練習艦隊in天保山埠頭

2008.03.23



      今年も練習艦隊が大阪港にやってきたので見に行ってまいりました。天保山埠頭は自宅からすぐなのでありがたいなあ。
     練習艦隊がやってくると、いよいよイベントシーズンも始まりです。入港した艦は、下記の通り。

                                  TV−3508 練習艦かしま
                                  TV−3516 練習艦あさぎり
                                  DD−158  護衛艦うみぎり







 練習艦隊の概要。北米、南米、アフリカ、ヨーロッパ、
地中海、インド、東南アジアの各地を約半年かけて周
ります。

 ここまでスケールの大きな遠洋航海を行う海軍は、
世界でも稀だそうです。









 練習艦あさぎりの格納庫に吊るしてあったサンドバ
ッグ。
狭い艦で汗をかくほど運動できるのが好評なの
か、かなり使い込まれてアンコが下に寄っています。











 舷門近くのプレートにあった名前表。持ち場につく
幹部候補生だと思いますが、コムサン・ティップアク
ソンさんはタイ海軍からの留学生でしょうか?
いたら
是非海自の感想を聞いてみたかったのですが、上陸
していたのか、それらしき人は見当たりませんでした。









 練習艦かしまの舷側です。寄港地では現地のVIP
を招く機会の多い艦だけあって、さすがに広々として
います。レセプションや会食の機会も多いので、かし
まの給養員はホテルのレストランスタッフ並の腕利き
揃いとか。
いいなあ、何か食べてみたいなあ。








 練習艦かしまの飛行甲板。左舷舷側に続くオランダ
です。甲板の高さの違う部分を段違いにすると、
の部分が強度不足になりやすい
ので、こういう具合に
繋ぎ目の甲板を傾斜させているそうです。
 てっきりVIP用の親切設計かと思っていたので、危う
く恥をかくところでした。いやあ、なんでも聞いてみるも
んですねえ(笑)。









 護衛艦うみぎりの格納庫にあったでかいコンテナ。
IHIの航空宇宙事業本部のものでした。かなり巨大
なシロモノだったので、SH−60Jのスペアエンジン
かな?










 護衛艦うみぎり飛行甲板のSH−60J。この天保山
埠頭は、艦の背後に観覧車が入るので面白いです。













 護衛艦うみぎり艦橋。はつゆき型とあさぎり型は、
艦橋下部がちょっと斜めになっているのが個人的に
カッコいいと思いますね。
内部はアスロックの弾庫と
給弾機になっているそうです。







      雨は降らなかったものの天気は今ひとつで、ちょっと肌寒い一日でしたが、今年一発目の海自イベント参加は満足でした。
     意外と人も少なかったので、ゆっくりと色々見て回れましたし。
      この3艦からなる練習艦隊は、この後半年かけて世界一を周します。その距離31252マイル、実に56000q以上に及ぶ
     航海です。
実習幹部の皆様並びに乗員の皆様のご安航とご健康を祈りながら、天保山埠頭を後にしました。




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