サラブレッド格付協会のスピード指数

東京コース芝2000mを、500万下クラスの馬が走ったら、どんなタイムがでるのか?

当協会のスピード指数は、そのような考え方から計算しています。


1ハロンは200mです。たとえばハロン12秒で走れば、東京芝2000mは2分00秒。
たとえば、ハロン12秒が500万下クラスの平均としましょう。

実際に、○月△日に500万下クラスで2分01秒のタイムがでたとします。
ハロン12.1秒ですから、やや重い馬場(ハロンあたり0.1秒遅い)です。


また馬の過去の成績から、そのレースの出走馬のレベルも計算できます。
たとえばハロン11.8秒が出走馬のレベルという具合です。その場合走破タイムの予想は1分58秒。
500万下より、かなり上のクラスです。(1600万下程度)

そして実際には○月△日のこのレースは1分59秒でした。ハロン11.9秒ですから
予想より、ハロンあたり0.1秒遅いので、やや重い馬場と考えられます。

こうして、○月△日の芝は、ハロンあたり0.1秒遅い馬場としてスピード指数を計算します。


全クラス中、所属馬・レース数ともに多い500万下を目安にする。それ以外のクラスは、各レースのレベルを
ハロンあたりの予想タイムとしてあらわす。そして実際のタイムとのズレを馬場指数としています。

スピード指数は受験で使う、偏差値と同じように表現しています。
平均が50。60はかなり優秀。70は非常に優秀。

ただし、多くの馬が、未勝利クラスを勝ちあがれないことを考えてください。
スピード指数50の平均的な馬は、未勝利クラス5着入着程度です。
500万下5着入着クラスでスピード指数55と考えてください。



サラブレッド格付協会

[TOPへ戻る]


Copyright (c)Thoroughbred Ranking Asociation All rights reserved.