平和を発信する被爆柿の木三世植樹

         博多区内の小・中3校で「後輩にも伝えていく」

                  福岡市原爆被害者の会
                       博多区支部  吉 ア 幸 惠

  博多区内の3校(東吉塚小学校、吉塚小学校、吉塚中学校の順)で1月24日、被爆柿の木三世苗が植樹され、これで累計24ヵ所に。柿は被爆の生き証人″の子孫として根を張り、命の尊さ、平和の大切さを無言で語ってくれることでしょう。


 三世苗の植樹を始めてから5年目となる今年、1日に3ヵ所での植樹は初めてのことで心躍りました。



                  
 各学校では苗の受け渡しと植樹のセレモニ ーが行われ、はじめの言葉、校長先生のお話、児童・生徒さんからはお礼の言葉(東小=運営委員会会長、吉小=児童委員会委員長、吉中=生徒会会長)をいただき、熱い内容に感銘を受けました。



 私自身もあいさつの機会を得、「一世から二世へ、そして三世へと命のリレーをつないできたこと。平和の使者のバトンを渡せた喜びと安堵。一社会人になってもいつまでも見守り続けてほしい」と呼びかけました。

  先生方による終わりの言葉で終了後、代表たちの手で代わる代わる土をかけて植樹を終わりました。