札幌デジタル彫刻美術館  090 山鼻屯田兵の像

基本情報

[台帳番号]090
[作品名]山鼻屯田兵の像
[作 家]山内壮夫
[設置年]1967年
[設置場所]南29条西11丁目 (児童遊園地)
[所有者]札幌市緑化推進部
[材質・構造] 本体材質 : ブロンズ
   高230x横**x幅** (cm)
台座材質 : 花崗岩 
   高53x横80x幅72 (cm)
[写 真] 1 仲野三郎(NoNo593)、2 松原安男
[記 事]松原安男

以上、基本情報

[解 説]
 《山鼻屯田兵の像》 山内壮夫 1967 山鼻日の出公園
 昭和42年(1967年)、開道100年を記念して、〝屯田兵の労苦をたたえる〝として建てられたブロンズ像。屯田兵の制帽制服を着用し、足には草鞋、手にはしっかりと鋤を握りしめ、表情はきりりと口元が引き締まって力強く、全身開拓魂と北辺鎮護の使命感に満ちあふれた像となっている。北海道の開拓の歴史を語るとき、屯田兵の活躍を避けては通れない。明治9年(1876年)、山鼻地区には旧仙台藩、津軽藩など東北各県の士族240戸、男女1,114人が入植し、屯田兵第1大隊第2中隊として編成された。現在は平岸霊園に移されているが、かつてその先人たちの墓地がこの地にあった。題字は、当時の札幌市長原田与作。高さ2.30㍍

山鼻屯田兵の像・正面

写真・山鼻屯田兵の像
(クリックすると拡大画像になります)