2015年12月 29日(火)晴れ
 
  神戸文学館にて、「キッズブック・らいぶin神戸」が開催されます。
 文学館で、広報していただいています。あちこちでの公演で好評を受けておられる若い作家さんたち(川越文子、中住千春、大川いこ、内田千恵、井上林子、石神誠各氏)の出演です。申し込みが必要ですので、よろしくお願いします。
 以下、文学館広報を転記します。

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「キッズブック・らいぶin神戸」 

2月6日(土)午後2時〜3時

【構成】 日本児童文芸家協会 

児童文学作家が自作のお話を子どもたちに届ける「キッズブック・らいぶ」です。神戸文学館の土曜サロンとして開催することになりました。詩、絵本、紙芝居を大きなスライド画面に映しての読み語りや、プチ人形劇の上演も。物語の世界がたっぷり楽しめる内容です。
 プログラムは@詩の朗読「もうすぐだからね」A人形劇「おたすけリュック」Bスライド絵本「あたしいいこなの」Cスライド紙芝居「どてカボチャ」。ささやかなプレゼントもあります。ぜひ親子でお越しください(小学生以下は参加無料)。もちろん大人だけでも楽しめますよ。


お申込み方法  

  •    申し込み:先着順(いずれも定員50人)
  •   参加料:200円
  •    申し込み方法:電話・FAX・はがき・E-mailにて「受講名称」「住所」「氏名」「電話番号」をお知らせください。
  •    電話・FAX:078−882−2028 (水曜日は休館日)
  •    はがき:〒6570838 神戸市灘区王子町3丁目12 神戸文学館あて
  •   E-mail:kobebungakukan@river.ocn.ne.jp
  •   館内でも申込を受け付けています。
  •    申し込み後、参加できなくなった時はご連絡ください。


神戸文学館

  •  〒657−0838
  •    神戸市灘区王子町3丁目1番2号
  •    電話・FAX:078−882−2028
  •    入館料:無料
  •    開館時間:平日10:00〜18:00    土・日・祝日9:00〜17:00
  •    休館日:毎週水曜日(祝日の場合はその翌日)12月28日〜1月4日まで
  •    交通案内 阪急電車:王子公園駅西出口から西へ約500m
  •    JR:灘駅北出口から北西へ約600m
  •    阪神電車:岩屋駅から北西へ約800m
  •    市バス:王子動物園前から西へ約200m

王子動物園西南角、赤レンガ造りのチャペル風建物

(関学の元チャペル、元市立王子図書館、元王子市民ギャラリー)




2015年12月 22日(火)晴れ
 11月に東京白金ロータリークラブでの卓話講演によんでいただき、お話をしてきました。その折「東京白金ロータリークラブ」からオリジナルの絵本を作られるとお聞きして、大変興味をもっていました、先日手にとることが出来て、とてもうれしく、ここに紹介したいと思います。

「みんながさみしくないように」
 文  みつおかまり   絵 いけだゆかり

      

  くまじいちゃんは森のみんなに慕われるやさしいおじいちゃん。
  お日様のにおいいっぱいのおじいちゃんはいつも願っています。
     「みんながさみしくないように」


 この絵本にはもうひとつの大きな使命があるということです。販売収益がボランティアグループの「むつき会」に寄付されます。「むつき会」は視覚に障害のある方々を支援されています。

お申込書送信先 東京白金RC fax: 03-3446-6450,
        e-mail: shirokane-rotary-club@dream.jp





2015年12月 16日(水)くもり
 急に寒くなってきました。お風邪などひかれていませんか?
 締め切りのある仕事や日日の用事に追われて、今日やっと年賀状制作にとりかかりました。11月終わりから届きはじめた喪中はがき。あの方、この方の寂しさを感じながら、ひとつの場所に保管していました。そして改めて、今日、取り出してみて、はっと気づいたのです。

 ふたつのこと……。
 ひとつはその喪中はがきの枚数の多さ。20枚をはるかに越えていました。まだ送られてくるかもしれません。今まで2桁枚数になることはなかったというのに……、何と言うことでしょう! ふたつめは、友人本人が亡くなったり、お子さんがなくなったりしています。胸が痛くなる驚きです。心からお悔やみ申しあげます。
     
 新種のシクラメンをいただきました。大好きな「シクラメンのかほり」の歌を思いおこし、匂ってみましたが、やはり匂いはありませんでした。あえていえば草いきれ……かな。
    
       




2015年12月 4日(金)くもり
 今日からルミナリエがはじまります。毎年、この時期がやってきますと、阪神淡路大震災への思いを新たにします。うちひしがれ、無言で歩く多くの人々、そしてわたくにとっても、あの時のあの輝きはまさに希望でした。開催期間や区間は小さくなったとは聞いていますが、今年もルミナリエが開かれたことに拍手! うれしいことです。

 今年はいろんな事情で出かけることが出来ないかもしれませんが、やっぱりこうして、アップしておきたい出来事なのですね。美しい光の祭典を楽しむと共に、21年前の出来事を昨日のように思いおこす方も多いことでしょう。今のこの日を感謝して……。



2015年11月 27日(金)晴れ
 急に寒くなってきました。みなさま、お風邪などひかれていませんか?
 わたくしはうれしいことに、元気で日日の仕事をこなしています。ここに報告したいなあと思っている間もなく、日がすぎさっていきます。何を忙しくしているのでしょうね……。
 ときどき自分に問いかけますが、やはり日用以外に、「書く」という思いがあるから、忙しくなるのでしょう。だいたい夜の10時にはパタン、キュウ! (パタンと目をとじると、急に休眠状態という意味)です。その代わり、朝は非常に早いです。重要なことはほとんどが朝のうちにこなしています。あまり早過ぎて、電話はもちろんですが、メールを出すのをひかえたり……。メールは発信日時がわかるからです。あんまり関係ないかな?
 こんなに早寝早起きになるとは思いもしていませんでした。
「わたしねえ、夜の11時が過ぎると、がぜん頭が冴えて、目がぎらぎらしてくるんです!」と、夜型を主張していた、あの頃のわたくしはいったい何処へいってしまったのでしょう。
 変わらないことは、やっぱり好きなことをしていること。書いても書いても書きたいことがでてきてしまいます。忙しいことは好きなことをしているから? 忙しいことは幸せなのかもしれません。



2015年11月 17日(火)くもり
 昨日、JR神戸駅と元町駅間の架線切れの事故があったとか。タクシーの運転手に聞いて知りました。わあ、大変だあ。わたくしのよく使う路線なので、それに朝のラッシュ時だったようで、思わず叫んでしまいました。
 わたくしは昨日、一昨日と、上京していました。いくつかの用事が重なったのですが、初体験がひとつ。
 それは東京白金ロータリーで、ミニ講演をさせていただいたことです。年配の方々が多かったのですが、共に昼食をとり、その後「児童文学が伝えられること」を話しました。単独では絶対にお目にかかれないような著名な方と親しく話ができたのもうれしい経験。年齢を重ねることも悪くない、ひとつ(書く)を続けることも悪くないなあ……などと思えた一日でした。
 熱心にきいてくださったロータリーのみなさま、ありがとうございました。

 東京から宿題をもらってきましたので、またがんばります!

2015年11月 6日(金)晴れ
 いい季候の日が続いています。どこかへふらりと出かけてみたいものですが、なかなかそうはいきません。次々とまとめておかないといけないことが出てきます。みなさまはどうでしょうか?
 明日は久しぶりにおでかけです。児童文芸家協会の「童話塾」に出席するためです。多くの童話、特に今回は絵本創作に関心のある方が集われ、その方達とお出会いするのも、そして絵本創作のエキスパート、正岡慧子先生の講演をお聞きするのも楽しみです。
 方向音痴のわたくしですので、間違わないで到着できるようにがんばります。というより、早めにでかけることにしましょう!



2015年10月 21日(水)晴れ
 そごう神戸店新館5F「紀伊国屋」書店に「おはなしの森3」が平積みになっていました!
 書く人も読む人もきっと楽しんでもらえると思います。ぜひ手元に一冊をと願わずにはおれません。作家さん21人の心がいっぱいつまっていますから……。そして感謝もいっぱい!

        



2015年10月 15日 (木)晴れ
 今日、待ちに待っていました「おはなしの森3」の発売日です。
 「あとがき」に、高浜直子さんと連名で以下の文章を載せています。
 ご助言、ご指導、ご支援よろしくお願いいたします。

       あとがき
 二〇一二年に『おはなしの森』第一巻を出版することができて以来、二〇一三年に「おはなしの森2」、そして今年は『おはなしの森3』がお仲間入りできました。   
 おかげさまで三冊がそろい、お力添えくださった皆さまへの感謝の気持ちでいっぱいです。掲載された二十一篇は、神戸新聞日曜版子育て欄「すくすく」に載せていただいた個性豊かな物語ばかりです。

 おはなしの森を覗いてみると、主人公たちが探検し、冒険し、変身し、動物たちと楽しく駆け回っています。地元兵庫の言葉も併せて味わってください。
 『おはなしの森3』も、短いお話が月ごとに並んでいます。子どもたちが自分で読めますから、学校での「朝の読書」に最適です。お友だちやおうちの人に読んであげたり読んでもらったりする間に、たくさんの発見に出会うことできるでしょう。
 本にはお話のほかに、表紙やさし絵を見る楽しみ、本の手ざわりや香り、ページをめくる楽しみと、たくさんの楽しみがつまっていますから、五感を知らず知らずのうちに育みます。

 そのために二十一人の作家たちは、何かお手伝いできないかといつも考えています。
 このたびも、素敵な装画を描いてくださった、竹内よし栄様はじめ、ご支援、ご助言いただきました多くの方々に心からお礼申し上げます。

 


2015年10月 7日 (水)晴れ
 すがすがしい秋晴れの日がつづいています。このような気候はしのぎやすく、動きやすく、働きやすいですね。
 
 昨日、今日と外出していて、もどってくると、昨日付の神戸新聞夕刊がおくられてきていました。何かしら? 開けてみると何と! 今回から月一回の割で連載してもらう「絵本ファーム」記事が載っていたのです。あわてて昨日の夕刊をみてみますと、当然しっかり載っています。第二週と思い込んでいましたので、「わおー!」うれしさと責任重大だなあとの思いで思わすへんな声が……。
 もし神戸新聞を読む機会がありましたら、昨日、10月6日を見直していただければうれしいです。次回は12月の予定です。楽しみに待っていてくださる方がひとりでも多くなるようにしっかり語っていきたいと思っています。
 このコーナーは創作ではなく、絵本の紹介をしています。
 


2015年9月 30日 (水)晴れ

 相変わらす元気に忙しくしています。すぐる25日(金)には、高校生のクラス会がありました。幹事になっていたもので、無事みんな楽しんでくれ、ほっ! 一次会を閉めるときに、いつも校歌をうたいます。半世紀も過ぎたというのに、おおきな声での合唱です。F君がハーモニカで伴奏をしてくれました。青春時代を思いおこしたことです。

 今、私は神戸に住んでいます。神戸文学館をご存知でしょうか?
 建物は、1904(明治37)年に関西学院大学のチャペルとしてたてられたものです。神戸らしい異国情緒と格式のある雰囲気があり、わたくしの大好きなところです。ここで、「キッズブックらいぶ」と「おはなしの森」3冊出版記念しての企画展が催されることになりました。

 「キッズブックらいぶ」は来年、 2016年 2月6日(土・午後)
 「おはなしの森」3巻出版記念 企画展
                 2016年3月中旬〜4月中旬   

 まだまだ先のことと思えますが、かかわる私たちや館長様はじめ文芸員の方々との話し合い、準備や作品の収集などが、もう! はじまっています。
 ここにきてくださる方々で,多くの方が展示にご参加くださることになると思います。追々、連絡が入ります。共にワクワク、一緒に楽しく、準備をしていきましょう! 子どもたちだけでなく、大人の方々もよろこんでくださるすばらしい公演! 企画展! となる予感がいたします。



2015年9月 19日 (土)晴れ
 朝の1時間弱のウオーキンクが習慣っぽくなってきました。習慣というわけにはいかないのかも? 週に4、5回の実行なのですが、かれこれ半年たちました。自分に「かしこいぞ、良い子だな、やるじゃない!」とほめています。スポーツ苦手で、何をしてもうまくいかない、続かないわたくしです。また冬になると、とぎれてしまうかもしれませんが、今は楽しく歩いています。
 
      
 
 ウオーキングの途中で、はじけそうなりっぱな栗をみつけました。



2015年9月 14日 (月)晴れ
 秋晴れのすごしやすい今日、久しぶりに古里、奈良県御所市へ帰りました。両親と弟の墓参です。いつもは夫の車に乗ってでかけるのですが、今日は仕事の都合で、わたくしひとりで出かけました。
 ということで、神戸市バスとJRと近鉄の交通機関を利用、乗り換えを5回もして、やっと到着しました。帰りも同じルートでもどってきます。 我が家のあるひよどり台のバス停に着いたとき、家に通じるゆるい坂がなんともうとましく思ってしまいました。
 ああ、わたくしも元気元気と言ってられない年齢になったのだなあ!
「花の命はみじかくて……」
 林芙美子氏の切ない言葉を思いおこしたことです。



2015年9月5日 (金)晴れ
 久しぶりの晴れ間に、いそがしく洗濯をすませました。お布団も干しました。このごろでは布団乾燥機がその役を担うようになりました。とはいえ、どなただってきっと、太陽にあてたほっかほかになったお布団が好きじゃないかしら。私もあのこおばしく、なつかしいにおいが大好きです。

 先日、同窓会の幹事になったことや、その案内状を出したことなどをこのdiaryに書きました。そして親友だったMさんに、
―「絶対に出席するので、出来たら会いたい」との便りを送りました。けれど……。何のコメントもなく、欠席通知がきたのです。
 その彼女から昨日、電話がかかってきました! 元気な声です。高校時代と全くかわらないおっとりとしたやさしい言い回しです。やはり、5年前に大病をしていて、遠出を控えているということでした。久しぶりに子や孫の話をしました。元気でよかったあ……。
 卒業して半世紀にもなるというのに、ふたりは一瞬にして、高校時代にタイムスリップしていました
 


2015年8月 28日 (金)晴れ
 私の住まいから通路をへだて、小学校がよくみえます。今は静かに、こどもたちがもどってくるのを待っている運動場や校舎たちです。わたくしもそろそろあの賑やかな子どもたちの声が恋しくなっています。みんな、夏休みの宿題できましたか? 遊びすぎて体調崩してはいませんか?
 もうすぐ新学期ですね。元気な声をいっぱいきかせてくださいね。

 わたくしも秋からはじまる新しいことに胸をわくわくさせています。
 先日、25日の火曜日、「おはなしの森3」の表紙絵のことで、神戸新聞総合出版センターまで、打ち合わせに行ってきました。先の2冊同様、「かわいい素敵な表紙絵となること、まちがいなし!」です。9月末仕上がりで、発売は10月半ばとなりそうです。21人の仲間に恵まれ、また世にでていく「おはなしの森3」。たくさんの人たちの手にとどきますように。
 またひとつ。
 わたくしはKCC(神戸新聞文化センター)で、「童話の書き方」教室の講師をさせてもらっているのですが、なんとはや、12年にもなるのですね。この度そのための表彰をうけることになりました。講師を引き受けた当初はまだ姑も健在でした。が、どんどん老いの人になっていき、夫や近くの娘にも助っ人を頼んで、教室にでむいたことを思い出します。たくさんの本当に優秀な受講生の方々に恵まれ、楽しく、そしてわたくし自身も学びながら、今日まできました。
 まだまだ報告しないといけないこともあるのですが……。
 これらの新学期から起こることに対しての共通言葉は、
 ああ、きっとみなさまも想像してくださったことでしょう……。
「感謝」です。



2015年8月 20日 (木)くもり時々雨
 同じ人であるのに、こうも変わるのかと驚いています。わたくしのことです。わたくしの若い頃は完全に「夜型」人間でした。夕食も遅く、テレビをみたり、家族とがやがや言って、さあ何かしようかと思った時間は確か11時ごろだった気がします。それから2時ぐらいまでがんばって…。だから朝はいつも起きるのがいやで、もっと寝ていたい。そんな人だったのですね。
 ある時期からは、寝る時間があればぐぐっと寝て、空いた時間にささっと自分の好きなことをする! 今から思うと魔法使いのようでした。といいますのも、夜遅くまで起きている子どもたちと朝の早い姑に付き合わないといけない時期があったのですね。あっというまに「魔法使い」の時がすぎて……。
 今はなんと「朝型」人間になっています。起きるのはあまり早過ぎるので内緒ですが、朝のうちに自分の仕事、特に大事なことをこなすことにしています。夜はもう10時になると眠気におそわれ、それ以降は何もできません。

 ああ、同じわたくしですが、年齢と共にこんなに変化しています。
 健康的な生活になったとはいえ、ふっと「夜型」「魔法使い型」の頃がなつかしい。いえいえ、その頃にもう一度もどりたいとは思いません…。
 いつの時もきちんと、必死で自分の好きな時間を捻出してきた気がします。わたくしはわたくしだったということでしょうか。



2015年8月 12日 (水)晴れ
 高校同窓会の幹事を引き受けることになったのは、もう2年前。夫とふたりだけの気楽な身分になり、いつも遠方だからと不義理をかさねていたからです。まあ2年も先だからと思っていたのですが、この9月開催となりました。忙しくなるだろうとの覚悟も杞憂となり、4人の幹事がそれぞれ分担して、案外スムーズにいっています。
 けれど……。
 名簿を制作していて、多くの同窓生がなくなり、住所不明の方も何人かおられます。それに大好きだった担任の先生も亡くなられ、今回から名簿の下の物故者として名を記すことになりました。

 高校時代、親友だったふたりのひとりが若くしでなくなりました。もうひとりの親友とは、お互いの忙しさもあって、年賀状のやりとりだけになって久しい。今回、わたくしが幹事になったので、「絶対に出席するので、出来たら会いたい」との便りを送りました。けれど……。何のコメントもなく、欠席通知がきたのです。あの彼女が何も返事をくれないはずがない……。わたくしがはじめて本を出したとき、喜んでラジオの道上洋三さんの番組に紹介し、花束をおくってくれました。静かなおっとりとしたとてもやさしい彼女です。すぐに電話をしてみましたがなかなかかかりません。
 もしかしたら、病気で……。
 わたくしたちの年では、もうそのように心配し、心配されてもおかしくないようです。また連絡をしてみます……、祈りながら。



2015年8月 4日 (火)晴れ
 連日の猛暑、猛暑。挨拶ことばに「溶けそう」を連発しています。
 そんな中で、ほっとするひとときがありました。
 わたくしの団地周りは比較的緑が多いところです。そして家のベランダからは小学校の校庭につづく小さな林がみえます。もともと六甲山系の山地を開墾してつくられたからです。
 早朝5時過ぎに、ベランダへ出たところ、
 ホケキョ ケキョ ケキョ
 ホーホケキョ
 何とうぐいすが鳴いています。小さな林のあたりからでした。
 春から夏にかけてよくきいてはいたのですが、まさか、この猛暑に!
 すこしばかり涼しい気持ちになりました。

 そして……、朝のこまごまとした用事をすませて6時頃、ベランダへ。 今度はうるさいばかりの蝉の大合唱です。額にわっと汗がふきでたことです。
 人もウグイスも蝉も、生きものたちは共に夏! 真っ盛りの中でがんばっているのですね。



2015年7月 28日 (火)くもり
 
 暑中お見舞い申し上げます。
 
 連日猛暑がつづいていますが、みなさまお変わりございませんか?
 一度連絡をとりたい、あの人、この人……。気にかかりながらご無沙汰しています。ついこの前までの私では考えられないことでした。思いたったらすぐに電話をしたり、メールを送ったり、手紙を書いたり、出向いていったりしたものです。
 どうもご無沙汰の原因は、出不精になっている自分にあるようです。
「家にいるのが楽しい」から、「家でしないといけないことが多い」から、「夢中になれる児童文学がある」から。

 数年前から、個人的にor公的に、童話の添削をひきうけることが多くなりました。一生懸命に書かれて作品を読ませてもらうたびに、私自身も身のひきしまる思いになります。十数年前に、はじめて神戸新聞文化センターでの「童話の書き方」講師を引き受けさせてもらった時、しっかり自分に言い聞かせたことがあります。「畑中弘子として童話を書かなくなったときには、講師を辞める」
 今もまだ講師を続けています。
 そして今も創作に立ち向かっています。
 子どもの心を共として、いい作品をつくりあげていきたいと思うばかり、ご無沙汰の方々には申し訳ないと思うばかり! 生きるとは選択するということなのでしょうか?



2015年7月 18日 (土)くもり
 降り続く雨、雨、雨。神戸も相当の雨量になったようです。わたくしの住む団地は高台にあるのと、地盤が石地ということで、被害はなかったようですが、皆さまはいかがだったでしょうか? お見舞い申し上げます。

 実は今日から、神戸文学館で「岡田淳の世界」が9月7日まで開かれます。神戸新聞「おはなしの森」にも毎年掲載してくださっている人気作家さん。その世界を「暖かい作品の数々。神戸にあるその秘密の工房を直筆原稿や、制作のノート、スケッチブック、立体作品などから探っていきます」と、案内状ちらしに書かれていました。楽しい世界が広がっていることでしょう。わたくしも出かけていこうと思っています。

 ちなみに、この神戸文学館は、児文芸「キッズブックらいぶin兵庫」の会場に決まっています。来年の2月6日(土)午後2時から約1時間。若手の方々が中心になって、子ども向けの素敵なショーが予定されています。どうか今から日をあけておいてくださいね。



2015年7月 11日 (土)くもり
 情報を知るも発信するも「腕がいる、業が必要」なのですね。そう思わされることがしばしばです。今日はちょっとおどろきました。わたくしは日本児童文芸家協会の会員なのですが、「こんなにすてきなところに私は居る」と思い知らされたからです。気づくのが遅いとおしかりをうけそうですが、情報をキャッチするのも「腕がいる、業が必要」なものですからおゆるしを……。
 日本児童文芸家協会は創立60周年を迎えました。

 神戸新聞に毎日曜日掲載されています「おはなしの森」。わたくしも時折担当していますが、このたび「おはなしの森」「おはなしの森2」につづいて「おはなしの森3」の発行が決まりました。こうして「おはなしの森」のなかで、みんなと元気に動いていることはとてもうれしいです。
 
黄河の森」の会報に「絵本からのエコ・メッセージ」を掲載してもらうようになって、はや十年、21回を数えることになりました。エコそのものをうたっている絵本はもちろんですが、その心を伝えているものなど、今回で21冊紹介しています。時間があるときに、ここにも載せてみたいとは思いますが……。
 
 つまり! 情報を知るも発信するも「腕がいる、業が必要」なのです。未だに携帯電話をうまく使いこなすことができない私ですから、当然と言えば当然。いろいろな方々に支えられて、今にいたっていまーす。



2015年7月7日(火)雨
 七夕なのにねえ……、神戸は雨です。天の川をたぶん、いえ絶対に見ることができないでしょう。案外この日にしっかり見たという記憶が、わたくしの長い人生の中ではないのですね。だからこそ貴重な7月7日、七夕さまなのかもしれませんね。
 残念に思うことはもうひとつあります。
 朝の散歩ができないこと。近くの「しあわせの森」を歩くのですが、四季折々の花や木や鳥のさえずりや雲の動きや人々の装いや……。付加状況もまた楽しい。早く梅雨あけないかなあ。



2015年7月1日(水)雨
 今年も早半分! 過ぎ去りました。
 半年を振り返って、何か進展があったかしらと思います。進展という言葉の前に「書くこと」を置いてみました。書くこと、描くことで何かいいことがあったかしら。あったようななかったような……。
 とはいえ、「書くこと」が楽しかったことは事実です。
 
 下半期は、あれもこれもが進展して形になってほしいと思います。
「おはなしの森3」のことも、「鬼の話」のことも、「古代の話」のことも、「絵本」のことも。
 そしてなによりも! やっぱり楽しかったといえる下半期でありたいです。

 さてさて、わが家のベランダで穫れたきゅうりとゴーヤ。きゅうり30センチ以上になりました。穫るのが遅すぎた? かも……。