Excel2007以降用アドイン名:

ロジスティック回帰分析アドイン (LogisticSS10.xlam) Ver.3.0

作成者:早狩 進

 


機能:

  このアドインは、Excel2007以降で二項ロジスティック回帰分析を行うことができる。 手法としては、変数増減法、変数減増法、全変数導入法、変数総当たり法(5変数まで)から選ぶことができる。  変数増減法、変数減増法、全変数導入法では相互検証を行うことができる。 そのための分割数を2〜10と検体数から選ぶことができる。 特に検体数を選んだ場合はジャックナイフ法と呼ばれるもので、1個ずつ除いた残りのデータで解析を行って得られた回帰係数と元の回帰係数との差を調べるDfBetaによって、そのデータが異常値と考えられるか、評価することができる。 解析結果はSPSSを改良した度数分布図か独自な頻度分布図から選んでグラフ化することもできるほか、ROC曲線も作成することができる。 データはカテゴリーのままでも、内部でダミー変数に置き換えて解析するようにしている。 データ表の下に新規判別用のデータを配置しておくと、新規判別結果を出力してくれる。 以上、独自な機能も備えた解析ツールとなっている。
  なお、このアドイン開発に当たっては、東京情報大学の内田治先生のご助言をいただきました。 この場を借りてお礼申し上げます。
  アドインは、Excel2013やExcel2019で動作確認済みである。


条件設定ダイアログ 
(新たにオッズ比か標準化オッズ比を選べるようにした。 標準化オッズ比はオリジナルなもので、
データを基準化してから得られるオッズ比に相当する。 オッズ比では相互の比較ができないが、
標準化オッズ比なら、相互比較ができるという特徴がある。 但し、これを報文等で用いる場合は、
定義付けが必要である。)                                            


ロジスティック回帰分析のテストデータ例

(淡黄色の部分があらかじめアドイン立ち上げ前に指定しておく範囲)


ロジスティック回帰分析の内部データ例


ロジスティック回帰分析の解析例(変数増減法の場合)
(途中導入・除去過程を示し、終了すると、回帰式と判別結果を示す。)
(Var.3.0で標準化オッズ比も選べるようにした。 オッズ比は偏回帰係数から得られるが、標準化オッズ比は標準偏回帰係数から得られる。)

(標準化することによって、変数間のオッズ比が比較可能となった。)





変数総当たり法の解析結果の表示例
(以下は、変数3個の場合であるが、変数5個まで表示できる。)


(p値が設定した基準(ここでは0.2)を超えたものを黄色表示としている)
(AICの最小値と正判別率の最大値の水色表示も参考になる)


ロジスティック回帰分析の相互検証出力例
(分類情報Yと予測結果が合わないものを黄色で表示)
(各DfBetaが1σ、2σを超えるものにそれぞれ黄色とピンクでマークしてある。 特に、ピンクで示したサンプルは、異常値の可能性がある。)



(元の偏回帰係数との差を元の係数で割ったDfBeta0〜2と総合指標DfBeta(個々のDfBetaBの平方和の平方根)で異常値を検索している)
(SPSSでは近似的なDfBeta0〜2だけを表示しているが、変数が多くなると総合指標が有効である。 但し、これを用いる時にはも定義づけが必要)



ロジスティック回帰分析の度数分布作図例(SPSSの改良版)
(誤判別の場合ピンクで表示)


(SPSSでは色分けと分類基準の縦の線がないので、外れ値がわかりにくい)

ロジスティック回帰分析の度数分布作図例(独自仕様)
(誤判別の場合ピンクで表示)


(サンプル数が多い場合に適している)

 ロジスティック回帰分析のROC曲線作図例
(作図用データにAUC(下側面積)も表示)



バージョン情報:

Ver.1.0 : 2014/06/20
Ver.2.0 : 2019/07/04 (Excel2007以降版として完成)
Ver.3.0 : 2020/03/08 (新たに標準化オッズ比を加えた)


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