2018、12、24(月)曇り 神戸に引っ越してきて間もない頃、クリスマス時分になると友人がさそってくれました。「本場のクリスマスケーキ」を作ろうと……。前もってラム酒に浸しておいたレーズンやナッツなどを生地にまぜて、猫の背中のようにまるめて焼き上げます。むっちり、しっかりした味は私はもちろんですが、家族たちにも評判でした。4,5年楽しみに続けていましたが、彼女が引越してしまうと、もうそれっきりになってしまいました。 あれはなんというケーキだったんだろう? 全く私ときたら、友人に頼りっきりだったもので、名前さえも「本場のクリスマスケーキ」としか覚えていなかったのです。 それがひょんなことから、「シュトーレン」だとわかりました! 神戸のケーキ屋さんたちが、神戸の新たな銘菓、代表するケーキにしたいと「クリスマスシュトーレン」をつくっているというニュースを見ました。 「あれ? 似てるなあ」 実際にシュトーレンを食べてみますと、確かにこの味です。 なんだかとてもうれしくなりました。 シュトーレンという名前はドイツ語で「坑道」を意味し、トンネルのような形をしていることからこの名前がつけられたとのことです。 このシュトーレン、きっと神戸に根付くと思いますよ! 神戸シュトーレン! いい響きです。いえ、いいお味です。 2018、12、17(月)晴れ 今日の神戸新聞朝刊に「おはなしの森4」の紹介がしっかり掲載されていました。近日中には店頭にも並ぶとのこと! 感謝です。 沢山の人たちに読んでいただけ、 そして喜んでいただけますように……。 2018、12、8(土)晴れ 師走になりました。私のまわりもやっぱり師走です。身体には気をつけるようにしながら、バタバタと日を過ごしています。大事なことを早くアップしたいと思いながら、今日になりました。12月25日発売で、「おはなしの森4」が神戸新聞出版センターから出版されます。 「あとがき」を心をこめてかかせていただきましたように、22人の作家さんたちに乾杯! 作品が大きく羽ばたいていってくれますように……。多くの方々に感謝して、そして、 どうぞ、皆さま、よろしくお願いいたします。 アマゾンでは予約がはじまりました。 掲載されている作家の方々は、帯に記されています。 2018、11、28(水)曇り 今の時代に生きているからこそ、出来るんだなあと思えることあります。 ――明るい色の服が着れる。どんな山にも登れる。木登りもできる。歌も歌える。自分の部屋が持てる。自分専用の電話を持てる、思いっきり笑える、泣ける、怒れる。好きな所へいける。好きな食べ物をいただけるetc。 「わああ、いっぱいだあ。体力と気力があれば出来ることがいっぱい!」 ほんの数十年前にはとても難しいことが、今ならば出来ます。 「長生きしていてよかったなあ」 ということで、今回はじめて挑戦することにしました。 ハレルヤコーラスを歌うことに! ソプラノ・パートは旋律をとることが多いのでやさしいだろうと思い、安易に選びました。ところがそのキーの高さにびっくり! しかもずっとずっと高止まりの旋律です。 「わあー、どうしよう」「出来るかなあ」「風邪ひかれへん」 今年は肺炎予防もインフルエンザ予防も早々済ませましたが……。 これから半月。相当な気合を入れないといけないようです。 2018、11、20(火)晴れ 神戸新聞の夕刊、毎月第一火曜の「絵本ファーム」を担当させてもらっています。毎回2冊ずつなので、早や70冊の絵本を紹介したことになります。幼稚園の先生時代から、絵本が好きで、ためこんできたものですから、紹介したい絵本にはことかきません? ところが、ここにきて異変に気付きました。 新聞掲載上、手に入るのが難しい絵本は紹介をひかえているのですね。だから選んでみて、まずは「今」流通しているかどうかを調べます。と……、 「品切れ」。 この言葉がよく目につくようになりました。発刊されてまだ10年もたっていないものも、私にとっては名作絵本と思っていた絵本も、 「品切れ」! もちろん、流通している素晴らしい絵本はまだまだ沢山ありますし、どんどん生まれてくる絵本があります。が、「品切れ」という文字を見ると、なんだかさみしく、「どうなってるのかなあ」と考えてしまいます。 2018、11、11(日)晴れ 私にとっては最重要と位置付けてしていました「童話塾IN関西」が、昨日開催。天候にも、自分自身の健康にも、周りの状況にも恵まれ、無事役目を果たすことができました。 私の担当は幼年童話でした。10作品。事前に読んで、どうしたらよくなるのか? どうしたら作者の方に分かってもらえるのか? 何度も読み、考えました。わたくしも先輩作家さんから見聞きし、また本から学ばせてもらったことですから。結果はとても喜んでいただけ、ほっとしています。童話塾参加のみなさま、ご苦労様でした。そして、ありがとうございました。 さあ、今日から心置きなく自分の創作にむかえます。といってもなあ……。 よりよくするためと、みなさんにお伝えした、描写のこと、視点のこと、登場人物のことなどなど、私もまた悩みながら、いえ楽しみながら創作しています。共に頑張りましょう! 2018、11、4(日)晴れ このごろ、「世代交代なんだなあ……」と思えることがよくあります。 昨日の土曜日は、私たちのキリスト教会のバザーでした。義母も教会に行っていましたから、彼女が生きていた頃は、わたくしたちの年代はまさに「若く」、バザーとなると中心になって動いたことです。その義母も亡くなって9年になります。そして今年のバザーでは、何と息子、娘たちと同じ世代の方々が大活躍。大盛況のバザーになりました。 近所に、私の英語塾時代の生徒さん一家が住んでいます。今も「先生、先生」と親しく声をかけてくれ、先日は銀杏をたくさん持ってきてくれました。留守にしていると、丁寧に食べ方を書いてドアノブにかけてくれています。細やかな心遣いに、「ああ、いいお母さんになって」と思いました。高校生と中学生の3人の子どもをたくましく育てる姿はまさに子育て現役です。なつかしく胸がじんとしたものです。 KCC(神戸新聞文化センター)教室の受講生の方々はいつのまにか、私よりも若い世代。みんなをみていると、かつての自分に出会います。どうにかして作品をよくしたいと貪欲に批評を聞き、メモし、考え、喜んだり、落ち込んだりしていたあの頃……。 「ああ、世代は交代する」と実感します。 けれど私は今、わたしの「世代」をつくっているのですね。悔やむことのない一生懸命の「私の世代」にしたいなあ……と、思います。 2018、10、25(木) 私はとっても早起きです。かつては、夜の11時ごろになって、「さあ、これからだ!」と気合の入る典型的な夜型でした。年のせい? いえいえ、生活習慣を健康的に変えたのです! とにかく、早起き、早寝の人になっています。ということで、今の季節、一仕事してベランダにでると、何とお月さんに出会うことがあるのですね。今朝もそうでした。 そして、もうひとつ、驚いたことに、道をはさんで見える、小学校の校舎にも明かりがついていました。朝6時です。もう学校に来られている先生がいらっしゃるのでしょうか? なんだか、幼稚園の先生時代を思い出してしまいました。もしかしたら、何かの研究校にあたっているのでしょうか? 2018、10、16(火) 私にとっては気の抜けない日々がつづき、これからもしばらく続きます。そんななか、昨日は奈良大和路、平城京界隈を歩いてきました。古墳めぐりを楽しむ「漫歩会」の人たちとです。元考古博物館の学芸員の方がコースを選んでくださり、みんなでわいわい言いながら、漫歩、いや万歩を目標に歩きます。ほとんどが退職後の方々。いろんな知識を持たれていて、飛び出す話も古墳談義だけでなく、様々でとてもおもしろい。 私はまだ4回目ですが、今回は出来れば書いてみたいとかねがね思っている「磐乃媛(いわのひめ)」の御陵も、コースのなかにはいっていました。思いもしていなかった話もきくことができ、まっこと! リフレッシュの一日でした。 帰って万歩計をみると、1万2千歩を越していました。 「磐乃媛」陵 2018、10、2(火) 今日、神戸ハーバーランドへ行く機会がありました。海側が美しく変わっているのに驚きました。遊園地跡地に運河にそって広い道が続き、レストランなどのあるレンガ倉庫、アンパンマン館、ショッピング街のモザイクなどなど、地続きでうろうろできます。 「ああ、これだけの広さがあったら、ここだけのために来てもらえるなあ」 なんだかうれしくなりました。ここ数年、ハーバーへ来る用事があっても、とんぼ返り! 散策することもなかったものです。驚きと共に元気をもらいました。 神戸は確実に活気を取り戻してきています。どうぞ遊びにきてください。特にハーバーランド界隈はよくなっています。 むこうに見える景色は対岸のメリケン波止場。ここへも地続きで行けます。 2018、9、25(火) 絵本「地震がおきたら」関連です。 兵庫県立聴覚障害者センターから、聴覚障害者のかた向けの手話動画、DVD作成そして、ネット配信が行われます。 神戸市のサイトから見ていただけます。 http://www.city.kobe.lg.jp/life/community/handicap/syakaikatdudou/shuwagengo.html 2018、9、24(月) 連休はいかがお過ごしでしょうか? 私は何処へも出かけていません。とは言っても自分のペース。目が疲れると散歩に出たり、買い物に行ったり、気楽にやっています。しないといけないことから優先順位をつけての動くのですが、少し忙しくしていて、大事な報告が遅くなってしまいました! 明日のこと。BL出版さんからは金曜日には連絡をいただいていたのに……。 「地震がおきたら」の絵本関連です。 明日(25日、火)夕方18:30~NHk「ニュース神戸発」にて、テレビ放映 兵庫県立聴覚障害者センターから、聴覚障害者のかた向けの手話動画、DVD作成そして、ネット配信が行われます。その紹介のようです。 機会がありましたら、見てくださいますようお願いします。 もうひとつ、ここdiaryに載せておきたいことがあります。 それは「ぴっぽ通信」。 現在、私はKCC(神戸新聞文化センター)の童話教室の講師をさせてもらっています。教室は前期と後期に分かれていて、前期つまり4月から9月までの成果発表!ということで、毎年「ぴっぽ通信」を出します。毎回テーマ(題)を決めて、受講生の方のひとことや私の童話にまつわる話などを載せています。それがなんと、15号を迎えました。ということはもう15年も……。「ありがとう」という言葉しかでてきません。共にいい作品を創るために、切磋琢磨していきましょう。ちなみに今年の題は「思い出」です。個性あふれる素敵なひとことが集まり、うれしくなっています。 冊子数が少ないのは、うっかりして残すのを忘れたから 2018、9、17(月) 神戸にもどってきてから、雑用の追われる日々を送っていました。なかなかここに出向いてこれなかったのですが、今日は特別うれしいことがありました。 みてくださいましたか! トップページを。 友人の葛本茂さんからメールが入っていて、「連休で時間がとれたから」と、何と! 「ピッポ・ポおはなし村」の表紙替えをしてくださいました。彼は Japan Ad Creators Corporation の会長さん。時間さえあれば、彼にはそんなに難しいことではないのかもしれませんが、私にとってはまたまた魔法使いの仕事のように思えました。ありがとうございました! 表紙にもっともっと本が並ぶように頑張ります。これからも見守っていてくださいますようよろしくお願いいたします。 2018、9、6(木) 台風20号にひきつづき、21号の襲撃、さらに北海道での大地震……、被災された多くの方々に、心よりお見舞い申し上げます。 普通なら、私は神戸にいるのですが、現在は東京です。あの神戸ハーバーランドや関西空港、そして今朝の北海道の様子をテレビでみています。クーラーのきいた快適な部屋で……。 どうぞ被災が少しでも小さく、少しでも早く元の状態にもどれますように祈るばかりです。 2018、9、3(月) 台風21号がまたやってきます。だもので、予定を一日くりあげて、今日出発することにしました。東京の息子宅へ。 今回は10日ほどの滞在なので、パソコンを持っていくことにしました。我が家ではまたWi-Fiを入れていません。古い建物で、夫と別のネット回線をもち、さらにプロバイダを変更したりして大変ややこしいことになっているからです。とはいえ、東京ではやはりネットやメールを使いたい。いつも使っているパソコンをキャリーバッグにつめこみました。むこうで、本当にネットが動くのかしらなどと、時代遅れの感覚に悩んだりして……、大層なことです。 大層だけれど、もう私もネット社会にくりこまれてしまっています。「書く」ためにはパソコンやネットと切り離すことはできません。機械にうとい私も頑張る! 「書く」ことが好きだから。もっともっといい作品を創れたらなあと思うから。 この急速な文明の発達の中、あっというまに名作ができないかしら? ありえないからこそ、面白い世界、魅力的な世界なのでしょう。 2018、8、24(金) 台風20号、今までにない激しい風と雨でした。風向きがちがったせいか、さほど窓を打つ音も大きくはなく、外をながめて「すごいなあ」とつぶやいていた感じです。夜中の11時半ごろでした。 次の朝、ベランダから家の中に入れていた朝顔に、はじめて花が咲きました。 ほっと慰められたことです。夫が「いい土だから」と残したベランダの隅の土に芽がでていたのを、植木鉢に植え替えたものです。 好きなことで忙しいのは幸せだなあとつくづく思います。私は児童文学が好きなのですが、もちろん、それは書くこと、創作することのほうでした。必然的に読むことも好きだったのですが、その上にもうひとつ、この年齢になりますと、増えることがあったのです。 「どうしたらよくなるのか?」を伝えることです。 この日曜日に、わたくしの所属する、児童文学創作集団「プレアデス」があります。そこで添削の役目を仰せつかったわけですね。それなりの時間と心とを使いますが、好きな世界ですのでがんばりましょう。児童文学がもっともっと子供たちのなかに浸透していってほしいと願って……。浸透するための必須条件は「良い作品」を書き、読み、そして伝える! なんと難しいことに、私は興味を持ち、好きになってしまったのでしょう! 2018、8、17(金) 今日は何とすがすがしい日なのでしょう。昨日まで蒸し暑く、雨が降ったり止んだりでした。だから余計そう思うのでしょう。個人的には、気にかかっていた仕事を一段落したということもあります。 久しぶりに、ウオーキングコースを「しあわせの村」にしました。歩いて往復すると、1万歩コース。だいたい7000歩をよしとしていますので、行きはバス。ところが帰りもちょうどうまい具合に時間が合ったので、またまたバス。今日は7000歩におよびませんでした。とはいえ、家の中でうろうろしているから、まあ、今日はこれでよし! 今年も美しい、サルスベリの花 2018、8、8(水) あっという間に日がすぎていきます。計画をたて、自分の分に合うように調整しながら動いているつもりなのですが……。連日の暑さで予定通りに進まない……。滞りがちになってしまいます。 そんな中、久しぶりに児童文芸家協会「キッズブックらいぶ」のみなさまにお出会いすることができ、元気をいただきました。催しは、長岡京市(京都府)のバンビオ「長岡京市中央生涯学習センター」のメインホールでおこなわれました。80人余りの親子さんが集って、とても楽しそうに過ごされていました。「ああ、いいものだなあ」つくづく、うれしくなったことです。出演者のみなさま、そして会場の係りのみなさま、参加者のみなさまに感謝します。ありがとうございました。 ここのところ、ひとつ気になっていたことがありました。「墓参」です。先月7月の西日本豪雨の影響で、バス道が通行止めになったままです。その真っただ中に墓苑の入り口があって、つまり通常のルートは使えないのですね。 違う路線バスと電車で行こうか? バスを乗り継いでいけるかもしれない? いや、やっぱりタクシーをたのもうか? ネットで路線をチェックして考えていました……。と、なんと、今日の乗ったバスの運転手さんが親切にもマイクで知らせてくれたのです。 「65系統はこの10日から正常運転となります」 おもわず、ヤッター! 13日あたりまでには!行こうと考えていたからです。 ほんの少しの崖崩れの影響でもこんなに不便を感じるのです……。被災地のみなさまのご苦労を思うと、復旧、復興が早く進み、日常が早くもどりますようにと祈らずにはおれません。 2018、8、2(木) いつも荷物をもってきてくださったり、取りにきてくださったり、お世話になっている宅急便のお兄さんが話してくれました。 「鼻血がでたんですよ。命にかかわる危険な暑さだと実感しました」 現役で働いておられる人たちの、この夏の大変さをひしひしと感じました。 とはいえ、 私もそれなりの年。水分をしっかりとって、睡眠もしっかりとって、なまける時間もしっかりとって! 熱中症対策を心がけています。 そして、 嗚呼、夫の本の整理に続いて、自分の本の整理も少しずつしていきたいなあ……。年を重ねるごとに、違った感じの忙しさが現れてくるのですね。 2018、7、25(水) 月曜日、久しぶりに実家にもどりました。実家と言っても、もう家はなく、姉と一緒に近くのお寺にお参りすることを指します。この暑さなので、いつもより早めに出かけました。するとちょうと通勤バスや電車に乗ることになり、これもまた久しぶりの状況に遭遇! 当然のことですが、通勤の若い男女の方々が乗っておられ、本を読んだり、スマフォをいじったり、目を閉じたり、様々です。混んでいたからかもしれませんが、以前よくみかけた、車内で化粧をする人はいませんでした。どことなく、自分が若かった頃の車内の雰囲気で、なぜかうれしくなりました。あの頃のワタクシと同じように、みんな、夫々の役割を担って、がんばっておられるのだなあと思い、心の中で「暑いから気をつけてくださいね」と言いました……。 立っていた私の横の、座っている女性が何かをおとされました。ぽとっと確かに音がしたので、私がかがんでさがすと、恐縮して「いいです、いいです」と言われます。かつて私も恐縮して、そう言ったなあとまたデジャヴ感覚です。 「何?」 「この片方です」 長めの銀のチェーンに小粒の真珠がゆれている素敵なイヤリングです。 「音がしたからね」 私は「いいです」と恐縮されるのをしり目に、「もしや?」と思い、私の大きな紙袋の中を調べました。諸々を出して、底をたしかめると、なんと! 出てきたのです。 「ありがとうごさいます」 あわてて、彼女はおりていきました。 なにもかもが危機一髪。ああ、よかったあ。 この日もものすごく暑い日でした。 2018、7、18(木) 暑中お見舞い申し上げます。 猛暑が続いています。どうぞご無理をされませんように。 今年度も日本児童文芸家協会「キッズブックらいぶinバンビオ(京都府長岡京市)」が開催されます。8月5日(日)、その頃には少し暑さが和らいでいるでしょうか? 私も楽しみに出かけていきます。スタッフのみなさま、ご苦労様です。 お身体に気をつけて、ますますのご活躍を祈ります。 2018、7、12(木) このたびの西日本豪雨で被災された皆様、 心よりお見舞い申し上げます。 一日も早い復興をお祈り申し上げます。 私も気になる方に、電話をしたりメールを送ったり、またお出会いして、話題にのせたりの「お見舞い」でした。ところが、ふと気がつきますと……。実は、わたくしの所へ、思いがけない方や久しぶりの方から電話が、ここ数日かかってきています。 「どうだった? 大丈夫?」 「大丈夫だったよ。すごい雨だったけど普段どおりだよ」 そしてまた、気がつきました……。実は、 いつも街に下りていくバス路線で、大きながけ崩れがありました。迂回して、時間をかけて運行されています。 今日はまた近くの所に大雨での避難指示が出ています……。私の住んでいる地域は異様な暑さの微風とどんより雲がおもくかかっています。とはいえ雨は降っていません。 私たちは自然災害と隣り合わせで暮らしているのですね。神戸には地震がこないと高をくぐっていた私も「地震は起こるのだ」と心にちかう!ことに! 大雨被害もまたそうなのですね。なぜこんなに災害が多いのでしょう。昔からそうだったのかしら? いや、最近多すぎる……。などなど自問自答しながら、ふと、「謙虚」という言葉が頭をよぎりました。 2018、7、3(火) 今日は第一火曜日です。その第一火曜の夕刊で、小さなエッセーと絵本の紹介「絵本ファーム」を担当させてもらっています。早や2年半にもなります。そんな中……、今日の夕刊は特別でした! ワールドカップ決勝トーナメント1回戦の結果が紙面いっぱいに踊っています。なんだかうれしくなりました。 次のページをめくると「絵本ファーム」が出てきます! 上、クリック「絵本ファーム」へ このコーナーを担当することが決まった時、夫は喜んでくれました。ふとあの頃のことを思い出します。 夕刊配達は午後の3時半ですが、朝刊は午前の3時半に配達されるのですね。 夫の介護をしながら、 「ポトン!」 朝刊が玄関のドアポストから落ちる音をきき、「ああ、朝が来たんだ」とほっとしたものです……。 こんなに長く続いていることに、私もですが、きっと彼も喜んでくれていると思います。 |