クイックターン
スポーツクラブへ行った時は、プールで2000m以上泳ぐことにしている。まずは25mプール1往復1分で、連続で30分泳ぐ。ちなみに1500mの日本記録はその半分だ。
最近考えがやっと纏まってきた。ターンの時水平に蹴るのと斜め上に蹴るのでは、後者は力が分散されるので不利だ。体の浮力以外で上向きの力は不要だろう。だから、フェルプスも水平に蹴るとして、ターンの後、体が水面と並行ならば水深は関係なく何の問題もないだろう。しかし、上昇するためにわずかでも斜め上向きになって、体の角度と同方向に進むならよいが、角度と進行方向がズレると投影面積が増えて水平方向に対して抵抗が増える。
50年以上前の東京オリンピックの時のことを覚えている。当時から競泳にクイックターンが用いられていた。自由形の短距離でもやる人とやらない人(1:18:00)がいて、ターン後に頭一つほど差が出来たと覚えている。男子1500m自由形では全員やっていなかった。決勝レースで2位の選手が最後のターンで力をふり絞ってクイックターンをしたのを、アナウンサーが驚いていた。 私は十数年前に見様見真似でやっていたが、それをやった日はくしゃみが止まらず止めてしまった。今なら鼻栓を使うから問題ないが、54年前と同様でしなくても差がないという判断で、蹴る高さも関係ない。 (2018/10/15) 閉じる Home |