常動曲
オーケストラがやってきた
- 元ネタについて
- ヨハン・シュトラウス2世作曲。
- 常動曲。常ニ動ク曲。古クハ無窮動トモ表ス。動キニ窮スル事無キ曲。
- 然してその実態はネバーエンディングミュージック。永遠に繰り返しを行なう曲であります。
- 実際には永遠に繰り返す演奏は有り得なく途中で止めてしまいます。
- 指揮者が「いつまでも続きます」とか「この辺で止めます」とかアナウンスして
- 観客がドッとウケ笑いをして〆るのがお約束です。
- この曲と私の出会いはTBS系列で私が中学生だった頃愛知県では日曜午後二時に放映してました
- 「オーケストラがやってきた」という番組のオープニングで聴いたことにはじまります。
- 山本直純氏の司会で音楽に関する色々な知識を楽しく得ることができました。
- この番組と黛敏郎氏の「題名のない音楽会」は家庭用ビデオのなかった当時
- ラジカセで録音して繰り返し聴くほどスキな番組でしたねえ。
-
- 演奏について
- 今回も結局演奏はしてません(笑)
- 楽譜をスキャンしてmidiにする作業も3曲めの今回はオーケストラに挑戦!
- これがなかなかしんどい。管弦楽曲のスコアの市販品はサイズの小さいものが殆どで
- 誤認識も比例して多いのでございます。
- それにそろそろそれなりの個性を出したくもあり、このようなマトリクスを組んでみました。
- クラシック曲を聴くにあたって演奏者の表現というのは大事な要素ですが
- その中でも曲のテンポ設定と音の強弱幅というのは特に大きなポイントです。
- 今回はまずテンポも強弱幅も中間のもの(つまり私にとってベストなもの)を作成し
- 次にテンポ遅めで強弱幅深めのものを作成し次にテンポ速めで強弱幅浅めのものを作成しました。
- 残りはそれぞれのテンポを3段階に設定しなおしたものです。
- どれが良いとか正しいとか言えないと思いますし基準も私個人のもので
- もっと速いほうが良い!とか強弱幅の浅深の区別が甘い!とか、きっとあると思います。
- でも、それがきっと個性なのではないかと思うのです。
-
- 楽器について
- これが全て自分の手作りならばヘボイmidiとは言わせないぞ!
- って感じなくらいmidiの機能を使い込んでいます。
- クラシック曲のmidiサイトはまじめに取り組んでいる方が多く存在し
- ど素人の私が新規参入するスキマは無いものかと考えましたが
- 指揮者やオケの違いで同じ曲のCDが何枚も発売されているという
- クラシック曲の現状をみますと、そういう視点からであれば
- 私にも参加する意義があるかも知れないと思った次第でございます。
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最終更新2003/06/22