札幌デジタル彫刻美術館   039 牧歌

基本情報

[台帳番号]039
[作品名]牧歌[群像5体]
[作 家]本郷新
[設置年]1950年
[設置場所]北5条西4丁目、JR旧札幌駅南口広場
[所有者]北海道旅客鉄道(株)札幌駅
[材質・構造] 本体材質 : ブロンズ
   高170x横**x幅**x径** (cm)
台座材質 : 花崗岩
    高**x横**x幅** (cm)
[写 真]1 仲野三郎(No685)
[記 事]松原安男

以上、基本情報

[解 説] * 《牧歌の像》 本郷新 1960 JR札幌駅南口
 乙女3人が、トウモロコシ、ポプラの若木、スズランを持ち、2人の若者が、角笛を吹き、子羊を優しく抱いている。 北海道の牧歌的イメージを余すところなく伝えている本郷新の傑作。高さ1.7㍍の等身大のブロンズ像。札幌駅開駅80周年記念事業の一つとして道内の有力企業協賛5社の依頼によって昭和35年(1960)に制作された。  当初依頼者側の案は、大きな半割の地球の上に片手を高く掲げた人物というものだったが、「ばかでかいまんじゅうの上に立った彫刻などつくれぬ、おれに任せろ」という本郷新の方針もあって、より北海道らしさを印象付ける牧歌的な群像になった。尚、設置当初には背面に6個のレリーフ(熊、牛、鮭、馬、麦、リンゴ)もあったが、地下鉄工事などで移設の際取り外され、その後本郷の意向もあって、5人の群像彫刻となった。松原安男

039 牧歌・正面

写真・牧歌[群像5体]
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