札幌デジタル彫刻美術館   116 島義勇

基本情報

[台帳番号]116
[作品名]島義勇
[作 家]山内壮夫
[設置年]1964年
[設置場所]北1条西2丁目、市役所1階ロビー東
[所有者]札幌市総務部(庁舎管理課)
[材質・構造] 本体材質 : ブロンズ
 高250x横**x幅** (cm)
台座材質 : 花崗岩 (黒御影石)
 高**x横**x幅** (cm)
[写 真]1 仲野三郎(No713)、2 橋本信夫
[記 事]松原安男

以上、基本情報

[解 説] * 札幌市役所庁舎一階市民ロビー東側(過去コーナー)に設置された高さ2.50㍍、台座を含めると4メートルに及ぶ大きな銅像は、札幌の街づくりを構想した開拓使判官島義勇像。札幌市が昭和46年(1971年)11月の新庁舎の竣工に際して、札幌創建に貢献した島義勇の想い、漢詩にある「他日五洲第一都」の実現を期して、像を建立した。 街づくり構想の原点となったコタンベツの丘(現在の北海道神宮の辺り)を偲んで像は西向きに設置され、台座には判官の功績を紹介した碑文、前面には判官が詠んだ漢詩を当時の原田市長の書で彫り込んである。除幕式には、佐賀県から島義勇の子孫らも招かれた。山内壮夫は「判官の品格と古武士的気魄の表現に終日苦しんでおります」と、制作にあたっての心意気を吐露したという力の入った作品。
[解説] 松原安男

116 島義勇 市役所・正面

写真・島義勇
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拡大写真・島義勇
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