ヒトヲアイスルトイウクルシミ


気付かなければ
どんなに楽だったか

知らなければ
今のままの関係でいられたのに

遠いようで
近い
近いようで
以外と遠い君との距離

いっぱい迷惑をかけられたし
いっぱい迷惑もかけた

そのたびにボクは君を許し
そのたびに君はボクを許してくれたね

冷たいようで優しくて
以外と面倒見のいい君だから
本当に困ってるときには助けてくれる

そんな君だから
ボクは自分でも気付かないうちに
君のことが好きになってたんだ

気付かなければ良かった
こんな気持ち

知らなければば良かった
――ヒトヲアイスルクルシミヲ

                                           著:白螺

                                          2008.8.25