札幌デジタル彫刻美術館   028 相響

基本情報

[台帳番号] 028
[作品名] 相響
[作 家] 安田侃
[設置年] 1997年
[設置場所] 南12条西4丁目、中島公園 キタラ正面前
[所有者] 札幌市緑化推進部
[材質・構造] 本体材質 : 白大理石 高さ250cmx横**x幅**x径**(cm)
台座材質 : ****    高**x横**x幅**x径**(cm)
[写 真] 1仲野No702、2松原

    

[解 説]   松原安男
平成9年(1997)、音楽専門ホール「Kitara」完成を機に設置された作品。エントランスと大ホールに置かれた作品とともに、三つの彫刻で構成されている。いずれも大きな卵型大理石(野外は25㌧、エントランスと大ホールは6㌧)の作品だが、特に彫刻らしい細工は施されていない。そこには「音の視覚化。地に響く音が聞こえてくれたら」という作家の願いが託され、奏者と聴衆の一体感を表している。
 安田は美唄生まれ、1973年からイタリアのピエトラサンタにアトリエを持ち、大理石を使った抽象モニュメント作家として世界的に活躍する。故郷の美唄では、小学校の廃校舎とグランドの跡地、周辺の林を利用した野外彫刻公園「アルテピァッツア美唄」があり、自ら制作した彫刻を設置するとともに、一般市民を対象とした彫刻づくりの指導も行なっている。

028 相響・正面

写真・相響
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