２カ月に１回開催している福岡市折鶴会の幹事会で、１２月１３日に３３名が出席して高齢者が狙われる「特殊サギ」の勉強会をしました。 　幹事会は、被爆者の相談事業、実相証言、署名活動などを打ち合わせていますが、今回は全国で今年４０７億円もの被害が出ている「特殊サギ」の勉強会をしました。 　講師には福岡、佐賀、そして長崎と広く講演している財務省福岡財務支局の入江専門調査員にお出でいただき、「金融トラブルの被害にあわないために」と題した勉強会でした。 内容はさまざまな特殊サギ６種類、悪質な商法の手口１０種類など、いろんな詐欺の手口を細かく紹介していただき、詐欺にあわないようよう心がけるための参考になりました。 　　 　講演の途中、偶然、幹事のスマホに「有料サイトの未納料金が入っていない、今日中に法的手段を行います。連絡は０３-●●●●-●●●●まで」の内容のメールが入ってきました（本当の話です）。このことを、身近に「サギの被害にあう危険性」を実例として講師から紹介されました。このメールは講師の指導によって、直ちに削除したのは言うまでもありません。 　この様な詐欺の手口は最近益々巧妙になり、“私は絶対だまされない”と豪語していた人でさえ気がつけば騙されていた、という話が後を絶ちません。勉強会の後、幹事一同、機会あるごとに会員の皆さんにも、こうした金融トラブルにあわないよう注意を促すよう申し合わせをしました。