「中世JUNE」のページについて

こちらは舞台を中世ヨーロッパに設定した創作JUNEです。

濡れ場のある18禁作と濡れ場のない全年齢向け作とがあります。

実在した人物が登場する史実を題材にしたもの、架空の人物のみが登場するフィクション等があります。

画像は左が表紙、右が裏表紙です。

下から上に向かって古いものから新しいものの順になります。

値段と冊数が書いてあるものは現在販売中ですのでどうぞよろしくお願いします。

また、電子書籍のe-starbooksさんから電子書籍化していただいているものもあり無料で本文4ページ分試し読みできます。

URLからそのページに跳べますのでどうぞご覧ください。

                                              2015,9,30
「シーザリオ」(しーざりお)

2014,6,1発行(オンデマンド印刷) p、24 B5版 200円 残部2冊

表紙、裏表紙ともにカラーインクで塗りました。

中世の装飾文様を真似(?)してみようと思ったのですが・・・

こちらの楽器もレベックです。

濡れ場なしの全年齢向けです。

「Fuga!」に登場したシーザリオの幼少期から成人し自分の道を見つけるまでの物語です。

中世、イタリア貴族の庶子、シーザリオは父の城で暮らすことになる。

そこには父親の正妻と腹違いの弟、ジルベルトが住んでいた。

シーザリオとジルベルトは仲良く成長し、やがてジルベルトは狩りに出かけ、イノシシの牙で重症を負ってしまう・・・

「Fuga!」で描いたシーザリオが気になって彼の生い立ちを描いてみました。

お読みいただいた方々からはお誉めとご批判、両方をいただいています。

                                          2015,9,30
「リチャードとフィリップ」(りちゃーどとふぃりっぷ)

2014,5,5発行(オフセット印刷) p、12  A5版  450円  残部2冊(私が預かっている分)

アンソロジー本「ANNALES」に収録した作品です。

完全アナログ作品です。

濡れ場ありの18禁です。

12世紀末、第3回十字軍の時代、イングランド国王リチャード1世とフランス国王フィリップ2世の物語。

拙作「獅子と百合」のプロローグ的な内容です。

                                            2015,9,30
「Fuga!」(ふーが!)

2014,3,9発行(オンデマンド印刷) p、24 B5版  保存用のみ

表紙、裏表紙ともにカラーインクで塗りました。

裏表紙の楽器は中世のレベックというものです。

濡れ場ありの18禁です。

中世のイタリアのある街で大道芸人の一座が芸を披露していた。

その中の少年が操る犬がそばの猫を追いかけて走って行ってしまう。

そこにひとりの男が追いかけ、犬を少年の元へ連れ返す。

一座の中のレベックという楽器を弾いていたシーザリオは彼に興味を惹かれ・・・

これは錬金術師と大道芸人シリーズのスピンオフ作です。

犬を連れ返した男(表紙の左)は同シリーズに登場したアンドレアの親方、フィリッポの若き日の姿です。

この作品はある方がフィリッポを描いてみたら?とおっしゃってくださったので描いたものです。

タイトルの「Fuga」とはイタリア語の音楽用語で楽曲の形式のことで「ひとつの主題を複数の音が模倣しながら複数の旋律が次々追いかけ、また絡み合いながら演奏する形式の曲」だそうです。

                                               2015,9,30
「錬金術師とその弟子」(れんきんじゅつしとそのでし)

2014,2,2発行(オンデマンド印刷) p、54 B5版 500円  残部8冊

表紙、裏表紙ともにカラーインクで塗りました。

濡れ場なしの全年齢向けです。

https://e.starbooks.jp/index.php?=1899

シリーズ最終話です。

ささいなことでロレンツォとアンドレアの間に亀裂が生じる。

アルベルティーニ侯爵の工房で錬金術の研究にいそしむロレンツォは己の力不足を痛感していた。

思い悩むロレンツォの前に亡き師、ベルナルドの幻が現れ、「錬金術の心を受け継いでいってくれ」とつぶやく。

その真意はなにか?ロレンツォは考えるが、わからない。

そんなころ、侯爵からなぜそんなに必死に研究や仕事に打ち込むのか?と問われる。

「贖罪のため?」との言葉にロレンツォは・・・

一応の決着は着けたように思いますが、やっぱり錬金術は難しいですね。

この作品の中に書いたようなことが果たして錬金術の内容として正しいのかどうか?

まったく自信はありませんが、フィクションの世界の中でのこととご容赦ください。

                                                                                                    2015,9,30
「いつものふたり」(いつものふたり)

2013,12,29発行(オンデマンド印刷) p、8 B5版 無料本  残部なし

表紙はカラーインク、裏表紙はコピックで塗りました。(ハートはデジタル)

濡れ場ありの18禁です。

錬金術師と大道芸人の二人、ロレンツォとアンドレアがいちゃいちゃするだけの話です。

                                            2015,9,30
「大道芸人の夢」(だいどうげいにんのゆめ)

2013,10,20発行(オンデマンド印刷) p、34 B5版 200円  残部7冊

表紙、裏表紙ともにカラーインクで塗りました。どちらもバックの一部はデジタル加工。

濡れ場なしの全年齢向けです。

https://e.starbooks.jp/book/index.php?i=1636

アンドレアの前にかつて所属していた一座の親方フィリッポが現れ、アンドレアが人気を集めていることを知り、再び一座に戻るよう命ずる。

泣く泣くロレンツォと別れる決心をして、街角で歌を歌うアンドレアを見ていたフィリッポにロレンツォが手渡したものとは?

完全フィクションのシリーズ作です。

当時のイタリアの貨幣価値の雑学つき。(ほんの少しです)

                                                                                                 2015,9,30
「修道士ベルナルド」(しゅうどうしべるなるど)

2013,8,18発行(オンデマンド印刷) p、34 B5版 200円  残部7冊

表紙、裏表紙ともにカラーインクで塗りました。

濡れ場なしの全年齢向けです。

https://e.starbooks.jp/index.php?i=1417

錬金術師ロレンツォの幼少期から少年期のお話です。

トスカーナ大公の息子だったが、疎まれて修道院に入れられたロレンツォは少年期にある修道士と巡り会う。

ベルナルドは錬金術の研究者だった。

彼からいろいろな知識を授けられ、親しくなっていくにつれ、彼への想いも育まれていくが、教皇庁から錬金術禁止令が発布される。

官憲の手がベルナルドに伸びた時、ロレンツォは・・・

全てフィクションで、シリーズものの一作ですが、単独ものとしてお読みいただけると思います。

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「大道芸人の嘘」(だいどうげいにんのうそ)

2013,5,5発行(オンデマンド印刷) p、48 B5版 300円  残部11冊

表紙、裏表紙ともにカラーインクで塗りました。

濡れ場ありの18禁です。

https://e.starbooks.jp/books/index.php?i=1175

「錬金術師の恋」と同じキャラクター、ロレンツォとアンドレアが登場します。

錬金術の研究に没頭するロレンツォだったが、金が足りないことに悩んでいた。

そんな彼の姿に心を痛めたアンドレアはアルベルティーニ侯爵に自分を差し出す代わりにロレンツォを援助してやってほしいと頼む。

それを聞いたロレンツォはある決心をする・・・

錬金術とともに大道芸人も中世ヨーロッパのアイテムとして魅力的なので登場させました。

ほとんどは恵まれない者たちですが、彼らなりに精一杯生きていたのだろうなぁと、なんとなく共感できるような気がします。

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「錬金術師の恋」(れんきんじゅつしのこい)

2013,1,27発行(オンデマンド印刷) p、48 B5版 300円  残部9冊

表紙、裏表紙ともにカラーインクで塗りました。

濡れ場ありの18禁です。

https://e.starbooks.jp/book/index.php?i=1190

中世のイタリアのある都市、医師で錬金術師のロレンツォは雨の夜、ひとりの病気の少年を助ける。

看病の甲斐あって少年は回復する。

彼は大道芸人でアンドレアという名だった。

彼は病気を治してくれた代金を払うため、この街で大道芸を披露する。

この街を治める侯爵は錬金術に興味を持ち、ロレンツォに近づいて・・・

全員架空の人物たちのフィクションです。

中世ヨーロッパと言えば錬金術というアイテムが思い浮かんだので題材にしてみたのですが、調べれば調べるほど難しく・・・錬金術のことを詳しく描けませんでした。

正直、私の手(頭)には負えなかったということでした。

まぁ、JUNEとしてお読みいただければ、ということでご勘弁いただきたいと思います。

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「テンプル騎士団の光と影」後篇(てんぷるきしだんのひかりとかげ)

2012、8,12発行(オンデマンド印刷)p、94 B5版 600円  残部11冊

表紙、裏表紙ともにカラーインクで塗りました。

濡れ場ありの18禁です。

ジュリアンはミシェルとキスしてしまったことから気まずい思いをしていた。

さらに匿名の手紙により、ふたりは男色の関係にあると告発され、総長ジャック・ド・モレーにより、除名処分と即刻国外退去を命じられる。

二人が傷心の旅を始めると、国王フィリップ4世よりテンプル騎士団員に逮捕状が発令されたことを知る。

道中、ミシェルに対して快く思っていなかったレーモンがケガをして、もう逃れられないと悟り、昔の借りを返そうと言って、乗っていた馬を二人に差し出す。

逃亡できた団員は13名だった。

騎士団の中に潜入していた国王側のスパイはギヨーム・ド・ノガレの恋人だったが、ノガレが他の男と寝ているところを見て、ノガレに毒を盛り、自らも毒をあおって死ぬ。

数年後、ジュリアンとミシェルは団員達の悲惨な末路を仲間のひとりから聞き、総長モレーの最期を見届けるためパリに赴く。

火炎の中からのモレーの無実の叫びに応えるため、ジュリアンとミシェルは他の騎士団に入って総長の遺志を継ごうと他国への旅に出る。

前篇からの続きです。

フィリップ4世(美男王)、ギヨーム・ド・ノガレ、ジャック・ド・モレーは実在の人物、その他は架空の人物です。

史実+フィクションですが、JUNE要素が多いですね。

テンプル騎士団への告発のひとつが団員たちの男色疑惑だったので題材にしました。

真実だったかどうかはわかりません。

ただ、告発はフィリップ4世の彼らの豊かな財産を没収するための陰謀だったと言われています。

                                             2015,9,30
「テンプル騎士団の光と影」前篇(てんぷるきしだんのひかりとかげ)

2012,2,5発行(オンデマンド印刷) p、84 B5版 500円  残部6冊

表紙、裏表紙ともにカラーインクで塗りました。

濡れ場ありの18禁です。

14世紀末、フランスの修道士ジュリアンはテンプル騎士団員になることを希望して所属していた修道院から離れて旅する。

途中で夜盗の仲間になっていたトゥールーズ伯爵家の嫡男ミシェルと知り合い、彼もともに入団することになる。

ふたりは見習い騎士団員となり務めにはげむ。

その頃、フランス国王フィリップ4世と政治顧問、ギヨーム・ド・ノガレによるある極秘計画が進行中だった・・・

歴史上の人物と架空の人物が織りなす物語です。

中世ヨーロッパで、栄華を誇ったテンプル騎士団の凋落を背景にした史実に基づいたフィクションです。

                                              2015,9,30
「獅子と百合」(ししとゆり)

2011、8,21発行(オンデマンド印刷) p、82 B5版 500円  残部4冊

表紙、裏表紙ともにカラーインクで塗りました。(裏表紙のバックの一部デジタル使用)

濡れ場ありの18禁です。

「ふたりの十字架」の続編です。

12世紀末、第3回十字軍の遠征に参加したイングランド国王リチャード1世とフランス国王フィリップ2世は遠征途中のシチリアで密会していた。

フィリップはリチャードがかつてのリチャードではないと直感していた。

では一体、この男は何者なのか?

フィリップの問にリチャードは謎めいた笑みを浮かべるだけだった。

やがてフィリップに魔の手が迫り・・・

史実や歴史上の人物が登場するファンタジーです。

タイムパトロールシリーズのキャラクター、フローラン・ケインも脇役で登場します。

                                              2015,9,29
「ふたりの証」(ふたりのあかし)

2011,1,23発行(オンデマンド印刷) p、58 B5版 300円  残部4冊

表紙、裏表紙ともに人物、バックの一部カラーインク、その他のバックはデジタル塗りです。

濡れ場のある18禁です。

「ふたりの十字架」の続編です。

十字軍の遠征から帰ったジェラールとベルトランは母親の妹の子どもたちを預かることになる。

やがて、ジェラールに有力貴族の娘との縁談が持ち上がり、ベルトランの態度にショックを受けたジェラールは・・・

これは完全なフィクションです。

                                               2015,9,29
「ふたりの十字架」(ふたりのじゅうじか)

2010,6,29発行(オンデマンド印刷) p、94 B5版  保存用のみ

表紙、裏表紙ともにカラーインクで塗りました。

濡れ場のある18禁です。

12世紀末、第3回十字軍の時代、フランス貴族の少年騎士ジェラールは国王フィリップ2世とともに中東に向かうが、途中で奴隷商人の手に落ちる。

従者、ベルトランは彼の行方を追い、危機一髪のところでジェラールを助ける。

歴史上の人物、イングランド国王リチャード1世、フランス国王フィリップ2世も登場する歴史ファンタジーです。

タイムパトロールシリーズのキャラクター、フローラン・ケインも脇役で登場します。

                                            2015,9,29