2005年は、1ヶ月に1冊は本を読もうと・・・
ここで、宣言すれば、できるかな?と思い、読んだ本を紹介させて頂きます。 
   
2005/January 
  「父と暮らせば」 井上ひさし

確か・・・宮沢りえが出ている映画になってた本だよな〜、と手にとってみた。
全く内容を知らずに読み始めたのだが・・・あっという間に読めてしまった。
脚本形式に書かれた、広島原爆の被害者の話。

ちょうど、この1/17阪神淡路大震災から10年。
当時、日本にいなかった私は、TVで特集を見て・・今初めて、神戸の事を考えていた。
そんな時に、この本を読んだので、さらに色々な事を考えさせられた。
日々の悩みや愚痴が、とっても贅沢な物なんだな・・・とか
毎日、家族一緒にいられる事を当たり前に思ってたな・・・とか

この本を出会って、今年のスタートを一生懸命がんばろうと思えた。良かった★
 
  「香峯子抄」 主婦の友社

池田大作氏の奥さん「香峯子さん」に主婦の友社がインタビューしたものをまとめてある。
インタビュー形式なので、とても読みやすく・・あっという間に読んでしまった。
香峯子さんのあまりの素晴らしさに、感動!
主婦・妻としての心がけも、「そーいう考え方をしたらいいのか〜」
とか
母としての思いも、「賢いな〜」
とか
女性としての生き方も・・・
すべてが、小さいことの心がけの積み重ねなんだな・・・と
といっても、とても真似できないが・・・
少しでも心がけを変えていけば、ひとつレベルアップした一日が送れる気がした。
February  
  「クローバー」 ドリ・サンダース

図書館で、色々探してみたのだけど・・・
なかなか、「これ」と言った本がないもんだなぁ〜、と・・
WAZUが、子供の本コーナーで遊んでいる時に、「大人になってからも読める本コーナー」でふと見つけた。

ちょうど別の本で、アメリカの人種問題の事を読んでいたので、ページをめくってみてすごく興味がわいた。

10歳の少女が、親族、民族を超えて、新しい生活の中で成長していく。
少女の素直な感情が、とっても新鮮な気持ちにさせてくれた。
また、アメリカの人種問題を考えさせられた。

子供の本コーナーは、良い作品が潜んでるかも・・
March  
  「漢方小説」 中島たい子

新聞の広告欄で、いつも気になる本。
図書館で、リクエストしていてやっと手に入った!

予想以上に、私好みの小説だった。
30代の未婚女性をテーマにした話しは・・・
結婚した今でも、かなり共感を持てる。

結構、笑わせてくれる書き方で、あっという間に読んでしまった。

今、話題の「負け犬」系に共感を持てる方には、オススメ。
April  
  「オデパン」 藤本ひとみ

今回も、新聞の広告欄でチェックして図書館へ。
でも、無かったので同じ著者の本を借りてみた。
「藤本ひとみ」と言っても、コバルト文庫の人とは違うみたい(だと思う)

内容は、なかなか良かった。
ちょっと現実離れした「お金持ち」の生活の話は、面白く読めた。
次は、お目当ての本をぜひ手に入れたい。
May  
  「いい女」 藤本ひとみ

これこれ、読みたかったのは!
主婦には、良い刺激の本かも・・・
藤本ひとみに、はまりそうです。
June  
  「離婚まで」 藤本ひとみ

やはり、ハマってます。藤本ひとみに。
やや、「いい女」とダブる所が、あるような・・・
でも、結末は・・・・
July  
  「楽しみ楽しみ」 大橋 歩 <大和書房>

著者は、イラストレーターらしい。
面白いイラスト付で、楽しく読めた。
内容も、ウンウン分かるな〜。そうそう・・・ナルホドと言う感じで・・
変わり者らしい著者と共感できてしまいました(笑)
August  
  「パトリス・ジュリアンのカフェ ル・ジャルダン・ドゥ・ジュリアンのレシピ」 
パトリス・ジュリアン
 
<文化出版局>

最近、「カフェ」が疲れる原因が分かった気がする・・。
ル・ジャルダンに行こうかしら・・。
著者の言う、
お店の画一化・・そして、生活の"単次元”。
子どもたちのおやつの時間のために、
キッチンに立ち、香ばしいお菓子を作る
ママやおばあちゃんの姿は、どんどん減りつつある。

単なるカフェレシピでなく、忘れかけているゆっくりな時間を思い出させる1冊でした。
September  
  「アジア気持ちの楽な旅」 高田 宏 <大修館>

題名から、てっきりアジア通の人が書いた物かと思いきや、
結構普通?アジア旅行初心者っぽい人みたい。
ツアーで行った旅行とかも多く・・
でも、読んでいて何だがとても「楽」な感じがしたのは、
筆者が文学者だからだろうか。
筆者の関わってるという、美術館(日本)には、行って見たい気がするな〜
October  
  「トヨタ式」 日本経済新聞社

トヨタの経営方式は、かな〜り興味深かった。
説明が、日本の社会様式から入ってる所が、また良かった。
対話の大切さや、目的意識や・・・
でも、文章が難しい?専門分野?な所が
読むのに、やや困難でした。
  ちょっとずつ挑戦 は続きます→2007へ
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