12月24日
我が家で起床するいつもの時刻に、今朝は「ホテル日航成田」で目覚めた。
部屋の窓越しに見る外は、うす曇で陽射しもなく寒々とした天候である。ぎりぎりに延ばしての11時のホテル・チェックアウトまで、することもなく退屈な時を弄んでいる。今年6月にバリ島へ出かけた際にもここに前泊して、その時にホテル周りを散策したので、今回は興味をそそられるものもなく、全くその気にもなれないので、今日は部屋で時間をつぶすことにした。
成田空港は、航空会社のカウンターでチェックインする1時間前(民間有料駐車場へ車を預ける時間も見込んで)家を出れば十分な場所にあり、前日から空港近辺に宿泊する必要性は全くないのだが、ホテルに一泊すれば2週間分の駐車料が無料となるサービスを利用するための宿泊である。出発前にのんびり出来ることは悪くはないが、飛行機の出発が午後なので、いささか退屈であると言うのが本音である。今後は、飛行機の出発時刻によって、このサービスを利用するか否かを決めることにしよう。
さて、今回の旅には10年前にインドネシア・パイトンの宿舎で利用していた小型のパソコン「Let's note」を持参することにしたので、今午前10時過、そのパソコンのメモ帳機能を使用してこれを書いている。今回の旅ではゴルフは1日1ラウンドを原則(守られるかな?)としているので、残りの時間つぶしの一手段(他に水彩画の道具も持参しているが?)としても当パソコンが有用であろうと思って持参することにしたものであり、バリ島滞在中の日記もたっぷりと書き込めるであろう。 <以上、ホテルで>
飛行機も早めにチェックインする羽目になり、海外旅行保険の手続きをしたり、のんびりと昼食(味噌ラーメン)をとったりしても時間が余る。雑誌や頼まれた買い物を済ませて、とりあえずJALの「さくらラウンジ」(こういう時にはJALのJGCメンバーであることの有難さを痛感)へ入って休憩することにした。搭乗までまだ2時間近くもあるので、またパソコンを開いた。慣れない時間の使い方で疲れが出てきそうである。本日同行する3人も、いま航空会社のチェックイン・カウンターで手続きが終わって、これから日本そばを食べに行くところだと言う連絡が入った。連中と顔を合わせるのは15時頃となろうか。
相変わらず、外はどんよりとした曇り空。寒そうな冬景色である。このような気候の中で暖かな場所へ出向くことの楽しさが実感できそうな時期になってきたと言うことか! 仲間がいれば、バリ島などのような遠方まで出かけなくても、近場の沖縄などで一ヶ月でも過ごせたらいいのだがと思うものの、同調してくれる人も居ず、バリ行きを繰り返している。バリが格段に好きだと言うわけではないので、気軽に出かけて、いつでも帰れるという場所と同行してくれる仲間が見つかれば、本当はそれが好ましいのだが。 <さくらラウンジで>
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12月25日

昨日は、成田出発が約30分程度遅れたが、雨季のこの時期には珍しく好天のバリにはほぼ定刻に到着。それでも、ホテルに落ち着いたのはいつものように日本時間の午前1時頃、ベッドに入ったのは2時頃。
今日も好天、午前中はのんびりして、午後からNoviに依頼していたタマン・アユン寺院とタナ・ロット寺院を巡るツアーに、今回のゴルフ旅行に同行の3人とNoviを加えた5人で出かけた。タナ・ロットは、隣にあるメリディアン・ニルワナ・ゴルフ&スパ・リゾートを2度訪問しているので、コース側からは見ていて存在は良く知っていたが、直接この寺院を訪問したのは今回が初めての経験。幸いにも好天に恵まれたので、バリ島でも屈指の夕日の名所と言われるタナ・ロットは楽しみであったが、訪問時刻が夕日を見るには早すぎた。1時間余粘っていたが、結局、夕日の景色は購入した絵葉書で我慢することにして、日の入りの1時間くらい前にホテルへ引き上げることにした。相変わらず、慌しく堪え性のない行いとなってしまった。残念!
ホテルでの夕食時にレストランの中を通る風が実に快い。このホテルのレストランは外壁のない作りとなっており、爽やかな風がレストラン内を通り抜けて行く。気温も18℃前後(実測しそびれたが)と思われ、快適そのもの。「この気候を求めて、寒い日本を逃れてやって来るのだ!」と言うことを実感する瞬間である。ハンダラではもっと快適な気候が待っている。
<以上、26日朝 記入>
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12月26日
今日も朝から好天であった。他の3人はジャワ島にある世界遺産の「ボロブドウール寺院」訪問の日帰り旅行に出かけた。自分は、この往復14時間の旅には気乗りがせず、バリ島で「のんびり」を決め込むことにした。特に、午前中はホテルでゆっくりと過ごし、午後からクタ周辺を散策することにした。
このAll Seasons Resort というホテルは、Acco Hotels Group の一ホテルであり、これが開業した年から連続して4年間利用している。小型で、豪華さもない目立たないホテルであるが、施設が新しいので部屋も綺麗であり、バスタブも大きいのが気に入っている。それ以上に、開業以来の従業員が多く残っていて親しく接してくれるので家庭的な雰囲気と親近感が持てて、お気に入りとなった理由であろう。
今までのところ、日本人らしい客は見かけないが、全体として例年以上に宿泊客数が多いように見うけられる。このホテルも開業して4年余経過して、多くの人達に知れ渡ったと言うことでもあろう。中国系のアジア人(?)らしき人達が約3割程度、 オーストラリア人であろう(または欧米人か?)と思われる人達が約7割程度の割合となっている。昨年は若い日本人女性の二人連れもみかけたが、この4年間で、それ以外の日本人客をここで見かけたことはない。
ホテルから、携帯電話で日本の娘にSMSメールを送信したが、昨日一度送信された以外は上手く通じない。ホテルの中は電波状態が良くないと言うことであろうか? すぐさま圏外となってしまう。昨年はこのようなことはなかったのは、ハンダラ以外では送受信しなかったためなのか定かではない。身の安全を知らせる以外に大した用件もないので、メール送信に執着することもないのだが、携帯人間化してしまったのだろうか? <以上、昼前に記入>
昼食後に足の疲れをとるべく30分のフット・マッサージをやったが疲れがとれたかは疑問。結局、外へ散策に出かけることもなく、終日ホテルで過ごすことになり、自分としては旅先のホテルでは珍しいことながら、プールサイドでゴルフ関連の読書にも励んだ。こんな一日は、ただ怠慢なだけなのか、欧米人並にプールサイドで終日過ごす生活習慣も身につけた(?)と言うことか。来年からは、クタ地区の宿泊は1泊だけにして翌日はハンダラに移動するスケジュールに変えたほうが賢明のようだ。
かようなことで、夕食も一人でインドネシア産の「Bintang Beer」を飲みながらとることとなった。娘夫婦と同居しているとはいえ、妻に先立たれた一人身であれば、一人での夕食も珍しいことでことではないので大した違和感もないのだが!。
さて、NHKの海外向け放送に依れば、日本では昨日から大寒波が襲来していて、関東地方でも雪が降っている所が多いようだ。いい時に日本を出発したことになったようだ。 <夕食後に記入>
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12月27日

ようやく旅の目的地のハンダラに到着した。いつものように他の3人にあわせて早めにバリ島に入り、大した目的もないクタ地区に3泊したのち、今朝9時にクタのホテルを発って、途中のスーパーでビールや飲料水のボトルを買い込んで、ここハンダラに11時に到着した。ただ、直ぐにチェックインは出来ず、12時半頃に部屋に入って荷を解き昼食をとったりしたら、ゴルフのスタートは2時半近くになってしまった。
またもや信じられないことがいきなり起こった。到着して最初のハーフ(イン)で1バーディ、1ボギーの36が出た。アウトに入っても、1番から6連続パー。夕方6時を過ぎて暗くなってきてボールが見にくくなった終盤の3ホールがトリップル、パー。ボギーとなったが、上手く行けば初めてのパープレイ72が出る勢いであった。今日の好調を支えた最大の要因はパッティング(今回は中尺を持参)であったことは、自分としてはいささか意外と言うべきか?
ここに来ると何故かスコアがまとまる。暖かい気候のためなのか、高地と言うことが幸いしているのか、精神的な何かがあるのか、定かではない。日本で調子を崩していても、ここに来れば突如として調子が戻るのである。何とも有難く、楽しい気分を味わせてくれる。
何年振りかで乗用カーとを使わず、徒歩で18ホール回って、ホールアウトしたのは6時40分頃。疲れがないとは言わないが、足の痙攣もなく、体力的にも自信が持てたプレイ結果であった。
ただ、ハンダラは経営者が代わって、色んなことが大きく変わった。金が高くなっただけでなく、客筋も雰囲気も変わった。このことは、追々書くことにしよう。<夕食が終わったのが9時過ぎ、今はもう10時になろうとしている>
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12月28日
ここへ来ても6時頃起床、7時頃には朝食と言う生活のリズムは崩したくない、というよりも、それ以上寝ておれないというべきか。今回は、同行者の多くがゴルフは1ラウンドと決め込んでいて、従いスタートを遅くしてハーフ終了で昼食休みをいれ、午後に後半のハーフをやるというスケジュールにしたいということなので、朝の時間も手持ち無沙汰である。何か有意義に過ごすことを考えねばなるまい。
昨夜は、いきなりの徒歩でのプレイをやったためであろうと思うが、ベッドに入ってから両股関節に大きな疲労が蓄積していると感じる現象があった。12月の真名CCの月例での足の痙攣もあったりで、とにかく足が弱っていることは否定できない。朝の時点では、今回は出来るだけ歩きでプレイして足腰の鍛錬を心がけたいと思うようになったが、どこまで出来るやら。
昨夜の夜中に横山夫妻が到着して、我がグループも今日から6人となった。当面は一組み3人でプレイすることになろう。
今日の我が組みの同伴者は郡山君と横山夫人で、午前の部は10時過ぎに、昨日同様に歩きでアウト1番からスタート。何故か緊張感もなく、いきなり2連続の3パットで昨日のパッティングの好調さは嘘のよう。結局、アウトは3パット3回でスコアは41。12時頃にハーフ終了して2時間の休憩に入った。
午後の部は2時スタート。またもや2連続の3パットで、こちらのハーフも3パット3回、スコアは42と午前の部と同じような結果で、4時前にプレイを終了。ショットは昨日同様に良かったので、今日の不満足な結果はパッティングの不調に起因してたもの。一日過ぎればかくの如し。
先ず2日間は乗用カートを使わずプレイ出来た。今朝は、プレイ前に、昨夜痛んだ股関節と思しき部分にシップ薬を張っておいたが、今日のプレイ後は練習などはせず早々とバスを使ったうえで両足の膝下の外側部分にしっぷ薬を張ってみた。これで足の疲労が取れることを期待したい。
ハンダラ会の遠藤さんから、「宮川さん(元廣済堂から派遣されてハンダラの運営に当った後に、独立してハンダラの近くで食堂経営に入った日本人女性)の店に夕食に出かけるけど一緒にどうか」というお誘いを受けたが、我がグループでは気の向く者おらず、お誘いを辞退。このことは別に、もう少しハンダラ会との交流を図りたいものであるが! <夕食前に記入>
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12月29日
バリ島に到着してから一度も雨がない。今日も日に焼けてあちこち痛い。明日からは面倒くさがらずに日焼けクリームを塗ることにしよう。
<<昼の休みにパソコンを開いて書き込みを開始しようとしたら、ここまで書いたところで持参の古いパソコンが壊れた。これ以降は手帳に書き込んでいたものを転記することになった>>
朝、ガスが立ち込めていたが8時過ぎには天気も回復、9時の外気温は21.5℃<その後の測定で、朝9時及び夕方6時頃:約21℃、朝6時及び夜9時過ぎ:約18℃、昼12時前後:約25℃ と言うのがこの時期の気温で6月の気温より4,5℃程度高いようである>
昨日同様に、10時にインコースからプレイ開始、同伴者は横山、郡山の両君。いきなりの2連続ボギーであったが、その後は16番のボギー以外はパーにおさめてハーフ39。午後は2時頃スタート、3番ホールで2打目が木に触れて小川に入りダボ、短いパットの不調もありハーフ42。何故かこのハンダラ来ればそこそこには纏ってしまう。
自分には珍しいことであるが朝から軽い下痢。持参の「正露丸」を2回ほど飲んだ。また、昼食はインスタントの「豚骨ラーメン」で済ませて、午後には下痢も治ったようで安堵。ただ、乗用カートを使わずにプレイして3日目で、疲れが蓄積してきたようである。下半身(足と股関節部)にシップ薬を貼って見たりしている。
蛇足ながら、自分が同道した仲間の一部がハンダラ会の人達となかなか馴染まないのが気になるところ。
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12月30日
昨夜、クタのNoviからの電話によればKU地区は大雨であったと言う。ここハンダラは今日も朝から雨の気配は全く感じられない。バリ島に入って6日目でまだ雨に逢っていない。
横山夫妻と今日も乗用カートを使わず歩き(歩き4日目)で、インから10時頃スタート。Dとアイアンは安定しているが、U6,U7が今ひとつで、パーオンが少ないながらスコアは41。午後は、2時にスタートして2ホール終えた時に通り雨で約20分位雨宿りしたが、その後も濡れずにプレイ、スコアは40。ここに来ればアイアンの5,6番が非常に良く打てる。170ヤード前後のショートホールも5番で乗せられることが好スコアの一因でもあると思う。ところで、今回、 XXIO のSは持参したが、ここでじっくりテストしたかったAを忘れたのは残念。Sは今までのところ思うように打てているので、Aも同じく上手く行くであろうと期待したい。今日はU6が思う通りでなく、FW7に戻した方が良いかという気にもなったが、もう少し試してみたい。
昼食は、昨日と同じく「豚骨ラーメン」、期待以上に美味かったが2個しかなかったのでこれで終わり。食堂の料理の味が不味くなってきているので、昼食用にインスタント食品を持参することは悪くない。昨年は異常気象で不作であった果物の女王「マンゴスティン」は今年は入手出来る様で、キャディーのスワンドラが持ってきてくれたので、時折食べており間食には不自由しない。
プレイ終了直後に雨が来て夜まで降ったり止んだりであった。夜になってから、2,3時間は大雨(雷も)、やはり、雨季であることには間違いない。
家の状況などは、自分の最大の携帯電話メル友(携帯メル友は他に3人(総て女性)だけ)である娘がマメに携帯電話のSMS機能を利用して知らせてくれるので、困ることはない。
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12月31日

朝6時の起床時には、昨夜の大雨が嘘のように去って、ブヤン湖が鮮明に望めた。ここの天気は、ハンダラの西側にあるブヤン湖のほうから変わって来るので、この湖が見えるうちは雨もないと判断できる。ただ、この時期は雨季であり、午後に一度は雨が来る可能性(今日も午後4時頃から本降り)が高いので、早めに1ラウンド終えることが望ましい。
今日は、ハンダラ会の合同コンペ。一組の夫婦が昨日で帰国したので、21人に宮川さん(廣済堂から派遣された初代のハンダラの支配人で、退職後にコースの近くでレストランを経営している日本人女性)が加わった22人でのコンペとなった。二上氏(武蔵CCのHC9)、古川氏(今回メンバーで一番の飛ばしや)、宮川さんとの組み合わせで1組目で、今回初めて乗用カートを利用して8時にスタート、スルーで廻って12時前にはプレイ終了。結果は、中尺パターを使って短いパットの失敗が多く3パットを多発、41,41のスコアでグロス2位(1位は二上氏)、ネット(新ペリヤ方式)は3位入賞という結果で、昨年に続く連勝はならず。
6時半から表彰式、7時からホテル主宰の年末パティーへ。しかし、地元の子供達を主としたグループの伝統のダンスも延々と続き、宴もたけなわであった8時半ごろには早々と部屋に引き上げた。近くの村でも、例年以上に年末・年始を祝う花火が数箇所で上っていてお祝いムードは高まっていたが、とにかく、疲れているために早目に寝ることにした。日本でもそうであるが、いくら疲れが貯まっても昼寝は絶対にしない。夜にぐっすり寝るためにも昼は我慢することにしている。今日は、5日連続のゴルフが終って疲労も蓄積、9時半就寝と決め込んだ。ただ、ここに来て目の調子は良い。家では終日パソコンかテレビを観ているので、疲れ目が酷いが、ここでは外で緑を眺めている時間が長いので目の疲れは少ないようだ。
今年も今日で終わり。何時ものように、ここハンダラで年を越すことになった。元気でゴルフも出来て幸せと思うべきであろう。年が明ければ直ぐに69歳になる。あと何年このような生活が出来るであろうか!
蛇足ながら、昼食時に、今回初めて世話になったパイナップル・ツアーの女社長が若い社員を連れてハンダラへやってきた。来年の4日位までバリ島にいるらしい。ハンダラの上層部との会談も予定していると言うので結果の報告を依頼しておいたが!<帰国するまで何の報告もなし>
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1月1日
ついに2009年を迎えた。何時ものように6時に起床。
昨夜は、5日連続のゴルフの疲れで9時半前には就寝したが、夜中の年が変わる時刻帯に花火の打ち上げ音で目が覚めた。ブヤン湖の湖畔で12時の前後に大きな花火が上っていた。朝は何時もより雲の薄く、青空が望める空模様、とうてい雨季とは思えない。写真も撮っておいた。しかし、プレイ後の3時ごろには雨が降ってきた。やはり、典型的な雨季の天気である。
横山夫妻と9時過ぎに徒歩(乗用カートなし)でスタート。いろいろな練習をしながらのプレイで、スルーで廻って1時20分頃ホールアウト。日本ではこのようなプレイスタイルはなかなか許してもらえないので、ここでの練習は貴重である。この成果を日本でも活かしたいものである。練習好きの真名の仲間の一人なら一日中練習することになりそうである。一応はスコアをつけておいたが45,45。
ハンダラ会の遠藤氏に「お宅のメンバーの一部の方はなかなか打ち解けてくれませんネ」と嘆かれてしまった。残念ながら、ある程度は同感。お互いに大人、口出しもならずと言った塩梅か!
昼食は、「春雨スープ」、「おかゆ」と「焼き鳥の缶詰」。予想以上に美味かったのは、初めて味わった「春雨スープ」。昼過ぎに、娘が家に届いた年賀状のリストを数回のメールで知らせてくれた。大体、こちらから出した人からのもので、慌てて返信の必要もなさそうで安心した。
前々から気になっていたのだが、植え込みの下草としてサツマイモの葉に似た植物が植え込んである。ここの従業員に確認したら、やはりイモのようである。焼いて食べれば、バナナのてんぷらのような味だと言う。根を掘り起こして確認した訳ではないが、鹿児島生まれの我が幼児に何時も口にしたサツマイモに間違いなかろう。写真に収めておいた。
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1月2日

今朝は、今回訪問時で一番の青空。貯まっていた疲れも少しとれたように思える。
9時過ぎに横山夫人、郡山君とインから徒歩でスタート。何回もバンカーに捕まったこと、3パットを4回もやったこと、などもあったが、Dとアイアンが良く、寄せもいいので41,40で上れた。
経営母体が変って値上げとサービス低下があったことに起因していると思うが、今回はハンダラの客の少なさが目立つ。長期滞在は、5人(1人は既に帰国)の小林グループ、我々の6人(例年は8人)のグループ、例年の約半数のハンダラ会16人(2名は30日に、6人は1日に引き上げて今日現在は8人)だけという状態で、多国人の宿泊客は殆ど見かけない。宿泊以外に日帰りのゴルフ客は幾らかあるが、例年よりかなり少ない。食事も不味くなってきているので、夕食時にはハンダラ会も宮川さんの店へ出かけており、ホテルの食堂は我々6人のほかは時々小林グループが同席するだけの日が多い。このままでは、このコースの存続は難しそうに思える。
我々のグループも、10年以上通い続けた横山夫妻を含めて来年の訪問はなさそうなので、自分もこれが最後のハンダラ訪問となるかも知れないという気持ちが強くなっている。今年の6月にハンダラ会の動向を確かめた上で、もう一度訪問して確認したいと言う希望はあるが??
先日、夕映えが美しい日に写真を撮りそこなったが、今日も美しい夕映えがあった。運よく写真の撮ることが出来た。
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1月3日
自分を除く我がグループが今日の夕方帰国するので、今日は二人一組(自分は木村氏と)で廻った。ゴルフは相変わらず良くて、39,39。天気も上々で彼らも最後まで絶好のゴルフ日和に恵まれた。ただ、滞在中ハンダラのサービスに対して不満たらたらであったメンバーの内の何人かは今後の再訪はないだろうから、彼らにとっては今日は本当のハンダラ最後のプレイとなるであろう。自分としても迷いはあるが、他に良い場所も見つけられなければ、またここに来ることになる可能性は50%位は残っているように思う。とりあえず、決め付けずに様子を見ることにしたい。
従来の仲間が帰った後は独りとなるので、部屋をフロントに近い場所(204号室)へ変更した。今日の午前中まで使った部屋は広くて使いやすい良い部屋であったが、フロントから一番遠い320号室という部屋で、部屋への行き来に不便を囲っていた。移動先は、最後まで一緒に残る遠藤氏とも近い部屋で、陽が部屋の中まで入る気持ちの良い場所である。ここで4日間を過ごすことになる。何時も思うことであるが、億劫がらずにもっと早く決断すれば良かったのにと悔やまれる。
4時20分頃横山君らが出発。彼らと1時間半くらい歓談、見送った後血圧を測定したら朝の測定時の145〜150から幾分下がっていた。疲れも少しとれてきたと喜ぶことにしよう。
夜は、ハンダラ会メンバーへ変身。これから2日間または4日間付き合うことになるので、夕食から同行して宮川店へ出かけた。店から帰った後もホテルのロビーで酒を飲みながら暫し歓談。片意地張らず付き合いやすい人達で気分も晴れる。
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1月4日
朝から霧雨模様であったが8時過ぎのスタート時点では天気も回復、ハンダラ会のニギリ好きの中野、遠藤、二上(31日のコンペでベスグロ獲得者)と競うことになった。自分と二上氏はバックティー(青マーク)からでスクラッチ、中野氏に12枚、遠藤氏に6枚のHCを与えての戦いである。横ナッソウがメインで、NP、DC、オリンピック、横ベストなどの小物が付いてのルピア獲得合戦。
午前の部の最初のハーフは、ハンダラで初めて経験するバックティーに戸惑いと力みがあって、ドライバーショットが乱れてスコアも48もたたき、全員に大負け。次のハーフもバーディーもあればダブルパーもあるという上下差の激しいプレイであったが、全体としては少し落着きスコアは45ながら大事なポイントで稼いで幾分リカバー、午前の部の総合の勝負は少し+までこぎ付けた。当然のように、午後の部に突入。スコアは42、44と少し落着き、この結果も踏まえてこの日全体の勝負は1名に多少負け、1名とは引き分け、1名に大勝ということで総合ではほどほどに勝利と言うこととなった。
今日は、今回の遠征で初めての1日2ラウンドのプレイで、しかもバックティー使用となった。ただ、乗用カート使用だったので疲れも感じる事無くホールアウト出来たのは何より。
今朝早くイリアンジャヤ(ニューギニア)地方で大きな地震(M7.5)があった。日本でも津波の襲来が予想されて警報が16時過ぎまで出ていたようである。当地の状況を心配して、娘からのメールと昨夜帰国した横山夫人から電話をもらったが、ここハンダラでは全く話題になっていない。NHKの海外向けでは詳細が放送されていたが、インドネシアのテレビでは放送されていないようである。死者が5人出た地震でもここでは大きな出来事ではないのだろうか?
今日も朝食後に腹具合が少しおかしく(何が原因か未だつかめず)なった。昼は軽く春雨スープとおかゆで済ませたが、夜は回復していたのでハンダラ会に同行して宮川店へ。
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1月5日

大勝してしまった。昨日と同じルールで中野氏、遠藤氏と1ラウンドの勝負。バックティー使用 ながら、自分の予想以上の出来で39,40と纏り、両者に対して総てで圧勝(最大の勝因はグリーン周りの寄せが上手くいったこと)、「こんな情け容赦のない人とは二度とやらない」と言われてしまった。昨日バックティーからやって最初は力みまくったが、「どうせ2オンは出来ないのだ」と割り切って、寄せに集中するように心がけた途端にスコアがまとまりだした。
午後1時半ごろ、遠藤氏を除くハンダラ会残留組6人と小林グループ4人がハンダラを出発、いよいよ残ったのは自分と遠藤氏だけ。ホテルに確認したら今夜の宿泊は我等二人とインドネシア人一人の計三人だけだと言う。今夜食堂で夕食を食べたのは我等二人だけ。繰り返してしまうが、こんな状況でここハンダラの経営は継続できるのであろうかと危惧せざるを得ない。
彼等を見送った後、遠藤氏に付き合ってブラタン湖の対岸にあるみやげ物店まで出かけた。ハンダラに10回位来ていながら、こんな近くに斯様な場所があったことは全く知らずじまいであった。ここは魚釣りやモーターボート遊びの基地となっており、大きな食堂もあって、日本の湖畔の遊園地と同じような雰囲気を持った場所である。ゴルフを終った後で、ここで魚釣りでもして時間を過ごすのも悪くはなさそうである。またハンダラを訪問することがあれば、是非挑戦したい。その帰路、時折買物(マンゴスティンやアタバッグなど)に訪れるバザールに立ち寄ってマンゴーを購入、ホテルの食堂で処理してもらって味わった。今年は昨年不作であったマンゴスティンも豊作のようで、どの店先にも置いてあった。
残り2日間のプレイがあるが、ここまでのゴルフを簡単に振り返ってみると、
・一番好調だったのがAによるアプローチ/次がドライバーショット
・更に5,6番のアイアンが予想以上に良く
・U6、U7は以前ほど上手くなく
・パッティングは癖のあるグリーンで、ショートパットが不調
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1月6日
客は少なくても、毎日コースの手入れは朝早くから手抜きせずに行なわれている。ティーグランド周り、グリーン及び周辺の芝を毎日丹念に刈り込んでいる。また、フェアウェイバンカーを含めて総てのバンカーならしも毎日欠かさない。南国のために成長も早いので、フェアウェイの芝も1,2日毎には刈り込んでいる。更に、最近はフェアウェイへの乗用カートの乗り入れを禁止しているので、コースは以前よりも素晴らしいコンディションが保たれている。かくのごとく、ゴルフ場は文句のつけようがない。老朽化したホテル部分の各設備のメンテナンスを十分に行い、かつ宿泊費などをもう少しやすくすれば、もっと多くの客を呼べるであろうと思うのだが、新経営陣の意向が良く分からない。
ゴルフ客は予約が20人程度だと言うので、プレイは二人で練習(特にパッティング)しながらのんびりムード。又もや腹具合が芳しくなかったが、バックティーから打って、スコアは何とか43、39。11時半に終了するまで雨にも逢わず幸運であったが、日帰り(ニルワナに宿泊)でゴルフに来たドイツ人夫婦(年末にはオランダから来たという2,3家族10数人のグループもあり、欧州からの客の多いようだ)が雨に濡れて気の毒。今日のゴルフ客のなかには日本から来た若者4人とバリに住んでいるという日本人二人も。
時間が十分あるので、練習でもと動き出したら雨。明日の出発に備えて帰り支度を開始。宿泊は前夜と同じく3人だけと言う。
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1月7日:ハンダラ最後の日
今朝も薄い雲が少しあったが基本的には晴れ。今回のバリ旅行は最後まで健康に恵まれた。12月27日にここに入って以来、雨具を身につけたり雨のためにゴルフを中止することも無く、当地の雨季に中で今日まで天候には本当に恵まれた。しかし、遠藤氏と最後の1ラウンドを終えた11時過ぎに雨が降ってきた。何時ものようにプレイ後の雨で全くの幸運!
現地では、今日は年に2回のヒンズー教の大きな祝日(Hari Raya)の一つで、従業員達(特に女性)も晴れ着で盛装してお供え物を神に捧げる姿が見かけられ、ゴルファーは外国人(日本人の若者も1組)ばかりようであった。
今日のゴルフの予約客は昨日と同じく約20人、飛び込みの客も多少はあったようであるが、プレイ費の値上げ等の影響しているのか不明なれども、とにかく少ない<日本でも、交通の便の良くない場所ではこの程度の客しか来ないコースも多々あるが>。2時半ごろには日帰りのゴルフ客も総てプレイを終えて、コースには全く人影が見当たらない。前々夜、前夜と三人だけ(遠藤氏と自分のほかインドネシア人が一人)だった宿泊客も、今夜はゼロだという。天候もよく、コースも素晴らしいのに、もったいない! もったいない!
このような状況で、このコースが何時まで持続できるのか、他人事とはいえ心配せざるを得ない。何とか上手く運営を続けて欲しいものある。そして、また快く訪問したくなるような環境(金額、サービス両面で)を整えてほしいものである。
最後のプレイは、2打目のアイアンを反復・練習したくて、また白マークに戻ってプレイして41,39(グロス80)とマズマズで終えることが出来た。今回の遠征では、パッティングを除いては総てが良くて、特にドライバーとロングアイアン(5、6番)の調子が良かった。毎回のことであるが、ここハンダラでは好調をキープしながらその好調さを日本に持ち帰れないことが残念である。
今回の遠征での目的の一つであったクラブ選択の見極めについては、とりあえず次のような結果を得た。
1)U6を従来のFW7に戻すか → 後半は効果的だったので当面U6で通す
2)I5を相当のUに代えるか → 170ヤードのショットも安定、I5を継続して使用
3)XXIO のSのテストは? → OK。Sは XXIO に固定する
4)Aは、XXIO の持参を忘れてテスト出来なかったので、帰国後再テストする
5)パターは中尺だけテスト → 長距離はOK。短い距離は要注意。当面は中尺本命
今朝はすっかり治まっていた下痢(激しくはないが)がプレイ中に襲う。どうやら朝食のアメリカンの何かが合わないらしい。二日続きで同じ現象である。昼食は、軽く、持参したインスタントの「おかゆ」と「しょうが湯」で済ませた。今回持参した昼食用のインスタント食品は、体調に合わせてそれなりに効果的に使うことが出来た。
最後の二日間を一緒したハンダラ会の遠藤氏が1時20分頃ホテルを出発した。自分の出発時間の3時半までは全くの独り。何回も訪問している場所なので写真などを撮る気にもなれず、2時間を部屋でのんびりするか、ロビーで現地従業員とおしゃべりするかで過ごした。こののんびりした時間帯に気づいたことは、昔マレーシアで「南国の雀は小さい」と感じたが、「ハンダラの鳩(?)はかなり小型である」(正確にその通りか否かは未確認、単なる感触)と言うこと。
3時半にハンダラを出発。5時頃に、先ず娘に頼まれた土産物のうち各種の調味料やサンバルを買うべく大型スーパー「マタハリ」へ、続いて「コーヒーの専門店」へ、そして残りの土産の調達と美味しい夕食を食べることも目的に「プラザバリ」へ。ここで8時過ぎまでのんびりしてから空港へ向かった。出国手続を終えてラウンジへ向かう途中で、で驚いたことに、バリコーヒーやチョコレートなどの土産物を売る店の売り娘から声をかけられた。バリ島に来るたびに立ち寄る店なので良く憶えていたらしい。空港でのJAL出発までの3時間余は、疲れも蓄積していたので、土産物屋を覗いて歩くことも無く、JALのExective ラウンジで、静かに、ぐったりして、過ごした。
今回の旅で特に感じたことは、バリ島ではバイクの数が急激に増えてきていることである。自転車は殆ど見かけなくなり、道路には溢れんばかりのバイクが走っている。乗っているのは老若男女、特に若い女の子の姿が目に付くように思える。125CCクラスの1台が日本円の約15万円程度だと言う。それだけ豊かになってきていることであろう。
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1月8日
予定伊通り7時20分頃成田着。ホテル日航成田へ預けておいた車を受け取り自宅に帰着したのは9時半少し前。年賀状を読んだり、118通入っていたメールを読んだりしたほかは、終日寝不足でぼやけた頭で9時半まで我慢して就寝。
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