護衛艦ちょうかい一般公開           in和歌山港

2009.05.30



      と言う訳で、和歌山港で行われたDDG176護衛艦ちょうかいの一般公開に行ってきました。本当は午後からの体験航
     海に参加したかったのですが、あえなく落選(泣)。関西にはめったに来ないイージス艦と言う事もあり、応募が殺到する
     事は想像に難くなかったのですが。とにもかくにも和歌山入りです。
      埠頭には既に沢山の人が集まっていて、和歌山港毎年恒例のあさぎり型やはつゆき型の時とはえらい違いです(笑)。
     流石にイージス艦は人気がありますね。







 さすが基排7000d、でかいですねえ。
 埠頭からは見上げる様な位置に舷門があり、艦橋
構造物はまるで圧し掛かって来る様。








 陸自の展示車両は、信太山駐屯地からの高機動車
と軽装甲機動車、あと120o迫撃砲RTが来ていました。
 タイヤの空気圧を車内から調節できるので、少々の
パンクも平気!という陸自隊員さんの説明に、ちょうか
いの乗員の方たちが目を丸くして驚いていました(笑)。









 武器操方展示が始まりました。
 無人の甲板で、艦首の127o速射砲がくるくると回
転し、軽快に砲身の仰角を取っていました。
 さらにこの後は、艦橋下部のCIWSがカクカクと動
き出し、チェーンソーの様な音を立てて砲身を回転さ
せていました。









 今年はやけに陸自隊員がウロウロしているなあ…
と思ったら、インフルエンザ騒ぎのせいでした。どう
やら応援に駆け付けた模様。ご苦労様です。










 艦首VLS。たかなみ型は一段高くなっていてVLS
が見えませんが、こんごう型は前も後ろも良く見えま
す。
 前にある32セルのうち、3セル分は装填用のクレ
ーン
が収納されています。









 甲板に展示してあった127o砲弾。ダイキン工業
です。こんなでかいものを地平線の向こうまで飛ば
すんですから、凄いパワーだなあ。









 艦首127o速射砲の砲身に被せられた、砲口キャッ
プ。ちゃんと桜と錨のマークが。
 以前乗艦したこんごうにも同じものが取り付けられて
いましたが、同じ砲を持つたかなみは無印でした。
 イージス艦だけの特権でしょうか。









 後甲板の日陰にちょうかいグッズ販売店が出てまし
た。
 お目当てのちょうかい識別帽は、先週寄港した門司
港で売り切れ!門司の人は容赦がありません(泣)。
 またいつか、佐世保に行った時の楽しみに取ってお
く事にします。








 舫綱に取り付けられたネズミ返し。こうして見ると小
さいですが、実物は一抱え位ある大きなものでした。
 つけている艦とない艦がありますが、こういう備品を
乗せる事が出来るのも大型艦の長所なのでしょうか。
 こんなのが5〜6個もあると、相当かさ張りそうです。











 「ようこそ、護衛艦ちょうかいへ!」
 お年寄りの方にはちゃんと介添えを行います。
 別の乗艦者の方でしたが、ヨレヨレのオジイチャン
がキリッと締まった敬礼を返しておられて、ちょっと渋
かったです。
旧海軍の方だったのでしょうか。







      インフルエンザショックで当初は開催すら危ぶまれた一般公開&体験航海でしたが、なんとか甲板だけでも見る事が出来
     て、大阪から出て来た甲斐がありました。それでなくてもこの年の前半は、あちこちの自衛隊イベントが中止の憂き目にあい、
     残念な思いをする事が多かったですし。

      この後は急いで大阪に取って返し、明日行われる山口県防府市の航空自衛隊防府北基地航空祭に向けて出発です。空
     模様が徐々に怪しくなってきているのが心配ですが、まあ何とかなるでしょう。自分に言い聞かせつつ、なんば行きの南海電
     車に乗り込みました。




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