲を出してもよかったのかも知れない。優勝は逃したものの今回の東三河ウルトラのクイズの旅を一番楽しんでくれたのは立花だと思う。それにしても惜しかったな〜。とは思わずにいられない結果だったけど、ありがとう!現役5年生・末永慎の優勝で第12回東三河横断ウルトラクイズの幕は閉じた。 また一つ、東三河ウルトラの歴史を積み上げてくれた素晴らしい戦いをありがとう! |
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| おつかれさまでした。そしてありがとうございました。 第12回東三河横断ウルトラクイズも無事終えることができました。 梅雨時ながらもこれ以上ないくらいの好天に恵まれ、 挑戦者みんなの知力体力時の運、そして喜ぶ顔、悔しい顔、真剣な顔、疲れた顔、笑う顔、悩む顔・・・ いろんな表情を見せてもらうことができました。 東三河ウルトラは、勝ったら、「勝って嬉しい。次はどんなクイズをやるんだろう」、 負けたとしても「負けて悔しい。でも次はあと一つでも先に勝ち進みたい」 という気持ちを持ってもらえるようにしたいと思っています。 東三河ウルトラは誰にでも一つ先に勝ち進めるチャンスがあります。 優勝は無理かもしれないけど、一つ先になら勝ち進めるかもしれないと思えば、 気楽に挑戦でき、楽しめるクイズだと思います。 ぜひ次回、第13回東三河横断ウルトラクイズの挑戦をお待ちしています。 ![]() ![]() |
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| 次は楽しい「第13回東三河横断ウルトラクイズ」へ! | |||