○ 追悼平和記念式典
○ 原爆被害の写真展
○ 被爆者の相談事業
○ 後世へ伝える語りべ
戦争で犠牲になった人々への追悼や、二度と同じ過ちを
冒さないための平和決起集会を、国をはじめとする行政や
全国の被爆者団体が連携して毎年行っています。
当時、被害を受けた広島・長崎の町並みの様子や
人々の悲痛な叫びが収められた写真の展示を行います。
訪れた多くの方へ戦争の悲惨さを実感していただき、
過去の大惨事を後世に伝えることを目的としています。
医療補助や健康診断といった被爆者のための被爆者手帳を
取得するための活動に加え、健康相談も行っています。
また、国が未だに和解を認めようとしない問題、原爆症認定へ
向けた集団訴訟のための活動も全国規模で行っています。
実際の被爆経験者による話など、当時の惨状を後世に伝え、
残していくための活動をしています。
これまで授業の一環として、全国の小中学校やアメリカなどに
も出向き、核戦争の恐ろしさ・罪深さを訴え続けています。
「被爆体験談」についてもお話します。ご希望の方は事務局へ
お気軽にお申し付けください。
「祈りの像」 (仙台・錦町公園)
この像は、原爆被害者に追悼の気持ちを込め、核戦争という過ちを二度と起こさぬようにと、被爆者団体が行政へ理解を求め設置された。
【銘 文】
かの第二次世界大戦のさなか、1945年8月6日広島に、8月9日にそれぞれ原子爆弾が投下され、一瞬にして20数万人のいのちが奪われました。
また生き残った37万余人の被爆者も原爆の放射線による障害にて、一生苦しむことになりました。
人類史上はじめて生じたこの悲しい惨めさを人間が生きている限り痛ましいこととして訴えつづけなければなりません。ここに県内の犠牲者を悼み、このような核兵器は地球上から絶滅させ、世界永遠の平和を切に祈念して「いのり」を建立するものであります。
1994年3月 宮城県原爆被害者の会