札幌デジタル彫刻美術館   045 空・ひと・線

基本情報

[台帳番号]045
[作品名]空・ひと・線
[作 家]伊藤隆道
[設置年]1971年
[設置場所]北2条西4丁目、北海道郵政局前
[所有者]北海道郵政局
[材質・構造] 本体材質 : ステンレス・鉄
    高500x横150x幅75 (cm)
台座材質 : 鉄・床コンクリート
  高53x横80x幅72 (cm)
[写 真]1 仲野三郎(No713)、2 松原安男
[記 事]松原安男

以上、基本情報

[解 説] [解 説] 《空・ひと・線》 伊藤隆道 1993 北2西4
 道郵政局半円を描くステンレスの曲線が水平と垂直に配置され、それを一本の直線がつないでいる。伊藤隆道得意のステンレスを使った作品。伊藤は動力を使ったステンレスの作品を多く制作しているが、これは動かない。しかし見る位置を変えれば、曲線も形を変え、鏡面に映し出される風景も変わる。あたかも作品自体が動いているかのような錯覚に陥る。その変化の妙を楽しむのがステンレスでつくられた作品を鑑賞する際のポイントのひとつだ。二つの輪は、郵政事業の地上ネットワークと電波通信ネットワークをそれぞれイメージしている。台座のイエローが、作品の存在感を作り出している。 (松原安男)

045 空・ひと・線・正面

写真・ 空・人・光
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