秦野の野鳥 タウンニュース秦野版Vol.95 2019.4.12掲載 写真/文 八木茂
タウンニュース秦野版に2011.4より連載を開始した秦野の野鳥コラムを紹介していきます。 (画像をクリックすると拡大します) |
2019.4.12
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アトリは大群で秦野に押し寄せたのは、もう25年も前になりました。 塒入りは、夕焼けの空に黒い集団があっちへ動いたりこっちへ動いたりして、海の中のイワシの大群の動く姿のようでした。 それからはほとんど見ることは無いと言っていいほどです。 都会の公園で群れで見られる時にも秦野では一、二羽しか見られないのです。 鳥の気まぐれと言えば簡単ですが、どのような要因があるのか、全然分かりません。 冬羽は灰色の頭部とオレンジ色の鳥ですが、冬羽から夏羽に変わる途中の頭は黒に灰色が混じったようになっています。 秦野では完全に夏羽の姿は見られませんが、夏羽に近い姿では下から見上げるとオレンジよりも黄色味の強い色とお腹の白とまっ黒い頭部が目立つようになります。 |