札幌デジタル彫刻美術館   236 人魚姫

基本情報

[台帳番号]236
[作品名]人魚姫
[作 家]エドワード・エリクセン
[設置年]1971年
[設置場所]札幌駅西コンコース
[所有者]北海道旅客鉄道(株)札幌駅
[材質・構造] 本体材質 : ブロンズ   高250x横**x幅** (cm)
台座材質 : 石       高**x横**x幅** (cm)
[写 真]1 仲野三郎(No830)、2 ****
[記 事]松原安男

以上、基本情報

[解 説] 《人魚姫の像》 1991 JR札幌駅西側コンコース
 原作は1913年(大正2年)、デンマークの彫刻家エドワード・エリクソンが、アンデルセンの童話「人形姫」をテーマに制作したもの。黒ビールで有名な醸造家カール・ヤコブセン(2代目)によってコペンハーゲン市に寄贈され、港におかれた像は〝世界3大がっかりの一つ〟といわれながらも、観光名所になっている。これは実物の2分の1の大きさで、台座を含めた高さは1.65㍍。JR北海道はデンマーク国鉄と姉妹提携しており、高架工事事業3周年を記念して1991年(平成3年)11月3日に設置した。普通、「人魚」は腰から下が魚だが、モデルとなったバレー「人魚姫」のプリマドンナの足があまりに美しくウロコで覆うに忍びないということで、足首までが人間のままになったとか。モデルは、彫刻家夫人のエリーネ・エリクソン(岡田真澄のおばさん?)。   (松原安男)

236 人魚姫・正面

写真・人魚姫
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