コンビニまで
まだ肌寒い 早春の晩 |
キミは ちょっとコンビニまで |
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何気なく見上げた夜空には 満天の星 |
とても空気が澄んでいて 幻想的だね |
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でも そんな夜空を見上げていると |
なぜか 不思議と切ないね |
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そんな時 ふと |
誰かの顔が浮かんでくることがあるよね |
キミが思い浮かべるのは どの顔なのかな |
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コンビニへの途中 |
ちょっとキミは 街灯の下に寄り道 |
「にゃぁ」 近所の野良猫だね |
しゃがみ込んだキミの顔を 見上げている |
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突然 キミのポケットで音がした |
猫は・・・・ああ 驚いて逃げていってしまったね |
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「あ、メールだ・・・あのバカ・・・」 |
キミが開いたケータイ ほの明るい画面の上に |
『ゴメンっ 悪かった・・・m(_
_)m』 |
とだけ 彼の気持ちが映っていた |
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さっきの猫が 何処かのベランダで鳴いている |
キミはもう一度 澄んだ夜空を見上げる |
浮かんできたのは 誰の顔だろう |
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通りの角には 見慣れたコンビニの灯り |
さあ 肉まんでも買っておかえり |
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いつの間にか 東の空には |
思い出したように まあるい月が昇っていた |
あとがき
お久しぶりですね(^^ゞホントに久々の更新。
今回は、ちょっとシンプルにしてみました(笑)。
俺・・・月夜とか、好きなんですよねぇ。
☆彡いっぱいの、降るような星空も大好きです。
夜空を眺めていると、心が穏やかになったり、
なぜか無性に人恋しくなってみたり(w
眩いばかりに輝く月を見て大感動したり・・・。
真夜中の散歩は色んなことがあって面白いです♪
Update 2002/03/08
2002 Masato HIGA / HIGA Planning.