現在の大山庁舎(昭和33年建設旧役場)と棟続きの福祉会館(昭和41年建設旧名称)及び旧町民文化会館(昭和56年建設)の3棟は耐震化構造に成っておりません。

 大山地域自治振興会連合会では、旧町民文化会館廃館の情報を機に、昨年2月に、新しくなった呉羽会館の視察を経て、当会館建設の要望書を6地区自治振興会長の連名にて富山市に提出したばかりの段階にあります。

 昨年の熊本地震では、宇土市庁舎が崩壊寸前となり、災害直後に対応に当たるべき行政が機能不全に陥ってしまいました。財源不足などにより、全国でも庁舎の耐震化が不十分な自治体は多く、庁舎そのものが被災するケースは決してひとごととは言えません。またこの地域に災害がいつ起きるかもわかりません。従って、当会館の早期建設を推進していく必要があります。

 ただ、豊洲市場移転問題の報道に見られる様に、いつの間にか設計が上がりいつの間にか出来上がってしまった後、使い勝手が悪いだの環境問題が発生でてしまった等の責任感の無い対応で有ってはなりません。

建築設計前に予想される住民の要望をキチンと伝え、建設着工前の一次設計が上がった段階で再度使用者である住民の要望が反映される仕組み創りが大切だと考えています。

(仮称)大山会館建設について