2020、4、5(日)
 本当ならば、浮き浮き桜見物にいくところだったのに、念願の海外旅行にでかけるところだったのに、久しぶりにあの人たちと出会うことになっていたのに……などなど、公の会合や講座以外でも、予定がどんどんキャンセルになっていきます。
 このような経験ははじめてです。
 今は忍耐の時なのでしょう。今を大事にして今でしか出来ないことを今やっていきましょう。

       

       今、私の住んでいる団地は桜の花が満開。
    誰もいない遊び場に咲く桜も、きっとさびしく思っていることでしょう。



2020、3、30(月)
 どなたもきっとそうなのでしょうね。予定を入れていたことのキャンセルも目立つようになっているのではないでしょうか? 
 先週の水曜日、バスとJRに乗りました。バスはいつもだと始発にいかないと座れないほどの混み具合なのに、スイスイしていました。乗っているかたもマスクをしている人がほとんど。JRもかなりすいていました。
 久しぶりのKCC「童話教室」だったからです。マスク直用、いつもの円陣ではなく、学校の教室のような机の並べ方、間をおいて直席といった講座風景でした。それでも出会っての話し合いはやはり楽しく有意義です。
 終わって、私は先に帰るのですが、いつものように受講生の方は残って歓談していたようです。もちろんマスクをして、距離をおいて……。ああ、早く心置きなく話ができるような、移動できるような時がきてほしい。
 テレビで誰かが言っていました。
「気をゆるめてはいけない」と。 



2020、3、19(木)
 遠出をしなくなって久しい。そんな中で、このあたりは結構散歩にいい環境なのでよく出かけています。春は着実にやってきている感じです。固いつぼみだった木蓮があちらこちらで満開です。桜の花のつぼみも大きくなりました。東京に住んでいる息子からは桜が咲いてるとの便りをききました。
 春を待つ……、ふと新型コロナウイルス収束と連動して……。
 世界中が一日も早い、新型コロナウイルス収束という春を迎えられますように。
 
 また久しぶりに小学校の校庭に子どもたちが戻ってきました。
ベランダからみえるいつもの光景に嬉しくなっています。当たり前の光景がどんなにすばらしいか、今までも何度となく感じたことなのですが、今回も同じように感じました。
      
      



2020、3、13(金)
 文学仲間のおひとりが亡くなられました。
 石川純子さんです。
 わたくしが初めて彼女にお出会いしたのは、2008年のことです。「空堀から童話を書く」誌の作家インタビュー欄に載せていただくことになり、その取材で来てくださった時でした。なんと24年も昔のことです。それから、神戸新聞連載の「おはなしの森」にも参加してくださり、お出会いするといつもにこやかに声をかけてくださいました。
 2018年8月の神戸新聞には、彼女の楽しいお話「ロボット猫・ミータン」が掲載されました。つい昨日のように思います。
 ありがとう! 石川純子さん……。心からご冥福をお祈りいたします。

 お世話になった多くの先生や先輩をおくっていく悲しみを経験してきましたが、この度は共に歩んできた同輩を……。今を大事に過ごしたいと思います。



2020、3、8(日)
 みなさま、如何お過ごしでしょうか?
 私は元気に過ごしています。
 ことさらに、このような言葉が口をついて出てきます。
 世界中に猛威をふるっている新型コロナウイルスのせいでしょうか……。この騒動が一日も早く終結することを祈るばかりです。
 出かける時はマスクをつけ、帰って来た時は手洗い、うがいをしっかりして、部屋の換気に気をつけ、予防をしながら、静かに今を過ごしましょう。      
                        



2020、2、25(火)
 今の自分に言い聞かせていることは、「自分に合うように」。自分にあった遊びを、勉強を、散歩を、食事を、読書を、そして創作をしないといけないと考えています。
 これがまた難しい!
 ついつい過信して、食べすぎ、飲みすぎ、しゃべりすぎ、見すぎ、聞きすぎ、考えすぎをして、とうとう疲れてしまうのですね。「自分に合うように」と言い聞かせながら、動いている毎日です。
 そんな中、ふと思うことがあります。「これって、昔だったら絶対に無理だろうな……」が出来てしまっています。そのひとつがメール連絡があるのですね。電話やハガキでやりとりをしていたものがあっという間に意思疎通がで出来ます。見せたいものなども添付をすればいい。
 税務署まで行っていた申告もパソコンで出来ますし、先日、おくられてきたマイナンバーカードの更新もスマフォやパソコンのネットで出来ます。買い物もキャッシュレス。戸惑いながらも、時間やお金の節約がらみで、頑張ることになるのですが……。
 今日、近くのコンビニでポイントのつく2枚のカードが1枚に集約できると聞きました。「わかりました」。家にかえってやってみると、やっぱり難しい。こんがらがってきました。気にして時間をとられそうです。
 こんな時こそ。「自分に合うように!」
 レジで、ちょっと時間がかかっても、2枚を使ってポイントをつけてもらいましょう!
 現状と進化の難しい狭間をうろうろしている今日この頃です。



2020、2、11(火)
 今、誰もが心を痛め、ざわざわ騒がせているのはコロナウイルスのことでしょう。見えないというのは何とも恐ろしい……。歴史の中で繰り返されてきたウイルスとの戦いが今も現実として起こっている、続いているのですね。テレビを通して目の当たりに突き付けられる脅威に、ただただ「負けないで」、ウイルスを封じ込めてほしいと願うばかりです。
 私は去年の暮れから喉に弱さを感じるようになってマスクをよくするようになりました。多めに買っていたのですが、先日、買い足そうと思ったところ売り切れです。洗っても2,3度は使えそうですし、とんぼさんのHPで、「ハンカチでも代用できる」と教えてもらいました。以前にもまして、きちんとマスクをして出かけ、帰ってくると手洗いやうがいなどちゃんとしています。元気だからこそ、こうして好きなことが出来、好きなところへ出かけ、おいしく食事も出来るというものです!
 寒さ厳しい折、お身体には十分気をつけてください。マスク、うがい、手洗い、お忘れなく。



2020、2、3(月)
 今日は節分。毎年この時期になると、コンビニに勤めている友人が「恵方巻ね」と言って、にこっとします。ということで、今年もきちんと、好きな具の入った太巻きの巻ずしをいただきました。今年の幸せを呼ぶ方位は西南西とか。大体のところを向いて、「がぶり」。
 近くにあるコンビニは大変便利です。ソース、買い忘れてる! あれ?ゴマを切らしてるわ、疲れたからちょっと甘いものを……。ほんの数分で、手に入れることが出来ます。孫息子に教えてもらった「ファミペイ」のおかげで、スマフォを片手に走っていくだけです。年中無休で、いつもそこにあるものと思い込んでいました。
 が、何と、休みになるのです。リニューアルで、それも2週間もです。「開業以来一度もリニューアルしていないからね。迷惑かけてごめんね」と、友人もすまなさそう。「改装後、楽しみにしていてね」と付け加え、にこっとします。
 ああ、そうなんだ。もう10年以上、いやもしかしたら20年近くなるのかなあ?
 ふと、恵方巻をたべながら思ったことです。
―私はこの何倍も生きてきて、どれだけリニューアルしてきたかなあ……。



2020、1、25(土)
「すばらしい書き手」はいっぱいいるんだなあと、この頃つくづく思います。その人たちの作品が完成し、完成した作品を受け入れる出版社、編集者が多く居て作品が本になり、店頭にならび、ネット上にアップされたら、どんなに世の中が浮き浮きするようになるだろうなあ……。「初夢」です。よく考えると、今年は子や孫たちが結構長く居てくれたので、ゆっくりと初夢を見たり、考えたりする間もありませんでしたから。
 昨日も同人誌が届きました。やはり、発想のすばらしさに目を見張ります。
とにかく、若い方々の伸びやかな奇想天外な話が新鮮でうれしく、大きなエールを送ります。ひとつずつ、確実に、子どもたちの所まで届きますように。
 そして、私自身、柔軟な発想に叶わない分、しっかり「描いて」いきたいと思ったことです。ありがとうございました!

 毎日の散歩の中で、水仙の花を見つけました。
 この時期、夫と淡路の「水仙郷」へ何度か出かけました。今もきっと、楚々とした姿と優しい香りで、大勢の人たちを楽しませていることでしょう。

      

     散歩道にてみつけた水仙、桜の蕾はまだ見当たりません



2020、1、17(金)
 25年前の今日、1月17日、早朝、私たちの神戸を阪神淡路大震災が襲いました。朝は早い私なのですが、昨夜は遅く寝たために、少し寝過ごしました。台所に入ってテレビをつけると、ちょうど追悼式での「黙祷」までのカウントダウンが始まったところでした。
 5時44分という文字がテレビに写り、やがて、
5時46分……。
 テレビの前で、私も黙祷。
 テレビのむこうの場所はいつものように、中央区の東遊園地です。5000本の竹灯籠の灯がゆらぎ、沢山の人たちが黙祷をささげておられました。
 6434人が亡くなった阪神・淡路大震災。多くの家屋が倒壊し、「あるはずのない景色」が目の前に広がったあの日のことを今も鮮明に思い出します。

 昼好きに、孫息子のフェイスブックに、私が朝に見た同じ光景の写真と一緒に「……、私も初めて1,17の集いに参加しました」と書いているのを見つけました。そういえば沢山の若い方々も参加されていました。
 ああ、若い人たちへの震災の記憶の継承がなされているのだなあ。
 「ありがとう」という言葉が自然にでてきました……。



2020、1、7(火)
 若い頃から、暮れには私の「今年の重大ニュース」、年が明けると「今年の目標」をノートに手書きしていました。しばらくその風習を怠っていたのですが、今年は復活しました。2019年を振り返り、手帳をめくりながらいろいろ思い起して書いていると……、突然一つの言葉が浮かんできました。
「わたしは恵まれているなあ」
 やりたいといくら声高に叫んでも出来なかったかもしれないし、やらないでおこうとしてもそうはいかなかったかもしれない。そんな中で、無事に2019年を越えることができました。
「恵」が、2019年の私の言葉だったのかもしれません。

 2020年にクリアしないといけない事を列記していると……、今年もやりたいと思う目標があります。やりたくないと思う選択もあります。夫々をしっかり見つめながら歩んでいきたいなあ……。突然一つの言葉が浮かびました。
「今は個人の意思が大事にされる時代なんだ」
 今年のわたしの言葉は「今と意思」。
 今年も豊かで充実した一年となりますように。




  2020年 元旦         
       初春のお慶びを申し上げます。   
     
 旧年中は多くの方々の支えをいただき、誠に有り難うございました。
 本年も児童文学を真ん中にして、頑張りたいと思います。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。    畑中弘子