2004.07.18
さて、今回は阪神基地隊で行われた護衛艦ひえいの一般公開に行ってまいりました。JR摂津元町駅で降りますが、
何となくお洒落な雰囲気の街です。そこから魚崎車庫行きに乗り換え、終点で下車。朝夕の時間帯は阪神基地隊前まで
バスが出ているらしいのですが、それ以外の時間は随分手前までしかバスは通っておらず、そこから10分程埠頭の中を
歩きます。
一般公開が行われる1300前には、けっこうたくさんの人たちが正門前に集まってきました。どうやら昼前のNHKの番組で
今日の一般公開が取り上げられたらしく、中にはコンビニの卵焼きを肴にビールを飲んでいる人までいました。
と言う訳で1300開門。初めて訪れる阪神基地隊は、護衛艦が無ければ周囲の倉庫街に溶け込んでしまいそうな、地味な
雰囲気です。しかし今日は、埠頭に護衛艦ひえいが堂々とした姿を見せて停泊しています。
巨大な艦橋構造物です。なんだかジャイアントロボみたい
ですね。
格納庫には、SH−60Jを三機収容できます。さすがに
広々としています。
広大な飛行甲板にはSH-60Jが。売店も出ていました。
「特攻」のステッカーが貼られたヘルメット。心意気ですねえ。
右ウイング横のチャフ発射機。奥には12.7o重機関銃の架台が
あります。防弾板付きでした。
左ウイングから艦首部。5インチ単装速射砲が二つ並んでいる
のが、今となっては新鮮に見えます。
乗艦時に貰ったパンフレットを見ると、ひえいの艦齢は私とほぼ同じでありました。人間ならオッサン五分前といったと
ころですが、自衛隊の艦艇としては退役間近です。次に乗れるのはいつになるか、その機会があるのかどうかわかりま
せんが、最後まで護衛艦としての職務を全うしてもらいたいなあ…と思いました。