基本情報
[台帳番号] | 269 |
[作品名] | エドウィン・ダン顕彰像 |
[作 家] | 峯孝 |
[設置年] | 1964年 |
[設置場所] | 真駒内泉町1丁目、エドウィン・ダン記念公園 |
[所有者] | 札幌市南区土木部 |
[材質・構造] | 本体材質 : ブロンズ 高**x横**x幅** (cm) 台座材質 : 花崗岩 高**x横**x幅** (cm) |
[写 真] | 1: 仲野三郎(No713)、2 **** |
[記 事] | 松原安男 |
以上、基本情報
[解 説]
北海道の農業・畜産の基礎を築いたエドウィン・ダンの顕彰像。酪農開拓の象徴として子羊を肩に、フォークを持ったたくましき農夫の姿。薮か牧草をかきわけて力強く歩むロングブーツの足元。台座のレリーフには、牛を引く町村金弥の姿をはじめ、先人たちの様子を6面にわたって刻んでいる。ダンの功績の調査やスケッチに1年、制作に3年を費やした労作。制作費用は850万円。
ダンは、1848年米国オハイオ州チリコシ生まれ。父の経営する牧場で育つ。1973年(明治6年)、25歳のとき、開拓使の雇い教師となり来日。明治8年、出張で七飯官園を視察。ツルさんとの出会いがあり、後日正式に結婚。明治9年6月、札幌官園に着任し、真駒内牧牛場、札幌に牧羊場、養豚場を建設、新冠に牧馬場を整備し、そこを拠点に、農業、畜産全般の指導を行った。顕彰会の会長町村敬貴(ひろたか)は、ダンから直接教えを受けた町村金弥の長男。