出典 国土地理院２５０００分の１地形図 柳島
今回の「不動滝」、映画の滝とは全く関係ありません。
今日は、中高年の夫婦が、滝を見物して、安塚でそばをたべてゆっくりする、というストーリーです。
道に迷うことはありませんでした。旦那のほうは一応このエリアの案内人ですから・・・（映画でもガイドがいたから同じか？）
しいて話題になることといえば、この滝、先日、ＮＨＫ ＢＳプレミアムの「にっぽんトレッキングBEST20」に取り上げられました。信越トレイルの紹介の中で、ガイドが「とっておきの場所に案内する」といってこの滝にパックンを連れて行きました。
その映像がきれいだったのと、ちょっと寄り道する、といった雰囲気の紹介から、「あの滝はどこにあるのか？」と信越トレイル事務局に問い合わせが殺到しているそうです。
実際にはこの滝、信越トレイル本線から歩くと片道一時間ほどかかり、ちょっと寄り道、ではありません。まったく人騒がせなガイドです！（すみません。私です）。
「ちょっと寄り道」ではないので、今回、滝見物だけを目的にいってみました。
時間があれば、菱ケ岳の登山と組み合わせてもいいですね。
付近のブナはそろそろ落葉にはいってしまっていますが、それも美しいです。ブナ以外の木々はまだ黄色い葉をつけているものが多いです。
駐車場からの下降は急で、ロープが固定されているような場所もあります。気を付けて降りてください。
でも・・・映画のおばさんたちを笑えません。結構「信越トレイル」には街着のような姿のお客さんが来るんです。「えーっ？雨具？ライト？そんなもの要るの？登山じゃないでしょ！」
これはお客さんのせいではなく説明する側の責任ですね・・・気を引き締めていかなくてはいけません。
急な斜面を下降し、１５分ほどで滝が見える台につきます。下を回り込んで滝壺付近まで
いくこともできますが、滑りやすいので気をつけて
落差は３０ｍほどで、２段に別れてます。
大ぶりではありませんが、近くまで寄ることができるので楽しいです。
同じルートを戻ってもいいんですが、１時間ほどで周回できます。沢の対岸の
急な尾根を登りつめるとまだ紅葉が美しい。
ぶなは葉を落としてしまっていますが、ヤマモミジ、ウリハダカエデなどがまだまだ美しいです。
帰りは飯山に戻らず、安塚物産館でお蕎麦をたべて上越まわりで帰ります。