原爆の実相を絵画に!

ピカソが描いたゲルニカの話がきっかけで、九州産業大学芸術学部と原爆被害の実相を絵画にするプロジェクトが昨年7月スタートした。

被爆体験を証言するとき「言葉では表現しにくい被爆の実相」を、九州産業大学芸術学部3人の学生が被爆体験者3人の体験を詳しく聞き取り、自ら長崎を訪れ現地の様子を学びながら、約8カ月間かけて見事に油絵に描いてくれた。

その3枚の絵画の引渡し式が今年7月27日、福岡市市民福祉プラザで行われた。

           
               写真は、九州産業大学提供

当会の証言活動史上歴史に残る初めての試みで、この3枚の絵画は今後の原爆展に展示され、証言活動にも活用できる貴重な財産になるばかりか、次世代の若い人に核兵器に対する認識を新たにするきっかけになることが期待される。
来年度も引き続き実行したい事業。

九州産業大学芸術学部 URL:芸術学部 | 九州産業大学 (kyusan-u.ac.jp)