秦野の野鳥 タウンニュース秦野版Vol.33 2013.12.12掲載 写真/文 八木茂
タウンニュース秦野版に2011.4より連載を開始した秦野の野鳥コラムを紹介していきます。 (画像をクリックすると拡大します) |
2013.12.12版
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アオジと言って青いわけでは有りません。 アオゲラ、アオサギなど、アオの付く名前はほかにもありますが、アオジのアオはアオゲラと同じく緑を指す言葉でしょう。 ブルーの青には瑠璃が用いられます。 もっとも緑と見えるのは頭の一部が少し緑がかって見えるだけで、全体的には緑よりは黄色がかっています。 特に、オスのお腹は黄色い鳥と思うほどです。 夏に、北海道の平地や本州の高原地帯では、夏羽の黄色と黒がもっと濃い姿で、枝の先や木のてっぺんで綺麗な声でさえずっている姿を見ることができます。 ノジコと間違えるほどですが、嘴の色で区別できます。 秦野を含めて南の地方では冬鳥としてやってきて姿をあまり見せないで過ごします。 その夏と冬の過ごし方は、ルリビタキやビンズイなどと良く似ています。 |