イマジン
想像してみて キミがもし |
ボクと出逢わなかったら |
キミは今頃どうしてる? |
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想像してみてよ アナタがもし |
ワタシと出逢っていなかったら |
アナタは今頃どうしているかってこと |
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ボクらはそれぞれお互いに |
二人の出逢いがなかったらって考えてみる |
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ボクがもし キミと出逢っていなかったら |
あの道の上で いつ来るとも分からない明日を |
置き去られた 捨て子のように |
ただひたすらに 待ち続けていたのだろうね |
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ワタシがもし アナタと出逢っていなかったら |
溢れかえる人混み 行き交う人波の雑踏の中で |
誰かの声に耳を傾けることもなく |
ただ日々変わることもなく 往来を切り返していたでしょう |
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でも ボクらは出逢った |
もうボクは 定まらない視線で空を見つめ |
寂しさに凍えることもない |
キミという 確かな現実がすぐそばにいてくれるのだから |
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そう ワタシ達は出逢えた |
アナタはスクランブルの中でワタシを待っていた |
ワタシはアナタの声を聴き そしてアナタを見つけた |
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たとえば人混みの中 ワタシとアナタがはぐれても |
ワタシはアナタの名前を呼べばいい |
アナタはきっとワタシを見つけてくれる そう信じられる |
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なんて 他愛もない戯れのイマジン |
こんなことを 考えてみる余裕があるのも |
二人が今 とても幸せだから |
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世の恋愛論者の言うように |
不変な愛など無いのかもしれない |
ボクらの愛もいつかカタチを変えていくのかもしれない |
そう考えると ふと不安になることもあるけれど |
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流れる風に髪をまかせ |
気持ちよさそうにしているキミの横顔をみていると |
そんなことはどうでもいいって思える |
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ボクはキミの名前を呼び 振り返ったキミにキスをした |
今は これだけで良い |
今はこんな幸せを感じていられれば それでいい |
あとがき
「イマジン」というと、思い浮かべるのはあの名曲。
同じタイトルを付けるのは少し気が引けたのですが、
一度付けてしまったら何故かそれ以外のタイトルは
付ける気がしなくなってしまったんですよね(笑)。
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あなたは今、誰かとシアワセですか?
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2002 Masato
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