スペイン語その後 2

 スペイン語を始めて1年が過ぎた。退職して1日のうちに結構勉強の時間が取れるようになって勉強も進んでいいはずだが思うようにはいかない。もっとも最近は、時節柄旧勤務先からの依頼事も増えたし旅行も増えて少々忙しくなった。むしろ通勤電車で聴いていた方が集中できた。
 大学の公開講座がスタートだった。3ヶ月半で講座は終了したが、その後は近所のスペイン語学校とラジオの講座で勉強を続けた。

 ラジオ講座は3月で終了したもののCDを買ってきて復習した。CDをICレコーダに移して、入門の挨拶から過去形までランダムに聴いた。
 10月になって再び菅原昭江先生のラジオ講座を聞き始めた。今度はスポーツジムが舞台の新作で、3月までにどこまで進むのかわからないが、入門というより再入門の人を対象としたような内容だ。
スマホにらじるをインストールして番組を予約している。毎回聴けるわけではないが、デスクワークが無くなって時間を忘れてしまいがちだが、自動でスタートするので助かる。

 スペイン語学校は月3クラスと月1クラスを取っていて毎週習い事のように通っている。月3クラスは文法が中心で昔の学校の授業のようだ。しゃべれるようになりたいだけだが、文法を軽視できないし、分からない事を質問できる機会として必要だ。月1クラスはスペイン人の先生で話の内容は半分も理解できていない。様々なレベルの人がいていつも足を引っ張る存在だ。

 昔から根を詰めて勉強した記憶がないから、語学の勉強をするにあたって今更、もっと若ければなんて思わない。しかし、中年ごろから出始めた人の名前を思い出せないのと同様に、知っている単語が出てきてもそれが直ぐに日本語の意味と結びつかないのが悔しい。反対も同様だ。
孫と神経衰弱をすると、カードは覚えていても場所までは覚えられず、どんどん取られる。これは悔しさよりもうれしさが優る。  (2015/12/2)


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