2010.02.07
大阪府は堺泉北港で行われた、DD−129護衛艦やまゆきの一般公開に行って来ました。今年の記念すべき一発目
のイベントです。例年は3月の練習艦隊入港がイベント初めになる事が多いのですが、今年は珍しく2月頭からの艦艇
一般公開となりました。
昨年この場所で行われた護衛艦うみぎり一般公開で遭遇した大混雑の教訓を生かし、今回は1500頃からという遅めの
参加にしましたが、それでも埠頭には人、人、人…。この寒い時期だと言うのに、沢山の人たちが今日の一般公開を楽し
みにして来ているようです。
そしてやまゆきのマストには、こいのぼりが掲げられていました。日曜日という事もあり、小さな子供を連れた家族連れ
も多かったので、これはなかなか粋な計らいですね。さすがに広島カープと縁が深い艦はやる事が違います(笑)。
混雑を避けるために遅めに到着したのに、埠頭には
長蛇の列が。自衛隊イベントは年々人気が高まってい
るようです。
多くの人に海上自衛隊の活動の一端を知ってもらう
という意味では、とてもいい事ですね。艦艇ファンとして
はちょっと複雑な気もしないでは無いですが(笑)。
アスロック発射機の稼働展示が行われていました。
前面の扉が『ガシューン』と開き、内部からガイドが
にゅっと出て来ました。
「ようこそ!やまゆきへ!」
艦橋後部の待機所(?)。公園に置いてあるような
ベンチが、何とも言えない違和感を漂わせていました。
のほほんとし過ぎて、本当に護衛艦には似合いません
ねえ。
前面扉を開放した状態のアスロック発射機。開放時
は、新幹線の扉が開く時みたいな音がしました。
完全逆光だったので、艦橋から後光が差してます。
艦首の先まで開放されていて、私の後方は国旗をバ
ックにした記念撮影コーナーになっていました。
艦首にある76o速射砲の訓練弾。専用の三脚で立
てられていました。
左舷中央部にあった、給油用のプローブレシーバー。
まるでオオグチボヤの様です。顔を突っ込んでみたら、
ガソリンのニオイがしました。
訓練用の洋上標的が搭載されていました。残念なが
ら壊れていて使用できなかったそうです。
「最初っから壊れていたけど、呉に帰ったらやっぱり
怒られるのかなあ・・・」
と、説明してくれた隊員さんが心配していました。
後甲板のシースパロー訓練弾。勇ましそうなシャーク
ティースが描かれていました。
埠頭に作られたやまゆきグッズ販売コーナー。
ここではやまゆき識別帽の他に、第12護衛隊の識
別帽も販売されていて、私の識別帽コレクションが、
また一つ増えました。
右舷通路の天井に固定されていた、ダメコン用の木
材です。キレイな木目が通った角材が使用されていて、
“特撰”というスタンプが押印されてました。
それにしても、今回は凄い人出でした。出来れば艦内も回って“やまゆきアート”(2008イベントレポート参照)を堪能
したかったのですが、艦橋が開放されただけでも有り難いという状況でした。午後の一般公開終了時刻の1600を過ぎ
ても沢山の人が艦を見学していましたが、この日の夕食はかなり遅れてしまったのではないでしょうか。
当日沢山の見学者の応対に追われた護衛艦やまゆき乗員の皆様、大阪地本及び信太山駐屯地からの応援の皆様、
大変お疲れさまでした。
トップページに戻る
イベントレポート目次に戻る
|