札幌デジタル彫刻美術館   006 湖風

基本情報

[台帳番号] 006
[作品名] 湖風
[作 家] 山田良定
[設置年] 1971年
[設置場所] 大通西2丁目、 大通公園北側
[所有者] 札幌市緑化推進部
[材質・構造] 本体材質 : ブロンズ   高137x幅**x径** (cm)
台座材質 : 花崗岩    高**x幅**x径** (cm)
[写 真] 1 仲野三郎(No716)、 3 松原安男
[記 事] 松原安男

            

[解 説]  松原安男
大通公園の像の中では唯一の青年立像。北洋相互銀行本店が店舗新築と、大通の緑化、地下鉄東西線開通にあわせ「市民の心に将来とも永く残るものを」と願って贈呈された。
昭和50年(1975)の日展で特選を受けた山田良定の作品。
 《湖風》について山田良定は、「―若者の心に湖のような清らかな息吹を感じて欲しいと同時に、それを今の社会に求めたい、そんな願いから制作した―」と述べている。台座の「湖風」の文字も制作者の自筆による。題名となった《湖風》の「湖」は、作者の故郷、滋賀県の「琵琶湖」をイメージしたものだろうか?昭和51年(1976)6月15日設置。
山田良定は、昭和6年(1931)滋賀県の生まれ。滋賀大学名誉教授。日展理事。浄土宗専念寺住職。平成14年(2002)、70歳で逝去。

006 湖風・正面

写真・湖風
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