札幌デジタル彫刻美術館   261 飛翔 男性像

基本情報

[台帳番号]261
[作品名]飛翔 男性像
[作 家]山内壮夫
[設置年]1971年
[設置場所]川沿1条1丁目、五輪大橋西北端
[所有者]札幌市南区土木部
[材質・構造] 本体材質 : ブロンズ  高**x横**x幅** (cm)
台座材質 : 花崗岩   高**x横**x幅** (cm)
[写 真] 1: 仲野三郎(No713)、2 松原安男
[記 事]松原安男

以上、基本情報

[解 説]
 昭和47年(1972年)2月に行われた、冬季オリンピック札幌大会を記念して、前年に制作された作品。1960年以降にみられる〈飛翔〉シリーズ作品のひとつ。男性像は、オリーブの冠をかぶり、唇を一文字に結び、胴の横に風の抵抗を最小限にすべく両手をそろえ、目をまっすぐに見据えて飛翔する。勝利を確信するかのように…〝冬季オリンピックの華〟といわれるスキージャンプ競技の飛行をイメージさせるブロンズ像。スキー本体は省略されているが、風にはためきふくらんだ着衣がスピード感を象徴的に表現している。作家は「飛翔―この主題は私の好きなテーマ」といい、「天翔けるほんの数秒間の極限に緊張した体型は、人間の体躯そのものが持つもっとも美しいものだと思う」と述べている。オリンピック本番では、70㍍級ジャンプ競技で、日本選手が金・銀・銅のメダルを独占した。高さ2.20㍍ 幅90㌢

261 飛翔 男性像・正面

写真・飛翔 男性像
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写真・飛翔 男性像
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