常陸太田の史跡4

太田中学校講堂


高台にひろがる太田市街の北側に太田一高がある。本校は明治35年(1902)県立太田中学校と
して設立され、戦後の学制改革によって太田一高になった。
その一角に当時を偲ぶ建物として講堂が保存されている。これは木造平屋建ての洋風建築として、
切妻造りの重厚な建物でありながらクラシックな中にモダンさが滲み出している。
この設計者は、同時期に土浦中学校の本館も設計した駒杵勤冶氏であり、昭和51年に両方共に
国指定の重要文化財となった。

栄町。(常陸太田駅から2キロ)

 
- 太田中学校講堂      太田一高本館入口
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