間ノ岳

                                平成23年7月24日

   6:30広河原発〜8:20大樺沢二俣分岐8:30〜(左俣)〜10:20八本歯のコル〜10:50トラバース道分岐
   11:00〜(トラバース道)〜11:50北岳山荘(宿泊手続き)12:05〜13:45間ノ岳13:55〜14:55北岳山荘着 泊

   日本で2番目と4番目に高い山、北岳と間ノ岳に登ってきました。
   さすが 高山植物の宝庫だけあって花・花・花・・・でいっぱいで、花の写真が多くなってしまいました。
   残念ながら 雪渓辺りからガスが出てきてその後もガスが切れることがなく 標高3,000mの間ノ岳へ
   の日本一長い稜線からの景色や山頂からの展望は見れませんでした。
   そして、実は今日が初めての山小屋泊。今まで日帰り登山ばかりで山小屋泊をずっと避けてきたが
   北岳に登るにはと 腹をくくって決意した。さて、さて山小屋泊はどうなることやら?

        
    広河原から北岳 雲がかかっています           野呂川に架かる吊り橋
    う〜ん、遠い!

        
    広河原山荘を抜け大樺沢へ                 沢沿いを 水の音をBGMに登ります

        
    クガイソウ                            ホタルブクロ

        
    センジュガンビ                         緑でいっぱいの登山道

        
    タカネグンナイフウロ                     視界が開け雪渓も見えてきました
                                      う〜ん 先はまだまだ長そ〜

        
    ミヤマハナシノブ                        オトギリソウ

        
    ミヤママンネングサ                      雪渓を見ながら登ります

        
    ヤマガラシ                            雪渓を間近で
                                       雪渓を横切る箇所もありましたが距離も短く
                                       アイゼン無しで十分でした

        
    雪渓を登り切って大樺沢を見下ろす            ミヤマキンポウゲ
    左側を登ってきました

        
    ゲッ、見上げればガレ場の急登               ミヤマカラマツ

        
    かなり急な梯子の連続のはじまり、はじまり        ヨツバシオガマ
    傾斜40度〜45度らしい
    疲労もピークになり足が上がらない
    手摺りにつかまり腕の力も使ってよじ登る 

        
    ウスユキソウ                          ようやく八本歯のコルに到着

        
    シコタンソウ                           八本歯のコルからトラバース道分岐へ
                                       標高差100m この岩場を抜けると分岐

        
    トラバース道分岐                        トラバース道 ガスってます 
    ここで北岳山荘と北岳山頂への分岐です
    トラバース道を通って北岳山荘に向かいます

        
    ハクサンイチゲ                         イワベンケイ

        
    ミヤマオダマキ                         トラバース道にもこんな梯子場がありました
                                      怖そうに見えるけど そんなんでもないです

        
    ミヤマムラサキ                         クルマユリ

        
    ハクサンフウロ                         辺り一面花畑  

        
    シナノキンバイ                         タカネナデシコ

        
    タカネヤハズハハコ                      コイワカガミ

        
    トラバース道を花に癒されながら歩くこと50分       間ノ岳へ向かう途中雷鳥にあいました
    北岳山荘に到着                         クリックで拡大
    今日の宿です 宿泊手続きをして間ノ岳へ

        
    イワベンケイ                           中白根山 標高3,055メートル
                                       ガスで展望はありません

   次に 写真は間ノ岳山頂になるがここで今日の行程は終わっていたかもしれない。後に来た3人組がいな
   ければ・・・。
   と、言うのも途中で ガスも出ているし雨も大粒になり 雨具もないし人もいない 明朝再度アッタクしようと
   引き返すことにした。暫くすると3人組が来て間ノ岳まで向かうとの事なので一緒に同行させてもらうことに
   した。もちろん 一番最後を申し訳なく着いていった。やはりこんな天気だと周りに人がいると安心する。
   やがて雨も小降りになり3人組のおかげで間ノ岳に向かうことが出来ました。感謝、感謝。

        
    間ノ岳山頂 標高3,189m                   三等三角点
    だんご3兄弟ならぬ だんご4兄弟の山頂標識
    日本で4番目に高い山
    ここでもガスで展望はありません
    ここで3人組に礼を言って別れ北岳山荘に戻る    

    本日の目的間ノ岳に無事到着して北岳山荘に引き返す。
    北岳山荘に着いて夕食まで2時間。晴れていれば辺りをふらふら散歩するのだが ガスでは景色を堪能
    することも出来ず部屋に入っていきました。部屋名は農鳥岳。9人部屋の一画A-2。
    先着4名うち3名が熟睡状態。部屋でもやることが無く 着替えて布団に横になるものの 今寝ては夜寝
    れなくなる。そうこうしているうちに 3名が起きだし 暫くして4名が入ってきた。そして山談義が始まった。
    17:00夕食の時間になり 腹一杯食べて寝ようと思い2杯目のお代わりはしたが 3杯目ともなると周りに
    はおらず遠慮しておいた。
    部屋に戻り また山談義に花が咲き 話がつきた頃20:00消灯。
    なれない山小屋と小腹も空いて寝れるはずも無い。それでも夜は更けていくのであった・・・。
    海の日の3連休は定員150名のところ250名の宿泊で2人で1つの布団だったようだ。それを思うと一人に
    一つの布団があっただけ良かったかな。


                            翌日へ to be continued