阪神基地隊ウインターフェスタ2016
2016.12.11
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兵庫県で行われた、阪神基地隊ウインターフェスタ2016に参加して来ました。色々あった2016年も
とうとうこのイベントで締め括りであります。それにしてもウインターフェスタなんて聞いた事がありません
が、私がこの世界に入る前からあった行事なのかな?基地の外部食堂を一般に開放してのKOBEカレー食堂
といい、近年の阪神基地隊の頑張りぶりにはほんと頭が下がります。
そんなせっかくのウインターフェスタ、出来れば朝から参加したかったのですが、生憎の所用のため現地に
着いたのはお昼過ぎという時間帯。まあ、午後から時間を作れただけでも良しとすべきか・・・。コンデジを
上着のポケットに放り込み、手ぶらで基地へと向かいます。
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基地の周囲は相変わらず殺風景ですが、基地内は結構な賑わいでありました。この寒い季節にも関わらず屋
台広場も岸壁も人でいっぱい。遅い時間なら空いているかも・・・と甘い事を考えていたのですが、やっぱり
こうでなくっちゃなあ、自衛隊のイベントは。
岸壁にいたのはDE229護衛艦あぶくま。久しぶりの嬉しい再会ですが、甲板上は見学者で溢れかえって
います。乗艦待ちの行列も岸壁から敷地内の道路にまで伸びていて、流石にこれでは艦橋や艦内の公開はなさ
そうですね。とは言え、そもそも今日は昼からのゆるゆる参加。あまり気負わずのんびり行きましょう。小一
時間も待てば混雑も落ち着くかもしれませんし。
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そのあぶくまの前甲板では、ちょうど76mm単装速射砲の操法展示が始まったところ。ジリリリリリとけ
たたましいベルが鳴り響いた直後に丸っこい砲塔がぐるぐる動き回って砲身を振り上げると、岸壁と甲板を埋
めた見学者達からは低いどよめきが。訳もなく「フフン♪」と得意げな気分になってしまうのは、何故なんで
しょうねえ。あの76mm単装速射砲は別に私の持ち物でも何でもないのですが(笑)。
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前甲板ではメガホン片手の隊員さんが説明を行っていて、
「次は左を向きまーす!撮影ポイントはこちらになりますよー!」
と、なかなか堂に入った司会ぶり。2等海尉という事は、砲術長さんかな?
そのあぶくまの前に停泊しているのは、MSC684掃海艇なおしま。こちらも長蛇の列が出来ています。
なおしまは第42掃海隊に所属し、ここ阪神基地隊を住処としている掃海艇。普段の日曜日の一般公開でも見
る事が出来ますが、せっかくなので混雑が落ち着いたタイミングを見計らって乗艦させてもらおうかな。
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そして南側の岸壁にいたのが潜水艦。呉も随分とご無沙汰なので、潜水艦を見るのは久しぶりだなあ。セイ
ルがマッチョなおやしお型ですが、なんていう潜水艦なんだろう。存在そのものが機密の塊である潜水艦の名
前を隊員さんに聞くのは、あまりよろしくない行為と聞いた事があるけど・・・と思いつつ傍にあったグッズ
販売テントに向かうと、売り子を務める乗組員の方から
「あの潜水艦、いそしおって言うんですよ~」
と教えてくれたので拍子抜け。まあ、堂々といそしおグッズを売っている位ですからねえ(笑)。隊員さん
も自分の艦が誇らしかったのでしょう。
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呉を母港とする潜水艦いそしお、今回は広島カープばりに真っ赤なロゴをプリントした今治タオルを販売し
ていました。うーん、もっと潜水艦っぽさを前面に出したタオルなら買ったのですが・・・これはカープファ
ン以外は買いづらいなあ(笑)。そのいそしおの艦尾には、小さな自衛艦旗が真っ青な冬空をバックに掲げら
れていました。
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ちなみに潜水艦いそしお、ウインターフェスタに合わせて事前応募制の艦内特別公開も行っていました。当
選した幸運な人達は乗組員の説明つきで艦内を見る事が出来ますが、上甲板だけなら誰でも乗艦させてもらえ
る様で、ここも当然ながら凄い行列。
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セイルの手すりには、黄色い海竜をあしらった旗が掲げられています。いそしおのマスコットですね。緑色
の魚雷を咥えていて、猛々しくも可愛らしいデザインです。ちなみにこのマスコット、名前はあるんですか?
と傍にいた乗組員の方に訊ねると、
「いやー、特にありませんよ(笑)」
との事。それにしても潜水艦の一般公開まで行うとは、今回も阪神基地隊頑張ったなあ。おそらく通常訓練
の途中で補給に立ち寄ったと思われますが、一般市民が潜水艦に触れる機会は滅多にないので、非常に意義の
ある貴重な催しです。
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ちなみに潜水艦は、見た目よりも喫水がある上に機密保持の問題もあって、護衛艦に比べて接岸できる岸壁
が限られるそうです。基本的にあまり人目につく場所はよくないらしく、そういう意味では都市部に近い割に
とても辺鄙な場所にある阪神基地隊は、うってつけなのでしょう。近くには繁華街があって乗組員は羽を伸ば
せますし、諸々のインフラも整っているので補給も容易ですし。
お、セイルから延びている潜望鏡がくるくる回っていますよ。おそらく艦内特別公開で乗艦した見学者に、
実際に潜望鏡を触らせているんでしょう。いいなあ。
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ふと甲板を見ると、トナカイの被りものをした海士が子供達にプレゼントを渡していて、実に微笑ましい風
景。いかにも生真面目そうなメガネ顔と立ち姿勢がトナカイの雰囲気に今ひとつ合ってないのは、まあ御愛嬌
という事で(笑)。
あれ?先程よりもあぶくまの行列が随分短くなっていますよ。甲板にはまだ人が沢山いますが、時間的に屋
台広場に人が移動しているのかな?という訳で舷門に向かうと、待ち時間なしで乗艦する事が出来ました。
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舷梯を上がった先には、左舷に旋回させたアスロック発射機が。わざわざ前扉を開けて仰角をつけた状態で
展示していて、何の為の装備品なのか分かりやすいですね。素の状態を知らない人が見たら、デカイ箱としか
見えませんし。どうせなら分かりやすく見てもらえるようにひと工夫しよう!という、あぶくま砲雷科のやる
気が伝わってくる様です。
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そのすぐ脇にあったのが、アスロック発射機を見守る管制室の小窓。発射までの一連の作業は艦内のCIC
(戦闘指揮所)にて行われますが、ここでは発射機が問題なくきちんと動いているかどうかを、目視で確認し
ているとの事。
発射の際はロケットの噴射炎で辺り一面煤だらけになるせいか、爆風から窓を守る防護プレートがあります
ね。雨や雪、襲い掛かる波しぶきにも耐えられる様、ウォッシャー液つきのワイパーまでついています。
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小型艦らしい狭い舷側通路に妙な落ち着きを覚えつつ、前甲板へ。不完全ながらも護衛艦で初めてステルス
性能に踏み込んだ設計となったあぶくま型護衛艦らしく、艦橋周りはすっきりした印象。ゆき型きり型ならア
スロック発射機が鎮座している艦橋真下が広々としているのも、涼しげな印象に拍車をかけていますが、本来
ここには後からRAM近接防空ミサイルが搭載される筈だったんですよねえ。色々あって話は立ち消えになっ
てしまったそうですが。
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その為前甲板の守りを一手に引き受ける事となった76mm単装速射砲ですが、小口径故の軽さを生かし、
毎分80発以上という発射速度を誇るなかなかのスグレモノ。山椒は小粒でピリりと辛いってやつです。
確かに127mm砲に比べれば打撃力不足は否めませんが、そこは装弾数の多さと即応性の高さで勝負。そ
もそも2000㌧のあぶくま型に127mm砲を積める訳もありませんし、小型艦艇向けのベストセラーと言
われるのも頷けます。
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それにしても、イージス艦に搭載された127mm砲には桜と錨のマーク入りのキャップが奢られているの
に、76mm砲はいつもむき出しなんですよね。大丈夫なのかな・・・と傍にいた隊員さんに訊ねてみると、
「あ、砲口に見えるあの銀色の部分、実はあれがキャップなんですよ(笑)。撃つ時は、あの部分を外しま
す。確かに大型艦にはカッコイイキャップがついていますよね。あれ、実は私も羨ましいんです(笑)」
えっ、これ自体がキャップだったのか!っていうか、断然こっちの方が作り込みが複雑でカッコイイ気がし
ますよ(笑)。
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その後は右舷に回り、先程のアスロック発射機の後方へ。黒い碁石が並んだ様なお尻の部分がカワイイな。
と、ここで隊員さんにお話を伺って初めて知ったのですが、この黒丸のカバー、発射時には前もって外してお
くそうです。てっきりこの黒丸の部分を吹き飛ばしてアスロックが発射されるものと思っていましたが。
ちなみにこのアスロック発射機、発射時は目標潜水艦に対していちいち艦を横に向ける必要があるというの
が大きな欠点。配置上、どうしても前後の艦橋と煙突が邪魔になりますからね。どの方向にいる潜水艦に対し
ても垂直に撃ち上げればいいVLS(垂直発射方式)に比べると、即応性でどうしても劣るのは否めません。
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ただ、これは設計上のミスという訳ではなく、このアスロック発射機があぶくま型に搭載された当時は、発
見した潜水艦に対して複数の艦がぐるぐると周囲を回って囲い込みながら攻撃していた為、艦の横方向に向け
て撃つのが当たり前だったとの事。なるほどなあ。設計ミスではなく、時代とともに戦術の方が変わってしま
ったんですね。
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煙突の後方にあったのは、ハープーン艦対艦ミサイル発射機。最大8基のキャニスターを重ねて搭載できま
すが、今回搭載されていたのは4本のみ。射程100kmを誇る、現代の『捕鯨の銛』であります。
と、ここでピコピコポコポコと不思議な音楽が聞こえてきました。体験航海や一般公開で艦内にBGMを流
す事は稀にありますが、概ね一般受けしやすいポップスが中心で、こんな趣味性の高い妙な曲は珍しいなあ。
しかもこの曲、艦内スピーカーからじゃありませんね。ふと上の甲板を見てみると、なんか高そうな外部スピ
ーカーが設置され、何故か純白の夏季礼装に身を包んだ人が今時珍しいレコードを取り出しては大事そうにタ
ーンテーブルに乗せていますが・・・何だこりゃ?
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傍にいた隊員さんに訊ねてみると、たまたま艦内にオーディオ趣味の乗組員がいて、今回は艦上でDJの腕
前を披露させてみました!との事。それにしても、またなんで夏季礼装なんだろう。インパクトは抜群ですが、
この季節だとすごく寒そう(笑)。
「いやあ、目立ちたがりなんでしょうねえ(笑)。たぶん中にしっかり着込んでると思いますが(笑)」
この人はどうやら通信の隊員さんらしく、司会の隊員さん曰く本業ラッパー、趣味海上自衛官(笑)との事。
いやあ、いろんな特技を持った人がいるなあ。あぶくまは呉を定係港としているので、この隊員さんは呉の自
宅からわざわざ趣味のお宝を積み込んで航海して来たのか(笑)。
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ウインターフェスタにつめかけたお客さん達を少しでも楽しませようとする姿勢は立派ですが、それ以上に
立派なのは仕事をさらに楽しんじゃえ!というこの姿勢。自慢のオーディオ機器を潮風に晒すのは勇気が要っ
たと思いますが、自慢のお宝レコードを抱えての航海は、さぞかし楽しかっただろうなあ(笑)。
もしかしたら、五月蠅いだの場所を取るだのと家族から散々な扱いを受けている趣味なのかもしれませんが、
観客からのリクエストにニコニコ顔のサムアップで応えるお父さんは、実に輝いて見えました(笑)。
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さて、そろそろお腹も減ったので上陸しますか。ふと見ると、岸壁には沢山のベビーカーが並んでいます。
小さなお子様連れでも気軽に参加できるイベントとして、これまで阪神基地隊が色々と心を配ってきた成果の
表れですね。
屋台広場はまだ結構な人込みですが、ざっと見たところ食べ物系は刀削麺、ケバブサンド、ぼっかけうどん、
宇都宮焼きそば、佐世保バーガー、アメリカンロングポテト。やたらと国際色豊かなのが、いかにも港町神戸
らしい。
という訳で、ご当地感があって行列の回転が速く、なおかつ一番暖まりそうな神戸名物ぼっかけうどんに行
ってみましょう。しばらくして入手できたぼっかけうどん、青ネギを入れて、普段使わない一味をぱらり。手
のひらに伝わる器の熱さをもっと味わいたい気がしましたが、冷めないうちに頂きましょう。
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ほほう、甘辛く煮込んだ牛すじ肉とコンニャクが、あっさりした関西出汁によく合ってますね。この寒さの
お陰で美味しさも際立ちます。
その後は、程良く行列が落ち着いた掃海艇なおしまへ。さほど待たずに乗艦出来ましたが、説明役の隊員さ
んの手が足りていないのか、少し物足りない感じ。何か急な用事が出来て、持ち場を離れざるを得なかったの
かな?
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艦尾の掃海作業スペースには、実物の水中機雷を使った機雷処理訓練の画像が展示してありましたが、赤錆
まみれで横倒しになった沈船が映っていて、とても日本の風景とは思えません。傍にいた隊員さんに訊ねてみ
ると、どうやら硫黄島まで出かけて行った訓練で、米軍の上陸阻止の為にあえて沈めた海軍の船だったとの事。
実物の機雷を爆破させるんですから、流石に日本近海では難しいんでしょうねえ。
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その後は潜水艦いそしおへ。こちらは流石にまだ長い行列が続いていますが、甲板の上を歩くだけなので消
化は意外と早く、ほどなくいそしお上甲板へ。おおお、小松島で乗艦させてもらった潜水艦ふゆしお以来、か
れこれ10年ぶりの潜水艦です。ハッチから見下ろした垂直の昇降筒内は、ふゆしおと殆ど変っていない印象。
先程のトナカイ隊員がいたので、サンタはいないんですか?と声をかけてみると、
「ええ、じつは艦長が全身サンタの格好をしておりまして・・・今艦内にいるところです(笑)」
えええええ、艦長がサンタ役やってるんですか!?恐らく艦内特別公開で招かれた青少年向けのサービスな
んでしょうけど、水上艦の艦長以上にハードでミステリアス、そして心も体も高張力鋼で出来ている鉄仮面な
印象がある潜水艦の艦長が、全身サンタのコスプレか・・・。やるなあ・・・。
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その後は厚生センター内の売店に立ち寄り、階段通路から基地全景を撮影。昼から遅れての参加となった今
回のウインターフェスタですが、ゆるゆるなりに結構楽しめましたね。それにしても、毎年のサマーフェスタ
や週末の掃海艇一般公開に加えてKOBEカレー食堂のオープン、その上ウインターフェスタまで開催すると
は。今年の阪神基地隊の攻めの姿勢には、感服せざるをえませんでした。延べ人数でこれだけ基地に一般客が
押し寄せた年もなかったんじゃないかなあ。
それにしても、これは一体誰の音頭取りだったんでしょう。基地司令が広報強化の目的で猛プッシュしたの
か、それともお祭り好きな神戸人の気質がそうさせたのか。
ゲストをサンタのコスプレで迎え撃った(笑)いそしお艦長の件を考えると、いくら上位階級とは言え阪神
基地隊司令が潜水艦隊の指揮下にいるいそしお艦長に対して
「次のイベントでは第一種サンタ装にて作戦を遂行せよ」
という指令を下せるとは思えません。つまりこのイベントは基地司令が旗振り役を務めたというよりも、参
加した全部隊が共通の目的意識をもってあたったと見るのが正解なんでしょうね。いやはや、この年末の忙し
い時期にも関わらず、本当に御苦労さまでありました。
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先に触れたベビーカーの数もそうですが、阪神基地隊、引いては自衛隊全体が積み重ねてきた広報の努力は、
この先もっと大きな実を結ぶ筈。来年も大いに期待させて頂きたいですね。
ただ少し残念だったのは、護衛艦と掃海艇の艦橋や艦内が公開されなかった事。この混雑ではそれも仕方な
い事ではありますが、潜水艦同様に入隊年齢以下の青少年だけでも事前応募制にして、中へ入れて色々と見せ
ても良かった気がします。
現場にさらなる負担を強いる様で甚だ申し訳ない提案ではありますが、これまでの努力をさらに実りあるも
のにする為にも、是非御一考頂きたいと思いました。
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さて、いよいよ年末も押し迫って参りました。年末ギリギリまで年内参加イベントの更新に追われましたが、
この時期までイベントに出歩けるのは正直嬉しい悲鳴でした(笑)。今年は色々あった上に、楽しみにしてい
たいくつかのイベントに参加する事が叶いませんでしたが、春日井や新発田、松山に遠征出来たし、まあ満足
な一年でありました。
さすがに一時期の様に毎週毎週走り回ると言う訳にはいかなくなりましたが、来年も都合が許す限りあちこ
ち出歩きたいと思います。
それでは、今年一年当S.A.Sにお付き合い頂きました皆様、そしてこうしている今も平和の為に人知れず
汗を流している隊員さん及び御家族の皆様のご健康とご多幸をお祈りしつつ、今年の締めにしたいと思います。
皆様、よいお年をお迎え下さい。
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