秦野の野鳥   タウンニュース秦野版Vol.102 2019.9.13掲載 写真/文 八木茂


タウンニュース秦野版に2011.4より連載を開始した秦野の野鳥コラムを紹介していきます。  
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連載メモ        
2019.9.13
せいたかしぎ

  
セイタカシギは秦野市内で見られたのは2013年5月23日前後のニ三日でした。
水が入った田植え前の田んぼでした。二羽オスメスでした。
この時のオスは頭から目の下までが黒く覆われていました。

2019年の今回は、盛夏の8月19日から8月30日まで、ニ三羽が居ました。
周辺の田んぼは青々と稲が育っていましたが、この場所は休耕地で余り草が生えていませんでした。
飛来した当初は草も少なかったですが、
終わりの頃には草丈も伸びてセイタカシギでも全身を見ることはできなくなってきていました。
この間には、同じ個体が居続けたわけでは無く、途中で別の個体と入れ替わった時もありました。
同時期には、平塚市岡崎や真田地区でもセイタカシギが飛来していて行き来していたようです。
秦野市の田んぼの多くは鶴巻にありますが、休耕地は少なく、年間水の入ったところは有りません。
こんなことから飛来は稀になります。
今度はいつ飛来するのか楽しみです。  


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