むろいけ園地のバードバンディングについて
環境省は鳥類の移動・行動生態等の課題を解明するために、
繁殖地、越冬地、中継地等の保全・保護に不可欠な資料を得るために
鳥類標識調査を行います.
鳥類標識調査は、環境省の委託をうけて山階鳥類研究所が実施する講習会を受講し、
鳥類への知識や識別能力にかんする試験に合格した特別な技術と能力と資格をもった、
通称、バンダー(鳥類標識調査従事者)とよばれる人たちによっておこなわれています。
鳥類標識調査は、おもにネット(カスミ網)を使用して鳥類を捕獲し、捕獲した鳥に
15段階あるサイズの足環標識を装着後、必要なデータを収集・記録して放鳥します。
本ホームページはそのバンダーの様子を中心にまとめられている貴重なものです。
さて環境省が全国で実施している鳥類の調査箇所は
1級ステーション(9箇所) 2級ステーション(51箇所)、その他
とありますが,むろいけ調査地は2級淀川ステーションに含まれています。
鳥類捕獲場所に鳥類標識調査の旗を掲げます。
バード・バンダー_関さん<中央>(森の工作館講師) |
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鳥類標識調査の旗 |
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足環標識 |
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カスミ網はずし |
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鳥の調査 |
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足環付け |
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