札幌デジタル彫刻美術館   014 鶴の舞

基本情報

[台帳番号]014
[作品名]鶴の舞・正面
[作 家]山内壮夫
[設置年]1971年
[設置場所]大通西2丁目、大通公園北側
[所有者]札幌市緑化推進部
[材質・構造] 本体材質 : ブロンズ        高137x横150x幅75 (cm)
台座材質 : 花崗岩 (黒御影石) 高53x横80x幅72 (cm)
[写 真]1 仲野三郎(No713)、2 松原安男
[記 事]松原安男

以上、基本情報

[解 説] * アルミニューム材による作品。高さ5㍍ 幅2㍍。
 街行く人々が建物を仰ぎ見た時、青空を背景に「鶴」が映えるようにと設定されたようだが、「鶴」の具体的なイメージは全く払拭されている。 現在ではビルの谷間にあってそれと気づく人は少ないのが惜しまれる。北陸銀行を設計した北海道日建設計からの紹介と思われる。同設計は昭和33年(1958年)に建てられた札幌市民会館の設計を手掛けており、そこに山内壮夫の《希望》が設置されたこともあって、同行札幌支店新築に際して、山内壮夫の彫刻設置の提案があったようだ。同行のほかの支店には、このような彫刻設置の例はないという。なお、同行西側入口横にも、同時に制作された《鶴》をイメージしたアルミニューム壁面彫刻がある。

014 鶴の舞・正面

写真・鶴の舞
(クリックすると拡大)